学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

2025年1月の記事一覧

「君は風を感じたかい?」 「ランチャレ」800mコース試走会

1月28日(火)に開催を予定している「ランランチャレンジ」のチャレンジ部門800m特設コースの試走会を開催しました。今日の試走会には230人を超える児童がエントリーしてくれました。全校児童の半数以上が参加し、想定以上の大盛況となりました。

中校舎と南校舎の間の草地や砂利道を走るため、子どもたちがケガをすることのないように用務員さんが走路整備を行ってくれました。また今日の試走についてはママの会をはじめとするボランティアの方がコースの監視や注意喚起、着順判定までもお手伝いをしてくださいました。

子どもたちは気持ちよく、新鮮な気持ちで800mを走り切りました。おかげで子どもたちも、苦しいはずの800m走もあっという間に終わったと感じられたようです。さわやかな風を感じてくれているといいなと思っています。私はまだ疲労だけしか感じられません。風になりたいなあ。

 

 

 

「やってみよう♪」で一斉スタート! 長放課「ランチャレ」練習 

今日は、昼休みに800mチャレンジコースの試走がありますが、子どもたちは2時間目が終了すると当たり前のように運動場に集まってきます。音楽に合わせて思い思いに準備体操を始めています。

教員からの指示もなく、いつ走り出すのかな?と子どもたちを眺めていると、準備運動曲の最後のフレーズ「やってみよう」で堰を切ったかのように、一斉に走り出します。ある意味壮観な景色です。

子どもたちの中には、自ら進んで、試走コースづくりのお手伝いをしてくれる子もいました。自ら考え、自ら動き出せる磯辺小の子どもたちはすてきです。そんな子どもたちを見守ってくれているむくろじの木がなんだか笑っているように感じられます。

 

 

「ダバダ~、ダ~、ダバダ~」がよく似合う! 1年給食 すいとん汁、サンマの銀紙焼き

今日の給食は、ごはん、牛乳の定番に、サンマの銀紙焼き、すいとん汁とミニトマト。メニューとしては、比較的渋めと混じましたが、1年生は、魚もお汁もおいしくいただいてくれていました。

サンマの銀紙焼きはみそ味です。すいとん汁の「すいとん」は、小麦粉に水を加えて、練って団子状にしたものです。戦時中などの食糧難の時代に、米の代わりとして食された「すいとん」ですが、現在では、表面がつるつるして、白玉だんごのような食感やおいしさを味わうことができました。1年生は「ダバダ~」で有名な「違いの分かる子どものすいとん汁」のように、CMに出てもいいような、すてきな笑顔で、おいしそうに食べてくれています。

「やさしいなあ」厚底シューズと磯辺っ子

明日は、800m試走の日です。ランランチャレンジ当日(1/28)に向けて、長放課の練習にも、熱気が帯びてきました。2時間目終了のチャイムが鳴り終わると、子どもたちがどんどん集まり始め、準備運動を始めます。低学年の子どもたちは待ちきれずに、すぐに走り始めてしまいます。

私の今日の目標は、1200mをエレガントに走ること。今日はちょっとおニューのクッション性の高いシューズで走り始めました。気持ちいいですね。ランニングシューズはちょっといいものを履きたい気分になりました。足にとってもやさしいんです。

目標を走り終えた子やトラックの周りで遊びながら見学している子が、「がんばれ」と応援してくれます。声援が温かく、磯辺っ子は優しいなあと感心します。

走っている途中、転んでしまった下級生を見かけると、6年生がすぐに駆け寄って声をかけてくれ、ケアをしてくれます。優しい6年生と感心しました。ほいっぷで幼児を見かけて、声をかけ一緒に遊んでくれた磯辺っ子の姿が重なりました。「ランランチャレンジ」は、いろんなすてきな子どもたちの姿に出合えて、とっても楽しい時間です。

最上級になる君たちへの温かいメッセージ! 5年本の読み聞かせ(本年度最終回)

学期に1回行われるボランティアさんによる「本の読み聞かせ」が5年生でありました。5年生にとっては、今回が、令和6年度の最後の読み聞かせとなるので、4月から最上級生になる5年生に、読み聞かせを通して温かいメッセージを送っていただきました。絵本「おとんとおかん」は、子どもがお父さんとお母さんの出会いやデートの思い出、好きなところを根掘り葉掘り聞いて、それを声高らかに口外してしまうストーリーでした。相手にとって照れくさいこと、恥ずかしがることを大きな声で話す子どもの姿を通して、相手の心情を察して、思いやりのある言動ができることが、学校のリーダーとして必要であることを教えていただいたように感じました。本の魅力が十分に伝わったことと思います。

「地域の子どもは地域で大切に育む」という145年前に植えられたむくろじの木に込められた思いが受け継がれていることが、一人一人のボランティアさんの読み聞かせから伝わり、本当にうれしく思いました。こうして思いやりあふれる磯辺っ子に成長していくものだと感じています。