日誌

ひと足早い「ありがとう」

 卒業式を前日に控えたこの日、6年生は3時間授業で下校です。その下校時刻に合わせて、これまでたくさんお世話になってきた1年生が、6年生に感謝の気持ちを伝えに集まりました。卒業式には参加できない1年生にとって、これが最後の「ありがとう」を伝える機会です。突然のできごとに、6年生は驚きながらも、とてもうれしそうでした。ハイタッチをしたり、ぎゅっと抱きしめたりと、名残を惜しむ姿があちらこちらで見られました。いよいよ送り出す時間になると、1年生は2列に並び、小さな手を頭の上でつなぎ合わせてアーチをつくりました。6年生をそのアーチの中を通して送ろうと、一生懸命に背伸びをしながら待ちました。はじめは6年生も体をかがめて通っていましたが、途中から列の真ん中を歩きながら、声をかけ合い、握手をしながら昇降口まで進んでいきました。1日早い見送りでしたが、6年生の表情にはうれしさとともに、少しの寂しさもあったようです。1年生も、「たくさん遊んでくれてありがとう」という気持ちを伝えることができ、満足そうな表情をしていました。子どもたちの優しさを感じられるひとときでした。