2025年11月の記事一覧

　１０月２４日（金）、５年生が、収穫した米を脱穀する作業を行いました。農業ボランティアの藤原さん、夏目さん、中山さん、鈴木さんにお力添えをいただきました。

　あいにくの天候のため、体育館前に脱穀機や千歯こき、唐箕等の昔に使用した道具を持ってきてくださいました。

　５年生の子どもたちは、昔の道具にふれ、実際に脱穀等の作業を体験することで、昔の米作りの大変さを感じながら、農家の皆さんの苦労や工夫、ありがたさを感じてくれたのではないかと思います。

　１２月上旬に「お米の会」を開きます。おいしいおもちでボランティアのみなさんと交流します。

　１０月２９日（水）、３年生が選果場へ見学に行ってきました。「三和子さんの柿畑で収穫された柿はどこへいくんだろう？」という課題を解決するために出かけました。

　当日は、農家の方から届けられた柿が全国の市場へとトラックで運ばれるまでの様子を見学させていただきました。

　３年生の子どもたちは、興味津々で係のかたの話に耳を傾けたり、選果場の様子を見て熱心にメモを取ったりしていました。

　人の目で見て、手で仕分けする行程、機械で大きさを仕分けする行程、段ボール箱に自動で詰める行程、柿が詰められた箱をロボットが運ぶ行程等々、選果場の工夫をたくさん学ぶことができました。

　残念ながら、三和子さんのコンテナを見つけることはできませんでしたが、石巻地区で収穫された柿が全国の市場へと運ばれるまでの様子を見ることができ、重要な産業である柿栽培を通して、この石巻地域への関心が高まったことと思います。当日お世話になりました選果場の皆様、三和子さん、ありがとうございました。

　１０月３０日（木）、いよいよホタル放流会の日を迎えました。４年生は、朝からドキドキ、そわそわしているように感じました。他学年の子どもたちは、放流を楽しみにしている様子で、ウキウキ、わくわくしているようでした。４年生はこの日のために準備してきました。

　どのぐらいの幼虫が育ったかな？

　前日は、３年生にも協力してもらい、水槽からホタルの幼虫を一匹一匹大切に容器に移し、放流会の準備をしました。

　ホタル放流会は、４年生の司会で会が始まりました。

　放流するホタルの幼虫は、１０１１匹でした。４年生からは、全校児童に放流について気をつけてほしいことが伝えられました。

　放流の時には、お世話をしてきた幼虫たちが来年きれいに光る姿を見せてくれるように願い、全校児童で心をこめて放流しました。

　来年の５月～６月に、嵩山の里を、ホタルが飛び交う光景がとても楽しみです。これからも継続して嵩山の自然をみんなで守っていきたいものです。

　本年度は、１つの水槽のカワニナが全滅という困難もありながら、その問題を解決し苦難を乗り越えてきた４年生。あきらめそうになりながらも友達、先生と協力して取り組みました。そのかいもあって、多くのホタルの幼虫を自然にかえすことができました。

　４年生よくがんばりました。ありがとう！

　当日の様子が東海テレビ『NEWS ONE』で放映されました。
　YouTubeで「嵩山小学校　ホタル」と検索すると、映像を見ることができます。まだのかたは、ぜひご覧ください。