学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

2025年2月の記事一覧

思わず手が出る、しゃべり出す! 2年「なんでもポケット」

!1~3年生の学級単位で学期に1回行っていただいている本の世界に親しむ場「なんでもポケット」が2年生で行われました。今日も、紙芝居、ペープサートなどで、ボランティアさんがいざなう物語の世界を楽しみました。

「ポ」のポケットから取り出された絵本は、「どろぼうくまさん」で紙芝居を楽しませていただきました。どろぼうさんが、おじいさんとの出会いで、本来の温かい心を取り戻すストーリでした。

「ケ」は「おひさまときたかぜ」でした。ボランティアさんが自作した背景画を活かして、ペープサートのようにお話をしてくださいました。今日の天気はまさに「北風と太陽」の世界。春の暖かな陽気が待ち遠しいです。子どもたちは「外套(がいとう)」の意味が分かったのかな?

真ん中では、英語の絵本「Dear Zoo」を読んでくださいました。子どもたちは登場する動物を英語で口ずさみますが、その発音がすばらしいことに驚きました。カタカナ英語の終焉を感じました。令和の小学生には、ネイティブ並みに英語の発音ができる子がうじゃうじゃいます。

「ツ」は、「よかったねネッドくん」です。絵を引っ張ると広がる次の展開の絵。「空から落ちたり」「海に落ちたり」様々なピンチも、絵を引っ張ると驚きのストーリーが絵とともに繰り広げられます。

「ト」は、「へんしんおんせん」です。絵の真ん中から飛び出す、「きしゃ」や「なすび」。口ずさむと、「きしゃ、きしゃ」は、シャキッとなり、「なすびー、なすびー」は、ビーナスになります。

今日の、手遊びは、右手がNo1のサイン.左手がOKのサイン、これを入れ替えます。この動作が、難しいんです。ぜひチャレンジしてみてください。ボランティアさんは、磯辺小の校歌を口ずさみながら、リズミカルに、右手と左手のサインを入れ替えていました。

今日も子どもたちは絵本の世界に没頭し、指をさしたり、つぶやいたりの連続でした。こうして本の魅力を知り、本好きな磯辺っ子は育っていきます。

 

 

HP訪問者一千万人到達の日に  令和6年度「ありがとうの会」

2018年5月10日から磯辺小のホームページがリニューアルされ、本日、磯辺小HP訪問者がのべ1000万人を超えることとなりました。この節目の日に、本校がめざす「安全で、楽しい学校づくり」に対して、常日頃から多大なるご支援、ご協力をいただいている多くのボランティアさんをお招きして、「ありがとうの会」が開催できる偶然に、深いご縁やつながりを感じています。

私は校長として、2年前に磯辺小に赴任しました。2年前に、「地域の子は、地域で守り、地域で育む」ことをねらいとするコミュニティ・スクールを先行導入することもあり、磯辺校区が長年にわたって築いてきた地域教育力の価値を共有し、これを地域の方々、そして、子どもたちによって未来につなげていくことが、私自身の一番のミッションとして、めざす学校づくりに取り組んできました。

学校ブログの「日々の様子」を毎日更新することを誓ったのは、およそ2年前の6月2日に発生した豪雨を経験したことからでした。あの日のいのちの危険を感じるできごとを通して、「大切な子どもたちのいのち」を身を挺して守ってくれるのは、保護者の方々であり、地域の方々であることを痛感しました。そこから、子どもの姿を日々お伝えすることで、学校で今起きていることを共有し、我々教職員とともに、子どもたちを守り、育む「ワンチーム」を築くことができたらと強く願って、日々の更新に取り組んでいます。

この2年を振り返りながら、保護者の皆様、地域の方々の子どもたちへの関心の高さと愛情の深さを日々実感しています。そして、登下校や授業等で多くの方々が子どもたちにかかわってくださるほど、子どもたちはより一層学校生活の様々な場面で輝きを増し、新たな一面を気づかせてくれます。

いずれにしても、HPの閲覧者ののべ人数が節目となった日に、お世話になっている多くのボランティアさんをお迎えして「ありがとうの会」を開催し、それを「日々の様子」で感謝の気持ちとともにお伝えできる偶然に、磯辺校区とのご縁と心強さと幸せを感じています。「これからも一緒にがんばりましょう」と、励ましていただいているように感じます。これからもどうか、子どもたちの大きな成長のために、お力をお貸しくださりますよう、よろしくお願いします。

令和7年2月6日 磯辺小学校長 稲田恒久

本日は、22組のボランティアの皆様に、子どもたちから感謝の気持ちをお伝えする機会をいただきました。

ボランティアの皆さんには、壇上から子どもたちへ温かいまなざしを届けてくださったり、励ましの一言をいただいたりしていただいたことに、心から感謝申し上げます。

豊橋ユネスコ協会の会長様には、SDGsボランティアシートで15ボランを達成した児童に、ボランティア活動奨励賞の表彰をしていただきました。

豊橋ユネスコ協会SDGsボランティア活動奨励賞 5年児童4名 4年児童2名

一幸建設の社長様からは、豊橋市動物愛護センター(仮称)の工事柵壁画写真の記念額縁をいただきました。

3年生児童からは、キャベツ栽培やシュウマイづくりの実習費用を、キャベツ販売の収益金よりお渡しすることができました。

2024パリ五輪陸上男子4✕400m日本代表の吉津拓歩先輩からは、子どもたちへビデオメッセージをいただきました。これからも磯辺小の子どもたちに夢を与えてくれるものと信じ、みんなで応援していきます。

最後にお礼として歌った「世界に一つだけの花」は心のこもったよい歌声であったと感じました。こうした経験を通して、子どもたちはさらに大きく成長していくものと実感しました。今日も貴重な機会をいただきありがとうございました。

ありがとうの会「世界に一つだけの花」.MP4

 

秘伝のタネ大公開 3年「磯辺のキャベツ調査隊」シュウマイの巻

昨日の2学級に引き続き、今日も中華の達人様とキャベツ作りの達人様にお越しいただき、子どもたちが栽培したキャベツで作ったシュウマイを味わう機会をいただきました。昨日に引き続き、ママの会とボランティアの大学生にもお手伝いいただきました。明日は「ありがとうの会」がありますので、農業ボランティアさんやママの会の皆様には、すごく忙しい中にも関わらずキャベツの収穫、シュウマイづくり、ありがとうの会と4日連続で学校にお越しいただくことになり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

子どもたちのキャベツをふんだんに使ったタネを皮にのせ、あっという間にシュウマイを完成してしまうプロの技に、今日も子どもたちは驚かされるばかりでした。中華の達人シェフのシュウマイづくりとかけまして、プロのマジシャンとときます。その心は、どちらも熟練した技と秘密のタネがあるでしょう。

シュウマイを蒸し器にのせ、蒸し上がりを待つ10分の間、子どもたちは皿洗いやレンジ台の掃除をしました。お掃除も大切であることをプロから学びました。

今日もおいしいシュウマイが出来上がりました。あまりにもおいしいので、ボランティアのママの会の皆様や教員からお願いして、おいしいシュウマイのタネを明かしていただきました。このレシピをもとに、愛情とおいしいキャベツを加えて、ぜひ家庭でもおいしいシュウマイづくりにチャレンジしていただければ幸いです。

階段のように・・・  2年音楽「はるがきた」

すてきな歌声が廊下にまで響いていたので、その教室を訪れると「はるがきた」を歌っていました。外はとっても寒いけれど、立春も過ぎ、陽射しは春の訪れを感じます。

「はるがきた」をどのように歌うと思いがよりうまく伝わるかについて、ノートに書き、それを学級で共有している場面でした。「山にきた」「里にきた」「野にも来た」の効果的な歌唱に関する問いには、「階段のように歌うとよい」という意見ができました。短い言葉であるけれど、実に的を射た表現であったと感じました。磯辺っ子は表現力も、歌唱力も、伸び盛りです。

新時代の「チャットODN」 3年本の読み聞かせ

学期に1回行われるボランティアさんによる「本の読みきかせ」が3年生で行われました。1時間目がスタートする前の15分間に行われるので、保育園、幼稚園等にお子さんを送っていく途中に読み聞かせに立ち寄ってくださる方もいて、この温かい雰囲気がとっても好きです。今日のも楽しい絵本の語りがありました。ストーリーの中に、うずら卵、手筒花火、鬼祭り、市電、そしてキャベツと、豊橋の名物が盛りだくさん登場してくる「ちゃっとおいでん」です。DAIGOさん風に略すなら「チャットODN」です。新時代の豊橋のガイド本として、一度手に取っていいただければ幸いです。

おとなりのクラスでは、フランス由来の転校生が主人公のお話「あ・そ・ぼ」やで!を読まれていました。人の気持ちを思いやることの大切さを考えさせられるストーリーでした。本を読んだあとには、フランスのじゃんけんを教えてもらいました。日本式が「石、はさみ、紙」にたいして、フランスは「石、はさみ、葉っぱ、井戸」で行うようです。古いですが、私にとっても10「へえ~」ぐらいの学びとなりました。

さらにお隣のクラスでは、食べ物のしりとりが描かれた絵本が読まれていました。3年生は、キャベツを収穫し、そのキャベツで作ったシュウマイを味わうなど、食に興味関心が高いので、タイムリーな内容だと感じました。ボランティアさんの選書のセンスには驚かされるばかりです。私も負けないように、言葉のセンスを磨いていこうと思います、「チャットODN]で満足していてはいけないと、反省しています。