ブログ

1年生が平和学習を行いました。

 7月2日(水)5時間目に平和学習がありました。前芝中学校では、この平和学習を毎年1年生が行っています。戦争についてなかなか知る機会が減りつつある現代社会においては、大切な学習であると考えています。

 今日は、ユネスコ協会から6名のかたが来校され、1時間の授業を行ってくれました。なぜ、「軍都・豊橋」と言われていたのか、豊橋や前芝校区にはどんな戦争遺跡があるのかなどについて説明を聞き、最後には実際に幼少期に戦争を体験したかたのお話を聞きました。実際に戦争後の焼け野原になった状態の様子を知った生徒たちは、真剣な表情で話を聞き、戦争だけでなく、現在の平和な生活について深く考えることができました。ぜひご家庭でも話題にしてください。生徒の振り返りを紹介します。

〇戦争は人の命を簡単に奪ってしまうものと改めてわかりました。そして、「戦争がないのが当たり前でいてはいけない」ということがわかりました。今でも戦争の時に使った施設とかが残っているので、そういうのにも注目していきたいです。

〇戦争を経験した人は減っているから、こういう活動は戦争を経験していない人にとってすごく重要だと本当に改めて思った。

〇ユネスコが掲げている目標はとても大事な目標だと思いました。そして、戦争は誰も得をしないし、したら悲しむ人が大勢いることがわかりました。今こうして戦争をしたくないと思っているのは、戦争のことを伝えてくれる人々がいるから、「戦争をしたくない」「平和を願っている」のだとわかりました。

〇戦争は誰もが心に平和のとりでを築く必要があり、二度と戦争のない平和な世界が続くようにしていくことが大切だと思いました。戦争というものを自分たちが教えてもらうだけでなく、自分たちも未来の子たちに戦争の恐ろしさを伝えていく必要があると思いました。

〇豊橋全域に軍隊施設があって、大量の人が働いたり戦地に送り込まれ、それが何年も続いたと知って、絶対に戦争をしてはいけないし、そのような不適切なことを言ってはいけないと思いました。数少ない軍事施設を見に行って、その歴史をこの目で見てみたいと思いました。

〇実際に戦争を体験された方の戦争の怖さを聞いて、改めて戦争は怖いもので、絶対にしてはいけないなと思いました。豊橋にも空襲や戦争があったことにびっくりして、「戦争中に生まれなかった自分が恵まれている」と思いました。

〇日本の戦争は広島と長崎くらいしか知らなかったけど、豊橋にも爆弾が落ちているのを知って、戦争は身近にあるけど、身近に関われるものではないことがわかりました。ユネスコ協会の人たちが「心の中に平和のとりでを築こう」という言葉を家族にも言って、もちろん自分もその言葉を大切にしていきたいと思いました。

〇戦争は身近にあったんだと改めて分かりました。戦争体験の話を聞いたので、家の人や友達にもその話をして、戦争を二度としないようにしたいです。梅藪や日色野という身近な地域にお墓などがあることを知ってびっくりしました。

〇改めて戦争は絶対にやってはいけないこと、そして、平和は大切だということを実感しました。平和は大事だけど、「当たり前」とは思ってはいけないことがわかりました。今後の日本をつくっていく私たちが、戦争がよくないことをしっかりと学ぶ機会ができてとてもうれしいです。心の中に平和のとりでを築いていけるように頑張りたいです。私たちの住む豊橋にも軍隊施設がたくさんあったことを知り、驚きました。貴重な話が聞けてうれしいです。

〇戦争は他人事じゃないなと思いました。身近に戦争のあとがあると思いながら生きたいです。戦争はもう二度と起きてほしくないです。よりよい世界にしたいです。