日誌

2025年9月の記事一覧

3年 豊橋の農業を学ぶ

 3年生は社会科で「豊橋の農業」について学習しています。先日、うずらの卵を生産している農家のかたをお招きし、出前授業を行いました。うずらの卵がどのように作られているのかを、実際に生産しているかたから直接お話を伺い、子どもたちは興味津々でした。農家のかたは、「お客さんから『おいしい』と言ってもらえることが一番うれしいです」と話してくださいました。一方で、「うずらは生き物なので、毎日世話が必要で、なかなか休めません」と苦労についてもお話されました。子どもたちからの「どうしてうずらの卵にはまだら模様があるのですか?」などのたくさんの質問にも、農家のかたが丁寧に答えてくださいました。後半には、うずらの卵を使った目玉焼きが登場し、香ばしい匂いに子どもたちはわくわく。いよいよ試食すると、「おいしい!」と笑顔いっぱいになりました。豊橋の農業に親しみをもち、食べ物を大切にする気持ちを育む学習となりました。

今週の花「リンドウ(竜胆)」

 花一さんから届いた「今週の花」は「リンドウ(竜胆)」です。秋になると、鮮やかな紫色の花を咲かせるリンドウ。細長い花びらがすぼまるように咲いているので、まだこれから開いていくのかと思いますが、これが満開の姿です。リンドウの名前は、根に強い苦みがあることから、中国で「竜胆(りゅうたん)」と呼ばれていました。その苦みは薬としても用いられ、昔は胃腸薬として大切にされていました。戦国時代、ある武将が病気になったとき、村人がリンドウの根を煎じて飲ませたところ元気になり、それ以来、その武将は家紋にリンドウの図柄を取り入れたそうです。リンドウを見かけたら、そんな歴史に思いをはせながら眺めてみるのも楽しいですね。

全校集会

 給食の後、体育館に全校児童が集まり、「全校集会」を行いました。まずは、「敬老メッセージ」「福祉書道・ポスター」「お店を作ろう」で入賞した子の表彰です。賞状を受け取るときの子どもたちのうれしそうな表情と、堂々とした態度に、自然と「よかったね」「おめでとう!」という言葉が出てきます。表彰式はあっという間ですが、そこに至るまでにはたくさんの努力があったはずです。構想を考えるところから完成まで、きっと多くの時間とエネルギーを注いできたことでしょう。入賞できる人数には限りがありましたが、賞に入らなかった子も、それぞれが一生懸命に取り組み、心を込めたすばらしい作品を仕上げてくれました。表彰の後は、「宇宙の日」にちなんだお話や、自転車の安全な乗り方についての話もありました。子どもたちにとって、これからの生活や学習への意欲につながる全校集会となりました。

5年生のベルマーク運動

 5年生は、福祉やボランティアについて学ぶ中で「ベルマーク運動」を知りました。その意義に共感した子どもたちは「自分たちにもできることがある」と話し合い、活動に取り組むことに決めました。1学期には、全校児童に協力を呼びかけました。先日、集まったベルマークを5年生が分担して各クラスを回り、回収しました。その際には、協力してくれたお礼を伝えるとともに、「これからもお願いします」と呼びかけもしました。たくさん集まったベルマークを前に、子どもたちはとても喜んでいます。ベルマークをどのように活用するかを自分たちで話し合い、決めていく予定です。自分たちの思いを形にしながら、誰かの役に立つ喜びを実感してほしいです。

ひまわり学級 水泳授業に向けて

 今年度から、本校では民営プールを利用して水泳授業を行っています。1学期にすでに授業を終えた学年もありますが、2学期に水泳授業を行う学年もあります。ひまわり学級は、これから水泳授業が始まります。その準備として、子どもたちはまず「自分でできることを増やそう」と、着替えの練習や授業で守る約束ごとの確認をしました。「自分でできた!」という達成感が子どもたちの表情から伝わり、とても頼もしく感じられました。そのあとは、水慣れを兼ねて校内で水遊びをしました。水しぶきをあげながら、笑顔いっぱいで楽しむ姿が見られ、「早くプールに行きたい!」という声も聞かれました。水泳授業では、子どもたち一人一人が安心して水に親しみ、自信をもって取り組めるように支えていきます。