日誌

R7学校日記(2学期)

今週の花「スターチス」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「スターチス」です。カラフルで、ドライフラワーにしても色あせにくい花、スターチス。ピンク、むらさき、黄色などさまざまな色があり、乾いた花びらは水がなくても形を保ち続けることから、「いつまでも残る思い出の花」とも呼ばれています。ある国では、旅立つ友達の手にスターチスの花をそっと渡す風習がありました。「あなたとの時間を忘れません」という気持ちを込めた合図だったといわれています。花言葉の「変わらぬ心」「しあわせな記憶」も、そこから生まれたそうです。学校でも、友達とのかかわりや、心に残る経験が子どもたちの成長につながっています。スターチスのように、心に残る思い出や優しさを大切にしてほしいと思います。

花一さんが、「青少年育成賞」を受賞されました!

 本校に、毎週花を届けてくださっている「花一」さんが、その長年の活動を讃えられ、「青少年育成賞」を受賞されました。令和元年から、本校の学級の数だけ異なる季節の花を、無償で届け続けてくださっています。教室に花があると、子どもたちは「今週はどんな花かな」と楽しみに花瓶をのぞき込みます。色や形の違いに気づいたり、花の名前を調べたり、「もうすぐ春だね」「この花、おばあちゃんの家にもあるよ」と会話がうまれます。常に教室に花があることで、空気がふわっとやわらぎ、心が落ち着く時間が流れます。自然の美しさを感じること、季節の移ろいに気づくこと、人の善意にふれること。花一さんのおかげで、子どもたちはその全てを日常の中で学んでいます。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

赤い羽根共同募金

 運営委員会の児童が中心となり、「赤い羽根共同募金」を行いました。運営委員は、朝登校するとすぐに集合し、募金箱を持って各教室を回りました。あらかじめ協力を呼びかけていたこともあり、運営委員の姿を見つけた子が「募金、持ってきたよ!」と笑顔で駆け寄る姿も見られました。職員室にも出向き、先生方に「赤い羽根共同募金をお願いします」と声をかけていました。1週間かけて集まった募金は、社会福祉協議会を通して、地域の福祉活動に役立てられます。子どもたちは集まったお金を見ながら、満足そうな表情をしていました。自分たちの行動が、地域の役に立つことを実感することができました。

4年 英語

 4年生が外国語活動で、ハロウィンを題材にした英語の学習を行いました。教室には、魔女の帽子をかぶった先生や、カエルの姿に仮装した先生が登場。子どもたちは、「すごい!」「かわいい!」と笑顔になり、いつも以上に学習への意欲が高まっていました。授業では、ハロウィンにちなんだ英単語を紹介しました。“Jack-o-lantern(ジャコランタン)”“Ghost(ゴースト)”“Mummy(マミー)”など、次々と出てくる言葉を大きな声で、リズムよく復唱しました。「マミーはミイラのことだよ。ママと間違えたら大変!」と笑い声があふれる場面もありました。その後、学んだ単語を使った神経衰弱ゲームを班対抗で行いました。カードをめくるたびに全員で英語を復唱し、正解が出ると歓声があがりました。楽しみながら英語に親しむことで、言葉の響きや外国の文化に自然と関心を広げることができました。

 

今週の花「オンシジウム」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「オンシジウム」です。秋の花として人気のあるオンシジウム。黄色い小さな花がいくつも枝先に並び、まるで光を集めたように輝いています。南の国で、こんな話が伝えられています。むかし、踊ることが大好きな娘がいました。雨上がりの日、村の人たちを笑顔にしようと楽しそうに踊っていると、娘の足元から金色の花びらが生まれ、風に乗って空へと舞い上がりました。その花がオンシジウムになったと言われています。その花姿から、英語では“Dancing Lady Orchid(踊る貴婦人のラン)”とも呼ばれています。学校では、子どもたち一人一人が輝いて、笑顔の輪が広がっています。

新川校区 わくわく消防体験 ~目ざせキッズ消防団~

 新川校区の消防団のかたがたが中心となり、「わくわく消防体験」が行われました。日曜日にもかかわらず、多くの子どもたちや保護者が参加し、防災への意識を高める貴重な機会となりました。体験では、起震車による地震体験、土のう・水のう作り、煙の中からの避難、AED体験、防災クイズなど、さまざまな活動が用意されていました。AEDの体験では、心臓の模型を押してみると「思ったより力がいる!」と驚く声があがりました。担架を使ったけが人の運び方や、担架がないときの運搬方法も教えてもらい、協力しながら実践しました。起震車体験では、同じ震度でも揺れ方が違うことを体で感じ、地震のときは、まず身を守ることが大事だということを実感していました。消防団のかたがたのお陰で、命を大切にする心が一層育っています。

ひまわり学級 ブロック交流会in中部中学校

 ひまわり学級の子どもたちが、近隣の小中学校の特別支援学級の友達と交流会を行いました。共に活動する楽しさを味わいながら、思いやりや友好的な関係を育てることをねらいとしています。はじめに自己紹介を行い、一人一人が自分の名前と好きなものをしっかり伝えました。その後の「ボール運びリレー」では、4人で新聞紙にボールを乗せ、落とさないようにカラーコーンを回って戻ります。慎重に進むチーム、スピード重視のチームなど、それぞれの作戦でがんばりました。自分のチームだけでなく、他のチームにも声をかけて応援する姿が見られました。続いての「ダンシング玉入れ」では、新聞紙を丸めて作った安全な玉を使い、楽しく踊りながら競技をしました。会場は、子どもたちの笑顔でいっぱいになりました。

PTA学校合同行事「影絵劇の鑑賞」

 今年のPTA学校合同行事は、影絵劇団「影法師」の皆さんをお招きし、体育館で影絵劇を鑑賞しました。入場した子どもたちを最初に迎えたのは、自分たちが事前に描いた魚たち。大きなスクリーンの海の中を泳ぐ姿に「わあ!」「ぼくの魚がいた!」と歓声があがりました。影絵劇は、「スイミー」「人間影絵このゆびとまれ」「モチモチの木」の3本立て。光と影が織りなす世界に、子どもたちはすっかり引き込まれていました。「このゆびとまれ」では、劇団のかたから「うさぎ」や「ゴリラ」の影の作り方を教えていただき、「わたしにもできた!」とうれしそうに手を動かす姿がありました。終演後、体育館を出る子どもたちは、「また見たいな」と笑顔いっぱい。手を振りながら劇団の皆さんに感謝を伝えていました。光と影の芸術にふれ、豊かな感性を育むひとときとなりました。

1年 生活科「秋みつけ」

 1年生が生活科の学習「秋みつけ」で、公園探検に出かけました。夏に行ったときと比べて、季節の変化をたくさん見つけることができました。葉っぱの色が緑から黄色に変わっていたり、地面には落ち葉が増えていたり、ドングリがころころ転がっていたり。花壇の花も違う種類に植え替えられ、虫の数も減っていることに気がつきました。子どもたちは、夢中で秋を探していました。学校に戻ると、拾ってきたドングリを手に、教室の植物図鑑を開きました。「これは違う」「あっ、これだ!」と図鑑と見比べながら、うれしそうに種類を調べる姿が見られました。身近な自然にふれ、自分の目で見て、確かめる活動を通して、子どもたちは季節の変化への興味を広げています。

今週の花「マリーゴールド」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「マリーゴールド」です。鮮やかなオレンジ色の花びらがとても印象的です。マリーゴールドは、太陽の光をたっぷり浴びて育つ花。明るさと元気をくれるその姿は、学校で過ごす子どもたちの姿に重なります。マリーゴールドには、こんなお話が伝わっています。昔、太陽の神さまを心から慕う少女がいました。神さまがいなくなって悲しみに暮れるうち、少女は毎日、空を見上げ続け、ついに小さなオレンジ色の花になったというものです。その花が、マリーゴールド。太陽に向かって咲くのは、今も神さまを見つめているからだそうです。子どもたちは、マリーゴールドの花のように、明るく真っすぐに生活しています。子どもたちの笑顔が、学校を温かくしています。