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1年生出前授業「海ごみについて」

    

 10月14日(金),1年生が総合的な学習の時間に出前授業「海ごみについて」を実施しました。「梅田川に落ちている大量のごみはどこからきたのか」「マイクロプラスチックとは何か」という疑問を解決するため,生徒たちは講師にお招きした愛知県環境局資源循環推進課の職員さんの話を真剣に聞き,「愛知県の海ごみは,内陸部で出たごみが,川などを流れて海にたどり着いたものが多い。南稜校区の梅田川は河口部に位置し,潮の満ち引きによってごみが海と川の間を行ったり来たりしている。」ことを学びました。「海ごみをなくすために,みなさんは何ができるでしょうか」という講師の問いかけには,多くの生徒が挙手をして発言し,環境問題に対する意識の高さが感じられました。今後は水質調査や生物調査を行いながら,梅田川の生態系を未来に残すために自分たちにできることを考え,実践していきたいと思います。

【生徒の考えた海ごみをなくすためにできること(一部抜粋)】

・いつでもごみ拾いができるように,ビニル袋をかばんに入れて持ち歩く。

・買い物をするときには,本当に必要なものか考えてから購入する。

・ごみを捨てた人を見つけたら,そのごみを拾う。

・魚が食べても問題ない素材でトレイなどを作る。

・バスケットゴールのように,ついついごみを入れたくなるごみ箱を設置する。

・ごみのポイ捨てに関する法律を強化する。

・ローカル番組や新聞で海ごみのことを伝える。

・マスコットキャラクターをつくり,TVやイベントで訴える。