学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

算数の授業が僕の宝物 退任式より

令和5年度末で、退職、磯辺小から異動された8人の先生方をお招きして退任式を行いました。8人の先生方には昨年度それぞれ、教頭(4年)、校務主任〈3年)、音楽指導・生活サポート(4年)、4年主任(8年)、6年主任〈3年)、ひまわり学級担任(7年)、6年担任〈3年)、3年算数少人数指導〈3年)のお立場でお世話になりました。退任された先生方の紹介とともに、先生方との今後も続くご縁について、私の経験をもとに、子どもたちに話をさせてもらいました。

私が不安な気持ちを抱えて転任したとき、磯辺小の先生方と打ち解ける最初に窓口になってくれた先生は、ご家族が私の高校時代の同級生の先生、北部中や豊岡中で出会ったかつての教え子である先生方でした。磯辺小の保護者にもかつての教え子もいるなど、一度出会い、そのご縁に助けてもらっていることを例としてお話しました。

今日のなぞかけは、次のようにしました。「退出される先生方とのご縁や絆とかけまして、テレビアニメちびまるこちゃんとときます。その心は、思いがけない別れはあったけれど、これからもずっと続いていくものでしょう。」

先生方に、子どもたちから、お礼のお手紙と花束を贈りました。子どもたちの思いのこもったお手紙一つ一つに感動しました。「先生にわかりやすく教えてもらった算数の授業は、僕の宝物です。」の言葉を聞き、自分もそんな授業づくりがしてみたいと思いました。

会の終わりには、退任される先生方と一緒に幾度となく歌った「ありがとうの花」を歌いました。子どもたちの感謝の気持ちが伝わる、とってもすてきな歌声でした。すてきな出会いは、これからもずっと続いていくことを、それを願うように子どもたちに教えてくれた先生方に心より感謝しております。