学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

子どもたちの思い、校長の思い 令和6年度新任式、始業式 

令和6年度のスタートにあたって、本年度から磯辺小に見えた教職員を紹介しました。教頭先生をはじめとした8名の教員と2名の支援員が登壇し、子どもたちと対面しました。新しいメンバーを含めた教職員およそ48名で、子どもたちの成長と安全をしっかりサポートしていきます。

引き続き、始業式を行いました。次第は、主に、校長式辞、担任等紹介、児童代表の言葉、校歌斉唱でした。

校長式辞では、今年度の校長としての目標を子どもたちに伝えました。559人の子どもたちの日々の成長を見て、感動を味わったり、児童・保護者・地域の方々・教職員と一緒に夢のある学校づくりを主体的に行ったりすることのできる「校長」という立場、役割のやりがいを発信・共有し、「校長」という仕事が、子どもたちにとって、あこがれの仕事と感じてもらえるようにがんばりたいと伝えました。恒例?のなぞかけは、「写真撮影のときの子どもたちが笑顔で出すピースサインとかけて、パーを出した校長先生とみんなとのじゃんけんとときます。その心は、ここにいる一人一人に『かち』があるでしょう。」としました。「令和6年度も、安全に、健康で、この1年をともに走り切りましょう。そして、みんな笑顔で卒業式・修了式を迎えたい。」との思いを伝えました。

続いて、学級担任、教職員の紹介をしました。すべての紹介のあとで子どもたちからもらった、「お願いします。」の気持ちがこもった拍手は、私が声をかけるまで、ずっとやむことがありませんでした。私たち教職員に対する子どもたちの期待がひしひしと伝わってきました。こうした子どもたちの思いに応えるよう、教職員で心ひとつにしてがんばっていきます。

児童の言葉では、6年生の児童が「六年生でがんばりたいこと」を話してくれました。「下級生があこがれる6年生になりたい。」と決意を述べてくれました。新しく6年生になった子どもたちのこれまでの姿、行動から、同じ思いが伝わってきています。以下に、そんな子どもたちの思いを代表する文を紹介します。(一部変更しています。)

「6年生でがんばりたいこと」

私は、今年、磯辺小学校の最高学年になります。

下級生から「あんな6年生になりたい!」と思われる6年生になりたいです。そのためにがんばりたいことが、3つあります。

一つ目は、磯辺プライドを意識した生活を送ることです。

「すすんで大きな声であいさつをしよう。」

「時間を守って行動しよう。」

「3S(スリーエス)を守ろう。」

「友達を考えて行動しよう。」

このプライドをきちんと守り、みんなのお手本となる6年生になりたいです。

二つ目は、勉強です。6年生になると勉強内容が難しくなります。先生の話をよく聞いて、授業を受けたいです。また、苦手を克服するためにも、家で授業の復習をして、中学に向けて、勉強する習慣をつけていきたいです。

三つめは、むくろじ活動です。むくろじ活動は、磯辺小学校にとって、大切にしていきたい活動です。最高学年となった私たちが、むくろじ活動をどうしていけばいいのか、学校生活を充実させ、楽しくできるよう、どんなことができるのか、気づき、考え、実行していきたいです。

いよいよ小学校生活最後の1年。

委員会活動に進んで取り組んで学校をよりよくしたい。

体育発表会、学習発表会に全力で取り組み、盛り上げたい。

みんなと宿泊できる修学旅行を、思いっきり楽しみたい。

そして、下級生からあこがれるやさしい6年生になれるよう、がんばっていきたいです。

式の最後に、2~6年生で校歌を斉唱しました。「早く1年生に仲間になってほしい。」との思いを感じるすてきな歌声でした。創立150周年の1年であった令和5年度以上の、充実した学校生活を築いてくれそうなそんな予感がする新任式・始業式での子どもたちとの出会いでした。