日誌

5年生

6月の5年生

 運動会が終わり、6月に入っても子どもたちはさまざまな場面でがんばりを見せてくれています。
◎「車いす」の体験出前講座
実際に車いすに乗って校舎や運動場をまわりました。坂道や段差に苦労しながらも協力をして移動することができました。そんな体験を通して、子どもたちは協力や思いやりの大切さに気づきました。最後には「障害者も健常者も同じ人間、助け合っていくことが大切。だからこそ、困っている人には声をかけていきたい」と考えをまとめていました。心のバリアフリーに向けて一歩深く考えることができました。
◎プール開き
6月11日、プール開きが行われました。少し水の冷たいときでしたが、さっそくそれぞれの目標に向かって泳ぎ始めました。得意な子も苦手な子も一生懸命泳いでいる姿がとても素敵でした。毎時間の授業でもより長く、よりきれいに泳げるように練習をがんばっています。
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5月の5年生

 まだ5月だというのに真夏のような強い日差しで、徐々に暑さの厳しい季節になってきました。
そんな季節の中、5月9日の遠足、5月25日の運動会でたくさんのがんばりを見せてくれました。
◎遠足
高師緑地公園まで歩きました。それぞれの学級の学級代表を中心に「ふえ鬼」を企画してみんなで楽しんだり、気持ちのよい芝生の上でおいしいお弁当を食べたりしました。

◎運動会
スタンツの補助倒立や組み技に苦戦しながらも、友達と協力をしながら一生懸命練習をしました。本番では、その成果を発揮して多くの子が成功させました。立派に演技を終え、大きな拍手をもらうことができました。
たくさんのご参観、ご声援ありがとうございました。
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1年間ありがとうございました

この記事を書いている時点で,5年生として登校するのは残り5日間です。

5年生は今卒業式の練習に励んでいます。合唱はもちろん,礼の仕方や座り方など,ひとつひとつの所作に全神経を集中させてがんばっています。ある5年生が「意外と余裕だった。」と頼もしい一言を言っていました。

この記事が今年度最後の記事となりますので,一年間のふり返りをしようと思います。
高学年となった彼らはこれまで,運動会,野外教育活動,社会科見学,音楽発表会,6年生を送る会や卒業式といった行事を経験することで,大きく成長してきました。そして行事だけでなく,ふだんの生活を通してもあいさつや時間などあたりまえのことをあたりまえにできるうように努力してきました。

冬休み明けの2月から3月にかけて,どの学級でも大きな壁にぶつかったことがあったそうです。その壁は学級ごとに内容が異なっていたようですが,その壁を乗り越えることで,どの学級も集団として一段階ステップアップすることができたように感じます。

4月からはいよいよ小学校生活最後の一年が始まります。これまでの六年間で最も楽しい一年であり,最も大切な一年です。この一年間,彼らを間近で見てきて,彼らの来年度が楽しみで仕方ありません。彼らはいったいどんな牟呂小学校の歴史をつくるのだろう,彼らはどんな壁にぶつかり,どう成長をするのだろう,そして彼らはどんな姿で一年後卒業していくのだろう。

来年度どのような立場になるかはわかりませんが,彼らの活躍を期待したいと思います。1年間,5年生の教育活動へのご理解とご協力をありがとうございました。来年度も引き続き,牟呂小学校をよろしくお願い致します。
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小学生は何を,何のために学ぶのか

5年生として過ごすのも残り17日となりました。
どの学級もまとめの時期に入っています。先日は授業参観と学年懇談会へのご参加,ありがとうございました。保護者の方々にがんばっているところを見せようとする子どもたちの姿は,見ていてとても頼もしく,ここまでの一年間の成長を感じさせるものでありました。

5年生は今,6年生を送る会と卒業式の準備に励んでいます。どちらも6年生に感謝の気持ちを伝えるとても大切な行事や儀式です。それと同時に6年生からバトンを引き継ぐ場でもあります。このような行事や儀式を経験していく中で,子どもたちは自主性であったり,責任感であったり,協力することの大切さを学んでいっています。

計算コンクールもまもなく行われます。どの学級の子も,5年生最後のコンクールでの合格に向けて,計算力を身につけていっています。

この子たちが大人になる時代,それはロボットやAIなどの技術が進歩し,いわゆる「Society5.0」の時代が到来している時代でしょう。簡単な作業はもうロボットやAIがやってくれます。我々人間は,人間にしかできないことをする力を身につけていかなくてはいけません。それは,幅広い見方や考え方のできる力や,仲間とともに問題を解決する力です。計算力はそんな力の土台の一つとなると考えています。

学校教育の一つ一つが,子どもたちにとっての学びの場です。残りの17日間も,この子たちが大人になったときに,自分で考え判断し,よりよく生きていけるような力を身につけさせていきたいと思います。
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子どもの可能性は∞(無限大)

平成30年度卓球・全日本選手権。
小学5年生の松島輝空選手が,男子ジュニアの部において,8強まで駒を進めました。

年上の選手たちにも恐れることなくぶつかっていった彼は,以前テレビで同じ卓球の世界で活躍する,張本智和選手とよく比べられることに対して「比べられるのは正直嫌い。というか面倒くさいです。」と語っていました。そして,「負けず嫌いなので勝つことに集中したい。」とも口にしていました。

5年生を担任する身として,他人事とは思えず見入ってしまっていましたが,きっと彼の「負けず嫌い」という言葉の裏には相当な努力があるのだろうなと感じました。同じ年の子どもが国内で活躍している姿を見ると,なんだか勇気をもらえる気もします。

1月に入り,4月と比べ体も大きく成長した5年生の子どもたちに,最高学年となる時が近づいているのを感じます。最近は音楽の授業で,6年生を送る会や卒業式で歌う合唱の練習が始まりました。(ただ,最近はインフルエンザ予防のため,学年でそろっての練習ができていませんが…。)朝の歌などを聞いていると,音楽発表会の前よりも自信をもって歌う子の姿が増えたような気がします。合唱を通して,成長したなと感じる瞬間の一つです。

6年生が気持ちよく卒業していくことのできるように,5年生も音楽発表会以上に練習をしていきたいと思います。この合唱は,卓球のように競う相手がいるわけではありませんが,6年生に感謝の思いが伝わるように5年生一同一致団結して,努力を重ねていきたいと思います。

また,インフルエンザが流行しています。学校でも予防のための指導を行っていきますが,ご家庭でも人が集まるところへは極力行かなかったり,マスクをつけたりするなど,感染防止のためのご協力をお願い致します。
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