◇仮説①に対するてだて
(1)生徒の心が動く(興味関心をわきたたせる)問題解決的な単元づくり
・生徒の心が動く教材を選定したり、出合わせ方を工夫したりする。
・教材に出合った生徒が問題意識をもち、調べ、考え、判断し、表現するという探究的な学習活動を取り入れることで、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させながら学ぶ構造を仕組む。
・協働的な学びの場面において、生徒の思考を揺さぶり、思考を深めるための教師支援を講じる。
(2)躍動感のある(生徒がICTを使いたいと思える)ICT活用
・時間・距離・間などの制約を取り払った交流や活動を実現する。
・協働学習支援ツールを用いてリアルタイムで考えを共有しながら学び合うことができるようにする。
・教科ごとの特性に合わせ、教科の学びを深めるために役立てる。
◇仮説②に対するてだて
(3)自分を見つめ、学びをつなぐ(自分で学習を調整する)振り返り
・自分を見つめる振り返り
「わかったこと」「できるようになったこと」「仲間の考えから参考になったこと」「まだもやもやしていること、迷っていること」を記録する。
・学びをつなぐ振り返り
「次の授業でチャレンジしたいこと」「解決したいこと」を記録する。
・(単元の終末で)自分の成長を自覚し、更に成長するための振り返り
単元を通しての自分の学びを振り返ることで、自分の学びの成長の段階を自覚しながら学習を自己調整し、更に自分を成長させるために次の学びに向かったり、学びを生活に生かそうとしたりする。