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5年生 バリアフリーについて勉強しました

5年生 バリアフリーについて勉強しました

令和4年6月4日

 

本日、市の建築指導課の方々を講師に、5年生を対象に車いす体験を実施しました。二人一組での車いす体験、一人は運転を一人は補助をします。朝から気温が上昇し、どの子も汗をかきながらの体験活動となりました。

土やコンクリートの上を走ったり、スロープを通り昇降口に入ったりと体験は続きます。

体験後は、体育館の中で、グループごと車座になり振り返りをします。「コンクリートは走りやすいが・・・」「休憩しなきゃむり」「車いす運転、腕が痛くなった」体験をもとにした感想です。「車いす、大変なことがわかった」「段差では、補助者も大変」「一人で車いすを運転している人がいたら、助けてあげたい」疑似体験で得た感想をもとに、自身の生活を見つめ直す意見も見られました。

「栄の子たちは、学習に前向き。しっかりした考えをもち、話し合いに参加できる」スタッフの方からのお褒めの言葉です。バリアフリーには、ソフト面とハード面があります。昇降口前のスロープは、車いすにとってハード面としてのバリアフリー機能は十分ではありませんでした。しかし、優しい心、助け合いの心と言ったソフト面を充実させることで、十分に補うことができそうです。

今回、体験活動の有効性を再確認するとともに、心の持ち方の大切さを子どもたちに意識させることができました。人に優しい町づくり。また一歩、近づけた気がします。