高師山
 高師山
 校庭の南東角に「勝地高師山」の碑がある。(勝地とは景色のよいところの意味)平安朝以来、歌まくらとして「たかしやま」は多くの名歌を生んだ東海の勝地であった。その範囲は、渥美半島に連なるこのあたり一帯を指していたものと思われる。たまたま、大正の御大典に風俗歌として選詠されたことを機に、名勝地として永久に保存することになり、高師山の造園は、村をあげて壮大に行われた。その一木一石は遠く二川の地をはじめ、近郷近隣より集められ、村民あげての労力奉仕によってつくられた。1915年(大正5年)県より名勝地指定。