学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

2024年3月の記事一覧

「サプライズのご用命は校長まで!」 3年感謝と誕生日を祝う会

朝、登校した3年生の子どもたちが校長室を訪ね、「今日、先生にサプライズをするので、朝の会ころに写真を撮りに来てください。」と声をかけてくれました。立場上、秘密を守ることが職務のひとつですので、今後も学級担任等へのサプライズのご用命は校長まで遠慮なくお願いします。

3年生の子どもたちですが、企画力はなかなかのものでした。みんなで申し合わせて、しれっと朝の会の健康観察までして、そこから学級担任の誕生日と学級終わりの感謝の会が開催されました。贈り物はみんなで折り紙で作った首飾りと指輪でした。お礼に「レイ(Lei)」とは、おしゃれです。

その後、テレビで思い出のアルバムを流しながら「ありがとうの花」を歌い、感謝の寄せ書きの贈呈、そして記念写真撮影の会は進みます。タブレット端末でスライドショーを作ることができる3年生ってすごいと思いました。子どもたちのタブレット端末の活用能力は、目を見張るものとなっています。学校生活で身につけた企画力や実行力は、3年生とて侮れません。3年生の残り3年間の成長がとても楽しみです。どこまで伸びるでしょうか。

あんずることなかれ! 1年学級レク

「もしかしたら、卒業式当日に咲くかも?」とサプライズを期待しましたが、体育館の前のサクラのつぼみは固く閉じたままでした。昨日は思いもよらぬ「暴風警報」が発表され、今日も強い風により、体感気温はかなり寒くなるとのことでした。こうなったらサクラの出番は、4月4日の入学式までとっておいてほしいと願うばかりです。

しかしながら、あんずることはありませんでした。校庭には、サクラと同じくらいきれいなあんずのピンク色の花が咲いて、春の雰囲気を醸し出してくれていますし、お日様さえ出てしまえば、春だらしい暖かさも感じられます。今日の子どもたちは、1年がんばったごほうびに「学年レク」や「学級レク」などで、運動場を駆け回っています。あんずの花がまんかいだけに、「あんずることなかれ!」と言ったことでしょうか。子どもたちはとても元気です。いよいよ明日は、今年度最後の登校日です。明日も、子どもたちに暖かい日ざしをお願いします。

わたしも京都に連れてって!

体育館での卒業式を終えて、運動場で歓送の花道を作り、6年生を待つ間、5年生が「校長先生もこの輪をくぐってください」と声をかけてくれましたが、6年生と磯辺小を卒業しなくてはいけないような気がしましたので、丁重にお断りさせていただきました。磯辺小でやっと1年を過ごし、来年度は「こんなことをしてみたい」「あんなこともしてみたい」と思い描き始めたばかりですから、ここを離れるわけにはいけません。私にはここでやりたい夢が多くあります。立派な5年生と、京都に修学旅行に行かなくてはいけません。今度は5年生のみなさんとたくさんの思い出を作り、よりよい卒業式の式辞で卒業生に思いを託したいと思っています。5年生のみなさん、すてきな卒業式で6年生を送ってくれてありがとうございました。次は、新たな仲間、新1年生をともに迎えましょう。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

旅立ちの日に 第77回卒業証書授与式

6年生の「旅立ちの日に」の歌声、とってもすできでした。3年間をコロナ禍で過ごし、それに耐えながらも、地力をしっかり身につけた子どもたちは、やはり底力が違う気がしました。前例のない経験をし、様々な苦労や不安を味わった子どもたちは、これから先、前例のないほどの活躍をしてくれるものと期待しています。今日は、大きな可能性をもった105名一人一人の顔を見ながら、卒業証書を渡すことができました。校長の立場をいただいてよかったと改めて実感しました。役得でした。この上ない感動をありがとうございました。

保護者の皆様から、6年生担任に謝辞をいただき、本当にありがとうございました。保護者の方々へは感謝の言葉が尽きません。105名のすてきな子どもたちとの出会いをいただいたことに、心より感謝申しあげます。教師冥利に尽きる1日となりました。

準備の様子をちょっと見せ! 

いよいよ明日が卒業式となりました。明日は、7768号から105人の卒業生に卒業証書をお渡しします。創立150周年と同じくらい、8000人近くの卒業生がいらっしゃるることに重みを感じます。1年前に、5年生として卒業式の準備をして、当日を迎えたことを、明日の教室や廊下、体育館を見て感じてくれることと思います。先輩から後輩へ受け継ぐものは、こんな準備からもあるようです。5年生のみなさんの一生懸命な姿に感謝します。そして、明日もよろしくお願いします。

1年生から4年生は、各家庭で6年生の卒業をお祝いしてくれるものと思います。

 

図書ボランティアさんから、すてきな卒業お祝いメッセージ

図書ボランティアの皆さんが、6年生に「卒業おめでとう」のメッセージをこめた掲示をしたいただけきました。むくろじ3きょうだいが、小学校から桜が咲く中学校へ向かう列車に乗っています。仕事等で図書室を訪れた6年生も、足を止めて掲示を眺めていました。これからも本と親しんでもらえればと、図書ボランティア方々とともに願っています。給食は体の栄養、読書は心の栄養となります。私も来年度は、体は健康のためにダイエット、心は読書で大きく成長させようと思っています。

思いをこめて 4年 農業ボランティアさんへ感謝の会

5月の代かきから、10月の稲刈り、脱穀、11月のしめ縄づくりなど、4年生が1年かけて取り組んだ「米づくり体験」をサポートしていただいたボランティアさんをお招きして、「感謝の会」を開催しました。いつもどおり実行委員が、プランを立て、運営してくれました。

最初の企画は「クイズ大会」でした。ボランティアさんの「好きな果物は?」「おすしは?」など、ボランティアさんにまつわる問題も出題され、答えがわかるたびに「なるほど」と感心したり、拍手をしたりしていました。子どもたちにとってボランティアさんはヒーローのようです。

会の終わりにはお礼に「ありがとうの花」を歌い、感謝の寄せ書きを贈りました。手作りの心温まる会を通して、ボランティアさんにも感謝の気持ちが伝わったようでした。子どもたちのアイデアって本当にすごいと感心しました。すてきな会でした。

一瞬たりとも目が離せない   2年生活科「自分史づくり」

「たまたま」通りかかった図工室をのぞいて見ると、2年生が自分史のアルバムの表紙に手形を押していました。ただ手形を押すだけの活動であるはずなのに、とっても楽しそうで、子どもたちの笑顔は輝きを増すばかり。「たまたま」「偶然」であるはずなのに、こんな奇跡的な瞬間に出合うことができる教師という仕事の尊さを、改めて実感しました。目に映るすべての笑顔に感動しています。この気持ち、保護者の方々ならわかっていただけるのではないかと思っています。これからも子どもたちの成長を保護者のみなさんとともに見守っていければと願っています。思いをこめて。

ともに苦難に立ち向かった先生方よりお祝いのメッセージ

タイミング的にそんなイメージとなってしまいますが、奉仕作業をがんばった6年生にサプライズのプレゼント。6年生の子どもたちが1~3年生でお世話になった3人の先生からのビデオメッセージを体育館で視聴しました。6年生の先生方がお声をかけたところ、快く引き受けていただきました。

子どもたちはそのサプライズビデオを食い入るように見つめながら、画面に向かって手を振ったり、拍手をしたりしていました。画面を眺める子どもたちの様子を見ながら。「ここまで思い入れが深く、懐かしむ理由は何かな?」と考えました。画面に映る3人の先生方に共通することは、6年生が2,3年生時に「コロナ禍」がスタートし、先行きが見通せない中で学校生活を一緒に過ごした先生方であったことに気づきました。世間も、そして私自身も、かつての日常生活が戻ってきつつある今、当初の不安な気持ち、やりきれない気持ちを忘れつつありますが、学校生活のおよそ半分をコロナ禍で過ごした子どもたちにとっては、忘れられない特別な日々であったように改めて感じました。ともに苦難を乗り越えた先生方への思いは、深いものであたことと思います。

時候のあいさつ模索中。

3月19日(火)の卒業式に向けて準備をすすめているt頃です。創立150周年の様々なイベントの主役としてがんばってくれた6年生にふさわしいメッセージを式辞の形で贈りたいと思っているのですが、冒頭の「時候のあいさつ」で苦戦しています。第一案は「感情移入できない」という妻の一言で却下となりました。

2024年3月19日の磯辺小の春を言いあわわした唯一無二の時候のあいさつを探し求めて。この2週間余り、校庭の様子を観察しているところです。「やったー!咲いたぞ!間に合った!」と喜び勇んだ「ソメイヨシノ」の開花は、実は「アンズ」の花でした。花言葉は。「乙女のハニカミ」に加えて、「疑惑」もありました。桜と開花時期も、花の様子も似ていて、私同様に、間違う人が多いことからつけられた「疑惑」の花言葉だそうです。勉強になります。

ちなみに「桜」の花言葉は、「私を忘れないで」だそうです。3月19日までに咲くといいのですが、体育館前のつぼみはまだ固いような雰囲気です。当日のサプライズを期待していますが…。

「アンズ」の横では「ハクモクレン」が咲き誇っていますが、満開を超え、少し散り始めています。

先日、学級代表が記念植樹をした「八朔」の木は、当たり前のように、花は咲くはずもありません。せめて、「卒業記念樹の八朔はここにあり!」という記憶だけはとどめておいてほしいと思っています。

そんな感じの卒業式の直前の校庭の様子ですが、用務員さんが卒業式に向けて育ててくれたプランターは満開です。さすがプロの技って感じです。

そんな中、1年生が12月に植えたチューリップが1輪ついに咲きました。これに続く花があるのでしょうか。とっても楽しみです。

むくろじは堂々としています。葉がない方が、その枝ぶりがはっきり見えて、いいのかもしれません。無患子の木らしい、6年生へのメッセージなのかもしれません。「未来に向けて、今は、大地に根を伸ばせ」と伝えているように思います。