学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

4年道徳 美しいもの(「花さき山」より)

本日は、5時間目に4年道徳の研究授業が行われました。今日のテーマに迫るために、授業の冒頭で担任が、「美しいものといえば」と子どもたちに問いかけます。子どもたちは「雲一つない青空」「木と太陽」「夕焼け空」「自然」「にじが空にうかんだとき」「お月見」と答えます。子どもたちの感性のすばらしいところは、一つ一つの答えに、「そうそう」「なるほど」と共感的に受け止め、授業を通して「美しいもの」を共有していくところです。今日の授業の読み物は「花さき山」で、これを数枚の絵とともに朗読します。「花さき山」は、3年国語の「モチモチの木」と同じ作者で、朗読で簡単に理解できる内容ではありません。しかし、ボランティアによる「読み聞かせ」や「なんでもポケット」で本に慣れ親しんでいる磯辺小の子どもたちには、この物語がスポンジが水を吸うがごとく入っていく様子でした。これが磯辺小の実力と感じました。「花さき山」から読み取れた「美しいものは?」の問いかけに、全員が起立して、順番に答えて着席します。すごい授業が行われていると感動しました。この子どもたちと同じ景色を見てみたいと、早速、外に出て景色を探してみました。すてきな感性をもつ子どもたちと出会えて、幸せです。
「目に見えるもの」「目に見えないもの」感性豊かな子どもたちと「美しいもの」を共有し、すがすがしい気持になりました。


「やさしさ」「思いやり」「気づかい」目に見えない心にある美しさ


「青空」「木と太陽」「夕日」子どもたちの思い浮かべた美しい景色は、日常にありました。