学校ブログ 創立152周年の記録(主担当:校長)

実験を知り、人柄に触れ、学びを深める! 6年防災科研出前授業

磯辺小で「実建物を対象とした瞬時損傷判断技術の実証実験」が計画されてからお願いしていた、子どもたちへの「出前授業」が実験開始から1年が過ぎた今日実現しました。一流アスリートの吉津拓歩先輩と交流と同様に、一流研究者、技術者からの出会いは、多くの気づき、学びが得られたことと思います。3時間目は、本日来校いただいた16人もの講師のみなさんの紹介と、そのチームによる共同実験の概要を説明していただきました。

防災科研のみなさま.mp4

名古屋大学のみなさま.mp4

東京大学のみなさま.mp4

4時間目は実験が行われている南校舎及びその周辺を見て回り、実験の詳細について実物を見ながら教えていただきました。

むくろじの木の前では、LEDアラートシステムについて教えていただきました。地震発生時に、瞬時に建物の安全性を判断し、赤、黄、緑でそれを伝えてくれます。

揺れを判断.mp4

南校舎の2階「学びの空」では、各クラス2グループに分かれて学びを深めました。青いゴーグルをのぞきこむとVR技術により、映像で地震を体験できます。テーブルに並んでいたお茶碗が一斉に自分に向かって転がってきます。大地震では、グランドピアノが自分に向かってくると聞いたことがありますが、そんな危険性を体感できる映像技術でした。

 揺れを体感しています。.mp4

こちらは磯辺小の校舎の床や壁に設置されている「揺れ」を感じるセンサーの体感実験です。センサーの近くでジャンプすれば、振動を波形で見ることができました、大きな声による「振動」もキャッチできました。こうしたセンサーにより、地震による建物のゆがみをとらえます。

規則正しい振動波形.mp4

声も振動です。.mp4

3階のコンピュータ室では、様々なデータを集約しているコンピュータの本体を見せていただきました。また、床に埋め込まれているセンサーについても見せていただきました。

実験の心臓部.mp4

振動計.mp4

屋上に設置されているカメラは、地震発生時に発生する土煙や炎をとらえて、AIで建物倒壊や家事を見極めるものです。

映像分析技術.mp4

給食の時間は、防災科研、東京大学、名古屋大学の研究者のみなさんと会食し、交流を深めました。研究者のみなさんは、私が高校時代に避けた数学の微分積分や理科の物理を学び、その学びをいかして、人の命を救うプロジェクトに参加している理系のエキスパートの方々です。「理科」「数学」の学びを究めると「人の命を救う」仕事もできるということに、実感しました。研究者の人柄に触れ、子どもたちが勉強の楽しさや意味をちょっとだけでも感じてくれるきっかけになってくれればと思いました。

こうした気づき、学びを深める機会を得ることができたご縁に心から感謝しています。

 給食交流.mp4