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4の1お話タイム参観しました

4の1お話タイム参観しました

令和4年10月12日

 

 本日、4の1お話タイムを参観しました。先にお伝えした通り、お話タイムは「教員と児童が話し合い活動をスムーズに進められるようにするためのトレーニングの場」そして、「児童が日頃、どのような生活を送っているのか、どんなことを考えているのかを知るための相互理解の場」として、実施しています。

 テーマは『好きな教科』、思い思いの意見が出されます。「算数です。やればできる」「体育、遊べる」「図工です。いろいろな物を自由に作れるから楽しい」「国語です。漢字を書くのが楽しい」「え、漢字が楽しいの?」時々、つぶやきが聞こえてきます。「道徳、話し合うことが好き」「〇〇さんと同じで、道徳。自分もその場で、どう行動するか考えて話をするのが楽しい」日頃、本校が大切にしている授業スタイルを、子どもの意見から確認できました。「算数です。答えがはっきりしていている。計算が楽しい」この意見に付け足しをし、「私も〇〇さんと似ていて算数です。方法を探して解くと楽しいから」問題を解決する過程に興味をもつ子どもの存在を確認できました。

「クラブです。この前、ラケットに蝶がとまった」「理科です。昆虫の模型を作れるから」子どもの意見に対し、「やっぱり昆虫につながるんだね」と担任が切り返します。児童との相互理解の上で、互いの信頼関係の強さが感じられました。

「算数と言った〇〇さんに質問です。どのように問題を解きますか?」「教科書をみて、試してやってみます。」「〇〇さんに似ていて、方法を使って解く時、手が痛くなる。でも、終わった時、解放された感じがする」子どもの感覚を再発見した瞬間でした。

「図工です。テーマが決まっていても、形を自由に考えられる。そこには、自由が必ずあるから」民主主義を唱える我が国で、自由を希求する姿の存在を、子どもの世界にも確認できました。

 実りの秋。担任と児童との間の信頼関係は、十分実ってきています。次は、この実りをもとに、児童間の信頼関係や確かな学力を実らせていきます。