学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

「一人っ子」「兄弟姉妹がいる」どっちがよい?

金曜日の朝は「お話タイム」の活動を行っています。3年生は、「一人っ子」と「兄弟がいる」のではどっちがよい?をテーマに話し合いをすすめました。
「一人っ子」は、「テレビやゲームがずっとできる」「なんでも買ってもらえる」「思い通りになる」「宿題がしずかにできる」などにお意見がありました。3年生児童にとっては、「一人っ子」は自由というイメージが強いのでしょうか。それを聞きながら、「世の中それほど甘くはないけどなあ」と心の中でつぶやいていました。一方、「兄弟姉妹がいてくれること」については、「さみしくない」「キャンプで仕事が分担できる」などの意見がありました。なかには、「おかしをかってもらえる」なんて優しい兄姉がいる子もいるようで、子どもたち一人一人が話す内容をとても興味深く聞かせてもらいました。
こうした話し合いを通して、いろんな考え方、価値観を触れ、多様性を理解していくのかと感じています。最近のはやりの言葉でいえば、クリティカルシンキングの技能を身につけたり、メタ認知のトレーニングをするということでしょうか。とにかく、そのクラスも楽しそうに、自信もって自分の意見を話すことができる雰囲気があり、素敵でした。