学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

「前のめり」こそ、本物の学びの「道」

2年生活科の「まちたんけん」で訪れた中華料理「道」での体験授業は、本当に楽しい授業となりました。「にわとり」と「にんじん」を用いての包丁さばきの実演では、子どもが知らず知らずにうちに前に寄って行き、「少しでも近くで見たい」という思いが感じられました。そのあとの質問と応答についても、手があがりつづけ、なかなか質問の時間を終えることができませんでした。子どもたちは直感的にプロの技とキャリアのすごさを理解し、それに魅了されているようでした。子どもが前のめりになる授業、大人にとってもおもしろい授業、これが本当に価値ある授業であることを、「道」のシェフ大竹さんの授業を見ながら、改めて感じました。心に残る学びをたくさんいただき、おなかは空腹、頭はまんぷくになりました。
「一羽のニワトリからとれる部位は、手羽先、モモ、ムネなどすべて2つしかなく、少なく貴重なもの。命をいただく限りは、残さずありがたく食べてほしい。」


ニンジンを使って、いろんな細工を見せてくれました。「ぞう」「とり」「ちょう」




子どもたちは競うあうかのように質問をし、学びを深めていました。

その「道」のプロの話に、どの子も前のめりになって聞き入っていました。

どの子の記録用紙も紙面いっぱいに学んだことが書かれていました。