学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

2025年2月の記事一覧

走りに魔法がかかったみたい! 希望者対象「走り方ミニレッスン」

今回は、4年、5年のみしか「走り方教室」を受けられないので、講師の方にご無理をお願いして、長放課に希望する児童を対象に「ミニレッスン」を開催していただきました。

足を大きく、高く上げて走る練習を行いました。これまでよりも少ない歩数で、力強く走ることをめざします。

たった、20分ほどのレッスンでありましたが、子どもたちの走りに明らかに違いが判りました。その道を究めた人の教えは違うんだと改めて感じました。魔法にかかったみたいです。「休憩ないなあ」と笑いながらも、快くミニレッスンを引き受けてくれ、子どもたちの心に火を灯してくれた増田先生に心より感謝しています。

50mはスタートが命! 4年トップアスリートによる「走り方教室」

現在、豊橋市陸上競技場で勤務されている、1997陸上日本選手権200m覇者の増田智実さんが、走り方教室の講師として本校に来校してくれました。増田さんの実績は、旧姓の「鈴木智実」さんでググっていただければ、ご理解いただけるものと思います。

レッスンの初めは、片足立ちトレーニングから。両手を広げて飛行機のような姿勢をとっているのは、50m走で一番大切なスタートの練習につなげるためのようでした。

歩きと走りの違いは、走りは体重の5倍の負荷が片足にのしかかることが理由だそうです。トップアスリートも、ケンケンとスキップを基礎トレーニングとして取り組んでいるとのことでした。

 スタートでは、利き足を後ろに下げて、さらに後ろ足は宙に浮かせるぐらいの感じでそっと添えスタートを切ることが大切と教わりました。ヒコーキのポーズはこの感覚を身につけてもらうためだったとのことでした。スタートの構えで、前に出す足、後ろに引く足を逆で構えてしまう人が多いようです。

 休憩中は、子どもたちと談笑してらっしゃいました。吉津選手もそうでしたが、トップアスリートは子どもにもやさしく接してくれ、お人柄も一流なんだと感じました。

俊敏性を高めるため、座った姿勢や仰向けに寝た姿勢からのスタート練習も教えてくださいました。来年度は、このトレーニング方法を活かして走力をアップし、体力テストの50m走でも、飛躍を遂げたいと思います。

最後は鬼ごっこ。楽しいと感じてくれることが何よりも大切とおっしゃられるように、終始和やかな雰囲気のまま、2時間のレッスンが終わりました。これでみんなも走りで風を感じることができそうです。

がんばれ!磯辺マックス! 本日(2/8)、優勝決定リーグ戦!

私が住む豊川市の田畑はうっすらではあるけれど、昨夜からの雪で白く覆われていました。車で30分ほど離れた磯辺小学校周辺でも雪の痕跡を探し、3年生がキャベツを栽培した畑を訪れてみましたが、私が期待するような景色はありませんでした。路面凍結等で交通事故が発生してもいけないので、「映える」写真はなくともよしとするべきだと思っています。道路の気温表示も-1℃を示していました。こんな寒い日が登校日でなかったことをありがたく思うべきと、お天気の神様にに感謝しています。いっそ寒いなら、雪遊びができるぐらいでないと割が合わないなどとも思ってしまいます。

今シーズン1番の寒さの中でありますが、磯辺マックスは今日も元気に運動場で練習をしています。さらに、ちぎり(6年生以下)チームは、本日、優勝決定リーグに挑みます。有終の美を飾ってくれればと願うばかりです。相手チームも強豪チームなので、そんなに簡単なことではないですが、校長室前に2本の優勝旗が並んだらと。ひそかに応援しています。いずれにしても、6年生にとって最後の大会となることと思いますので、悔いのない試合をしてくれるよう、心より祈っています。

 

やさしさに涙とよだれがあふれ出る! 6年調理実習 主菜と副菜

朝、教室まわりをしていると、「校長先生、調理実習でぎょうざを作ります!」と、6年生の子が情報をくれました。1日の仕事の予定を組み立てて、5時間目はチャイムが鳴る前からスタンバイ!授業開始は、予想に反して、昼放課からスタートしたようなので、ちょっと出遅れましたが、すでに調理室はおいしいにおいが漂い始めており、校長先生絶好調気分でした。さすが、6年生で、手際もとってもいいものでした。「大豆ハンバーグ」や「キャベツにらぎょうざ」など、肉なしナイスアイデアもいくつか見られ、すばらしいと感心しました。聞くところによると、前日にご家族の方とリハーサルもした子もいるとのことでした。各家庭のご協力に頭が下がります。

5時間目も終了間際には、何人かの子どもたちの料理は完成し、記録写真を終えて、いよいよ実食のときを迎えました。ちょうどそのとき、インターホンが鳴り、「職員室へお戻りください!」と呼び出され、後ろ髪引かれる思いで調理室を後にしました。

呼び出され、対応を済ましたあとも、調理室には戻りづらくなり、「あきらめました」と「カモメはカモメ」のメロディが頭の中を駆け巡ってっていました。そんなとき、6年生の子が校長室をノックして、「校長先生できました!」と再び私に調理室に戻るチャンスをくれました。そのやさしさが本当にうれしかったです。調理室に戻ると、ほぼすべての料理が完成していました。そこら中から「校長先生、食べますか!」と声をかけていただき、本当に幸せ者だと改めて感じました。今日もいい思い出をありがとうございました!

うまいお出汁に、手が伸びる! 5年調理実習「おみそ汁」

5年生は、家庭科の調理実習をスタートしました。予告をいただいたわけでないけれど、南校舎の3階にあり調理室に行くには校長室の隣を通るので、その足音で「調理実習が行われる!」と察知できます。今回もおいしい瞬間に立ち会うことができました。

今回は、お出汁と具材を家庭で用意して、各自「おみそ汁」を作ります。調理室をうろうろしていると、物欲しそうな顔から心が読まれてしまうのか、「校長先生、どうぞ」と声をかけてくれます。こんなとき、校長になってよかった、役得だなと感じます。

子どもたちと一緒にお出汁を用意していただいた各家庭のご協力に感謝申し上げます。なめこやあおさなど、日ごろ味わえないおいしいみそ汁も味わうことができました。かつお節、煮干のお出汁もおいしかったですが、それぞれの具材から出る出汁もおいしかったです。出汁のきいたおみそ汁、最高だし!