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令和7年度 日々の様子

教育実習が終わりました

 3人の大学生が本校で3週間の教育実習を行いました。

 3人とも、毎日毎日、教務主任や指導教官(本校学年主任)の助言や支援を受けながらしっかりと授業準備をし、1時間1時間を大切に研修に励んでいました。協議会等で学んだことは、即、翌日の授業に取り入れるなど、若さと熱意溢れる姿に、豊小の教職員も子どもたちもおおいに刺激を受けました。大学に戻ってもその前向きな姿勢を忘れずに学びを深め、ぜひまた現場に(今度はほんものの教員となって)戻ってきてほしいと願っています。

 最終日の下校時、どこかから大泣きする声が響いてくると思ったら、2年生の子どもたちでした。お別れがつらくてみんな大号泣。実習生も子どもたちも涙、涙でさようならをしました。写真やカードなど、具体物をたくさん用意し、わかりやすい授業のために努力を惜しまないがんばり屋さん。おかげで子どもたちは楽しく国語や道徳の学習をすることができました。

 「〇〇くんが授業に参加したくなるように」と好きなアニメの写真を用意したり、図形に関心をもてるようにさまざまな場から集めた写真を見せたり…と、常に子どもたちの目線に立って授業をしようと努力していたのは3年生に入った実習生です。お別れ会で、「先生の授業で算数が好きになったよ」と子どもたちが言ってくれたことがうれしかったと言っていました。指導教官の技をうまく取り入れ、しっかりと準備をして指導にあたっていました。

 おだやかで優しく、丁寧に子どもたちに接していたのは4年生に入った実習生です。机間指導をする際には、体をかがめ、子どもと目線を合わせて対話をしていました。子どもたちの名前をすぐに憶えて声をかけており、一人一人を大切にしていることがよく伝わってきました。実習最終日に感想を聞くと、「(来週の)月曜も豊小に来たいくらい!」と、子どもたちとの別れを惜しんでいました。

 今回、うれしかったのは、豊小の子どもたちの優しさや温かさを再認識できたことです。手紙やプレゼント、黒板に描いた絵やメッセージでサプライズのお別れ会を企画していましたが、中には子どもたちの発案でピアノを3日間猛練習し、みんなで歌のプレゼントをした学級もありました。手紙や黒板には温かい言葉が溢れており、実習生は胸を熱くしていました。子どもたちのおかげで、どの実習生も、「豊小で実習ができてよかった」「教師になりたいという思いが更に強くなった」と話していました。

 

 

第3回森田杯の結果は…(1年)

 今回のお題は、習ったばかりの片仮名が身についたかを競うカルタ大会です。

 片仮名の言葉をすばやく読めるかな。みんな真剣な表情ですが、きちんとルールを守って臨んでいるのが立派です。

「ツャワー」「チュコレート」「サヲダ」など、お手つきになりそうな「まちがい札」もまざっています。これはなかなか手強いですよ。耳も目も頭もしっかりと働かせて「正解札」をねらわないと!!

 さて、今回の結果は………リベンジで1組の勝利!!けれど、いちばん多く札を手にしたのは、2組の子のグループで、9枚も取れたそうです。どちらの組も、どの子も、精いっぱい取り組むことができました。

 これからの生活の中でも、片仮名で表す言葉をすすんで読み書きし、マスターしてほしいと思います。がんばったみなさんに、片仮名を正しく覚える秘訣を伝授します。ぜひ、役立ててくださいね。

後期認証式

 本校では、委員会委員長や、やまもも班リーダー、学級代表を前期後期で交代し、できるだけ多くの子がそうした役割を経験できるようにしています。今日は、後期認証式を行いました。リーダーとしての自覚と決意の表れた真剣なまなざしの子どもたち一人一人に認証状を渡した後、代表児童が熱く決意を述べました。校長からは、「委員会では、活動時間が限られた中でも工夫を凝らし、『今までどおり』ではなく、自分たちのアイデアで新たな試みに挑戦してほしい。また、リーダーだけががんばっても変えることはできない。リーダーを中心に、どれだけ皆さんが協力し、よい学校・よい学級にしていこうと行動できるかにかかっています」という話がありました。低学年の子たちに、「あんな上級生のようになりたい」と目標にしてもらえるような姿を期待しています。

 

懐かしい校内掲示

 長寿命化工事も第2期に入り、北校舎東側に着手しています。来年の2月には、全ての工事が終わり、新しい校舎で卒業や来年度の入学・進級を迎えることとなります。

 今回の工事を進めるにあたり、老朽化していたこれまでの掲示物等をやむを得ず取り外すことになりました。歴代の卒業制作は、長縄や焼き芋集会など、当時の学校生活がうかがえる力作ぞろいです。また、開校当時、校歌がなかった際に、当時の6年生と教員らでつくったという豊音頭、6年生の子どもたちが校区をまわって調べたことをもとにつくられた「校区の様子」の地図、さまざまな運動行事等で残した記録板などなど…。どれも、豊小の半世紀近い歩みが伝わるものばかりです。残念ながら取り外すことになりましたが、写真を撮り、ここに記念としてのこしておきたいと思います。保護者のかたや地域のかたの中には、豊小の卒業生も多いと思います。当時を思い出して懐かしんでいただければ幸いです。(運動の記録は、お名前の部分を伏せてあります。)

運動会に向けて

 校内をまわっていると、廊下のホワイトボードにも運動会に向けたメッセージがちらほらと見られます。気持ちを引き締めて臨めるように、自分たちで盛り上げて楽しめるように、練習の成果を十分に発揮できるように……担任たちが子どもたちにかける願いがこめられているのを感じます。

 1年生の教室では、「運動会でみんなはどんな種目に出るかな」「テーマにある『主役』ってどういう意味だろう」「どんなことができれば、『主役』になれそうかな」…そんな話し合いが行われていました。

 コロナ禍を経て、また、昨今のさまざまな社会の変化に伴って、運動会も様変わりをしています。騎馬戦や鈴割、表現などの種目は姿を消しましたが、令和には令和の運動会のよさを見出していければと思います。

 運動会当日は、それまでの練習で培ったものを最大限発揮し、子どもたちの笑顔や真剣なまなざしがたくさん見られますように。そして、大きなけがや事故なく、安全に過ごせますように。そんな思いでこれからの2週間を過ごしていきます。ご家庭におかれましても、体調管理や励ましのお言葉などをぜひお願いいたします。