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2年生逆上がり検定

2年生逆上がり検定

令和5年10月25日

 

 本日、2年1組の子たちを対象に、2度目の逆上がり検定を実施しました。「合格することよりも、合格を目ざしてがんばり続けることが大切だよ」検定を前に、校長が話した言葉です。

前回できなかった子の順番が回ってきました。顔が紅潮し、緊張と興奮が入り混じった心情が見て取れます。鉄棒に手をかけながらも何かぶつぶつ唱えています。きっと、自分の心を奮い立たせているのでしょう。力強く反動をつけ、地面をけります。「できた!」こわばった顔がみるみる笑顔に変わります。そのまま、練習場へと駆け出し、何度も練習を続けます。今の感触を忘れないように、反復練習をしているのでしょう。

 「ぼくもがんばるぞ」今日、合格できなかった子が鉄棒に走っていきます。できる喜び、喜びを共有し合う姿。さらに、感動が波及する姿。教育の原点を児童の姿を通して確認した瞬間でした。