豊橋市立新川小学校
 

お知らせ

令和4年度 コミュニティ・スクールに向けた新川小の取り組み

 

1 経過報告

4月28日(木) PTA総会でコミュニティ・スクール(以下、CS)の紹介

5月25日(水) 第1回学校評議員会 CSの方向性、学校運営協議会、活動内容などを紹介

           コーディネーターとしてT氏を推薦及び承認

7月21日(木) 教職員校内研修

            講師 八町小学校長 山本 武志 氏

            演題 「ボーダーレスに人と関わり、よりよい社会を創り上げる子どもの

育成~新川校区の教育力をいかした問題解決的な学習を通して~」

8月4日(木)  CSに向け地域の方との意見交換会(熟議)

8月19日(金) 地域とともにある学校づくり愛知フォーラム・研修会【刈谷市】へ参加

8月23日(火) 豊橋市コミュニティ・スクール研修会へ参加

10月20日(木)CS先進校への視察【山口県】

12月7日(水) 地域学校協働本部となる新川校区社会福祉協議会でのあいさつ

          豊橋市教育委員会CS担当指導主事

11月      地域ボランティア組織「CSコネット」の立ち上げと登録者募集案内

1月23日(月) 教職員校内研修

          講師 愛教大大学院教授 神門 大知 氏

          演題 「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの

育成~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~」

  1月27日(金) 新入学保護者説明会で、CS及び「新川コネット」の紹介

  2月       CSの活動を踏まえた令和5年度新川小学校カリキュラムの改訂

 

2 令和4年度の地域と連携した取り組み例

 (1)CSについて地域の方との意見交換会(熟議の場) 8月4日(木)
     
 (2)6年生体育「バレーボール」指導への支援  9月
     
 (3)1年生生活科「秋を見つけに」指導への支援 10月
     
 (4)6年生総合「SDGs発見」指導への支援 10月
     

 (5)5年生家庭科「ミシンの使い方」指導への支援 11月
     

 (6)マラソン大会 児童へのココア提供 12月
     

 3 令和4年度の取り組みのまとめ

令和5年度4月にスタートするコミュニティ・スクール(以下、CS)に向け、本年度はその

準備年度となります。そこで、本校ではこれまでの学校評議員制度からCS運営の核となる学校

運営協議会への移行と、CSを進めるにあたり人材バンク的な役割を果たす地域学校協働本部の

2つの組織づくりをすすめました。

 1つ目の学校運営協議会については、ほぼ人選を終え市の承認を得るのを待つ状態となってい

ます。また、新川校区では校区の各種団体が顔をそろえる社会福祉協議会が定期的に開催されて

います。そこには校長・教頭も在籍するため、学校の課題を共有したり、教育活動への理解を求

めたりする場となっています。CSをスタートするにあたり、地域と学校を結ぶ最適な場である

この社会福祉協議会を地域学校協働本部となるようこの会の承認をいただきました。今後、CS

を展開するにあたり、必要となる人材についてはこの場を通じて依頼・募集をかけていくことに

なります。なお、人の依頼・募集・管理などの実際の運用については新たに「新川コネット」と

いう組織を立ち上げ、これにあたる計画です。

   一方、CSを進めるにあたり地域と協働するためには「いつ、どこで、どのように」が定まっ

ていないと依頼が難しくなります。そこで、本校では令和5年度用のカリキュラムを準備して

います。そこには、この「いつ、どの活動で、何をするのか」が分かるようにしたいと考えて

います。今年度末にはこのカリキュラム完成し、4月からの運用につなげたいと考えています。

 最後に、地域のかかわり方ですが、これには2通りあると考えています。1つ目は「子どもの

生活を支える」かかわり方です。これは学校が抱える課題に対するサポートとなります。例えば、

子どもたちの見守り、環境整備、教育活動への補助などがこれにあたります。2つ目は「子ども

の学びを支える」かかわり方です。これは実際に授業に入り込んでいただき、教師といっしょに

学習を後押しします。例えば、「水上ビルの活性化」「ゴミ問題」などの学習の際、深くかかわる

人材として、子どもに問題提起をしたり、助言を与えたり、評価したりする活動が期待されます。

この場合、インタビューに答えるといった1回の訪問で終わる場合もあれば、その学習全体にか

かわっていただくことも考えています。なお、CSに参加したい方と思われた方は、当ホームペ 

ージ上に「新川コネット登録用紙」を用意しましたので、これを用いて学校(窓口は教頭)までお

申し込みください。

   以上のように4月からの実践に向け、地域の方の支援を受けながら準備をすすめてきました。

今後は試行を重ねながらCSがより一層効果的になるよう改善を重ねていきたいと考えています。