日誌

校長が授業をしました

校長が授業をしました

令和5年11月30日

 

本日、6年生を対象に標題授業を行いました。テーマは「戦争と愛大」6年生は、先日愛知大学内にある戦争遺跡の見学を行いました。予備知識として、愛大がもともと第15師団跡地にできたことは知っています。ただ、戦争の歴史と愛大の歴史がどのようにリンクしてくるのかという点については、未習です。その穴埋めをするという主旨での授業でした。

 東亜同文書院という学校が、愛大の前身です。この学校に関連する人物として、孫文や近衛文麿等、歴史上の人物が登場してきます。また、昭和天皇も2度愛大を訪れ、それぞれの時期に植樹をされています。

 校長より、戦争の歴史はペリー来航から始まっていること、不平等条約を打破するため国力を高める必要があったことなどを説明します。戦争反対は、誰もがもっている共通願望です。ただ、戦争のメカニズムを知ると、その回避方法はとてつもなく難しいものになってきます。平和を希求する態度は、単なる感情論だけではなく、多角的な視点のもとに方法論まで備えたものでなければなりません。近未来は、目の前の子どもたちが想像し、創造していきます。未来を託せる子どもを育てるよう、全身全霊で教育活動に取り組んでいきます。