日誌

雪遊びをしました

雪遊びをしました

令和4年1月14日

 

 早朝からの降雪で、運動場一面が雪景色。子どもたちのテンションも高まります。コロナ禍のため、朝、子どもたちの健康状況を把握したうえで、担任の管理のもとであれば雪遊びをしてもよいことにしました。子どもたちは、雪だるまを作ったり、雪玉を投げ合ったりと楽しんでいました。今年は、ラニーニョ現象が活発なため、例年以上の寒波が日本列島に流れ込んでくるそうです。学校にとっては恵の雪です。次回の降雪が楽しみです。

 さて、昨日、3年生と6年生でも出前授業が実施されました。

 3年生の消防教室では、中消防署の職員の方から、119番通報するときの心構えを教えていただきました。「火事や事故を発見した場合、まず大人の人を探して助けてもらう。大人の人がいない場合は、自分で119番通報をする(携帯でも119と押せば指令室につながる)この時、慌てず落ち着いて話す。わからないことは、わからないとはっきり言う」などです。また、出火直後の写真と出火1分後の写真を比較し、短時間で一気に燃え広がることを知りました。写真中、炎に包まれる消防士の様子を発見し、「こわくないんですか」との素朴な質問も見られました。前芝の出張所に、水陸両用車が保管されていること、ご存じですか。(日本に3台)この車両は、津波や洪水等の大災害が発生したときに、人命救助のために活躍が期待されているものだそうです。3,4年生の社会科副読本「かがやく豊橋」にも写真が掲載されています。

 6年生では、豊橋警察署の少年係の方をお招きし、防犯教室が行われました。刑法では、「バカなどの言葉は、侮辱罪につながる。噂話も名誉棄損罪へ。物を隠したり、壊したりすると器物損壊罪に。人を脅せば脅迫罪や強要罪に。死ねなどの言葉は、自殺関与及び同意殺人罪に問われることもある」との説明を聞きました。その後の質問では、〇〇のケースは罪に問われるのかといった内容が飛び交いました。質問に対し、少年係の方は「罪になるかどうかを気にする前に、相手の気持ちや周りへの影響を自分自身で考え、判断できるようにしようね」との回答。日本が法治国家であること。また、法にゆだねる前に道徳性を養うことの重要性を学ぶことができました。

 子どもたちの反応中、いくつか気になる点が見られました。①いじめられた経験のある子がいじめた経験もある場合がる。②いじめられる子にも問題があると考える子どもがいる。学校を含め、社会では、いじめ根絶に向け指導や管理をしています。当然、いじめの連鎖も断ち切らなければなりません。また、いじめ被害者に寄り添い、いじめる側については指導を徹底していかなければなりません。ただ、子どもたちなりの論理を把握して指導をしていかないと、空回りに終わる危険性もあります。その意味でも、今回の防犯教室は私たち教職員にとっても貴重な財産をもたらしてくれました。