日誌

2025年10月の記事一覧

防犯少年団~キャンペーン活動~

 本校の防犯少年団8名が、豊橋警察署のご協力をいただき、特殊詐欺被害防止を呼びかけるキャンペーン活動を行いました。会場は新川校区にあるエディオン豊橋店です。子どもたちは店舗の入り口に立ち、来店されたかたに「詐欺に気をつけてください」と声をかけながら、注意を促すチラシを手渡しました。また、パトカーに同乗して校区を巡回し、マイクを使って「詐欺に注意しましょう」と呼びかけました。地域の皆さんは、子どもたちの元気な声に笑顔で応えてくださり、防犯への意識を高めるきっかけとなりました。子どもたちにとっても、自分たちの活動が地域の安全につながっていることを実感できる大切な経験となりました。

第1木曜日は「なかよし班」活動の日

 毎月第1木曜日には、「なかよし班」で遊ぶ日です。「なかよし班」とは、1年生から6年生までが一緒に入る異学年の班で、ふだんの学級や学年をこえて交流することができます。今回は、6年生を中心に上級生が遊びを考え、「ハンカチ落とし」「はじめの一歩」「ドッジボール」などをしました。低学年でも楽しめるようにルールを工夫してあり、どの班からも笑い声が絶えませんでした。特に、6年生が下級生に優しく声をかけたり、遊びの進行をリードしたりする姿が多く見られました。また、低学年の子どもたちは、上級生に教えてもらいながら一生懸命に参加し、自然と安心感をもって活動していました。夏休み明けの初めての「なかよし班」活動でしたが、子どもたちは学年をこえて遊ぶ楽しさを実感するとともに、お互いを思いやる気持ちを育んでいました。

紅葉読書週間

 10月1日から24日まで、本校では「紅葉読書週間」を行っています。秋といえば「読書の秋」。子どもたちが本に親しむきっかけになるよう、図書委員会が工夫を凝らした取り組みを企画しました。期間中は、ふだんは1日3冊までの貸し出しを、特別に4冊まで借りられるようにしました。たくさんの本を読みたい子にとってはうれしい取り組みで、図書室は借りる子の列ができています。また、学級ごとに読書の目標をたて、全員が達成すると図書委員会から賞状が渡されます。子どもたちは、「みんなでがんばろう」という気持ちにもなっています。さらに、担任や図書ボランティアさん、図書委員、司書による読み聞かせや、図書委員おすすめの本の紹介、クイズコーナーなども用意されています。子どもたちは、楽しみながら新しい本に出会っています。

3年 新川消防団のかたをお招きして

 先日、3年生が社会科の学習の一環として、校区の消防団の器具庫や詰所を見学しました。子どもたちは、地域の安全を守るための施設や工夫を実際に見て、多くの疑問をもちました。今度は、消防団のかたを学校にお招きし、お話を伺う時間を設けました。「消防士と消防団の違い」や「どうして消防団に入ったのか」「活動でうれしかったこと、大変だったこと」などを直接質問しました。どの問いにも丁寧に答えていただき、子どもたちは消防団の役割を具体的に理解することができました。振り返りには、「仕事と両立しながら人の役に立てることがすごい」という感想が多く見られました。今回の学習を通して、地域を支える人々の思いや努力に気づき、自分たちの暮らしが多くの人の支えによって成り立っていることを実感しました。

今週の花「秋桜(コスモス)」

 秋を代表する花といえば、ピンクや白のコスモスを思い浮かべるかたが多いと思います。今週の「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「オレンジ色のコスモス」です。オレンジ色のコスモスは、明治時代に日本に伝わった一般的なコスモスと少し系統が違い、暑さや病気に強い花です。その力強さから、花言葉は「野生美」「自然美」。鮮やかな色は、見ているだけで元気をもらえます。メキシコ原産のこの花は、現地では「太陽の花」とも呼ばれ、夕日を思わせる花色には「一日の終わりまで元気に生きる力を与えてくれる」という願いが込められていたそうです。このオレンジ色のコスモスのように、子どもたちが力強く成長していってほしいと願っています。