豊橋市立新川小学校
R7学校日記(2学期)
第1木曜日は「なかよし班」活動の日
毎月第1木曜日には、「なかよし班」で遊ぶ日です。「なかよし班」とは、1年生から6年生までが一緒に入る異学年の班で、ふだんの学級や学年をこえて交流することができます。今回は、6年生を中心に上級生が遊びを考え、「ハンカチ落とし」「はじめの一歩」「ドッジボール」などをしました。低学年でも楽しめるようにルールを工夫してあり、どの班からも笑い声が絶えませんでした。特に、6年生が下級生に優しく声をかけたり、遊びの進行をリードしたりする姿が多く見られました。また、低学年の子どもたちは、上級生に教えてもらいながら一生懸命に参加し、自然と安心感をもって活動していました。夏休み明けの初めての「なかよし班」活動でしたが、子どもたちは学年をこえて遊ぶ楽しさを実感するとともに、お互いを思いやる気持ちを育んでいました。
紅葉読書週間
10月1日から24日まで、本校では「紅葉読書週間」を行っています。秋といえば「読書の秋」。子どもたちが本に親しむきっかけになるよう、図書委員会が工夫を凝らした取り組みを企画しました。期間中は、ふだんは1日3冊までの貸し出しを、特別に4冊まで借りられるようにしました。たくさんの本を読みたい子にとってはうれしい取り組みで、図書室は借りる子の列ができています。また、学級ごとに読書の目標をたて、全員が達成すると図書委員会から賞状が渡されます。子どもたちは、「みんなでがんばろう」という気持ちにもなっています。さらに、担任や図書ボランティアさん、図書委員、司書による読み聞かせや、図書委員おすすめの本の紹介、クイズコーナーなども用意されています。子どもたちは、楽しみながら新しい本に出会っています。
3年 新川消防団のかたをお招きして
先日、3年生が社会科の学習の一環として、校区の消防団の器具庫や詰所を見学しました。子どもたちは、地域の安全を守るための施設や工夫を実際に見て、多くの疑問をもちました。今度は、消防団のかたを学校にお招きし、お話を伺う時間を設けました。「消防士と消防団の違い」や「どうして消防団に入ったのか」「活動でうれしかったこと、大変だったこと」などを直接質問しました。どの問いにも丁寧に答えていただき、子どもたちは消防団の役割を具体的に理解することができました。振り返りには、「仕事と両立しながら人の役に立てることがすごい」という感想が多く見られました。今回の学習を通して、地域を支える人々の思いや努力に気づき、自分たちの暮らしが多くの人の支えによって成り立っていることを実感しました。
今週の花「秋桜(コスモス)」
秋を代表する花といえば、ピンクや白のコスモスを思い浮かべるかたが多いと思います。今週の「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「オレンジ色のコスモス」です。オレンジ色のコスモスは、明治時代に日本に伝わった一般的なコスモスと少し系統が違い、暑さや病気に強い花です。その力強さから、花言葉は「野生美」「自然美」。鮮やかな色は、見ているだけで元気をもらえます。メキシコ原産のこの花は、現地では「太陽の花」とも呼ばれ、夕日を思わせる花色には「一日の終わりまで元気に生きる力を与えてくれる」という願いが込められていたそうです。このオレンジ色のコスモスのように、子どもたちが力強く成長していってほしいと願っています。
ごきげん集会
今回の「ごきげん集会」では、はじめに運営委員会が10月の生活目標「気持ちのよいあいさつをしよう」について発表しました。寸劇で、よいあいさつと、よくないあいさつを演じ、「どちらがよいかな?」と、全校のみんなに問いかけ、「相手の目を見て」「元気よく」「大きな声で」あいさつしようと呼びかけました。来週からは、運営委員会企画の「あいさつ運動週間」が始まります。続いて、5年生が学習の成果として「けがゼロ大作戦」を発表しました。自作の動画で、右側通行を守らないと正面衝突が起きてしまう危険性があることを伝えました。そして、5年生が実践している3つの取り組み①階段に右側通行の「↑」をつける ②見直すきっかけとなるポスターを掲示する ③「けがゼロコミック」を作り読んでもらう を紹介しました。特に、「けがゼロコミック」がどんな内容なのか、とても楽しみです。最後は、図書委員会が「紅葉読書週間」のPRをしました。全員が読書目標を達成したクラスに賞状を渡すことや、図書委員による読み聞かせを行うことを知らせました。本を通して、心を豊かにしてほしいという願いが込められています。子どもたちが、自分たちの思いや工夫を発信する、素敵な集会となりました。
6年 公演鑑賞事業「王子と少年」
6年生がとよはし芸術劇場PLATで行われた劇団四季ミュージカル「王子と少年」を鑑賞しました。物語は、王子として生まれた少年と、町で貧しい暮らしをする少年が偶然出会い、立場を入れ替えて生活してみることから始まります。豪華な暮らしがある一方で、厳しい生活がある現実を体験することで、本当に大切なものは何かと気づいていくというものです。子どもたちは、迫力ある歌声や演技に引き込まれていました。終了後、子どもたちは「姿や形で決めつけるのはよくない」「大切だと思ったことは、はっきり伝えていきたい」などと感想を言い合っていました。舞台を通して味わった感動が、これからの学校生活や仲間との関わりに生かされていくことを願っています。今回の鑑賞は、子どもたちにとって忘れられない貴重な経験となりました。
第2回 学校運営協議会
先日、本校で学校運営協議会を開催しました。地域や保護者の代表の委員のかたがたにご参加いただき、令和7年度前期学校評価について話し合いました。協議では、授業や学習に関することとして、今年度から始まった民営プールでの水泳授業についての意見が出されました。また、運動会などの学校行事、暑さ対策や木製遊具の活用といった学校生活に関わることなど、保護者の皆様から寄せられたさまざまな声をもとに、活発な話し合いが行われました。学校運営協議会は、地域と学校が一緒になって子どもたちのよりよい学びや成長を考える場です。保護者や地域の考えを柔軟に取り入れることもあれば、学校側の考えを丁寧に説明し、ご理解いただくこともあります。これからも、学校と地域が同じ方向を向き、子どもたちのためにできることを具体的に考え、行動に移していきたいと思います。
3年 新川分団(器具庫・詰所)見学
3年生が社会科の学習の一環として、地域を守る消防団の活動を知るために、校区の消防団が管理する器具庫・詰所の見学に出かけました。はじめに、市内の消防団の組織や仕事の内容について説明を受けました。火事や災害が起きたときに出動するだけでなく、日ごろから地域の安全を守るための訓練や防火活動を行っていることを知り、子どもたちは真剣に聴いていました。説明の中では、「お父さんが消防団員になりたいときには、ぜひ声をかけてくださいね」という、微笑ましいお話もありました。その後、分団にある消防車を見学しました。長いホースやハシゴ、さまざまな装備を間近で見て、子どもたちは目を輝かせていました。実際に運転席に乗ったり、マイクで話してみたりすることで、消防団の活動をより身近に感じることができました。防災への意識を高めることができました。
今週の花「すすき・おみなえし」
花一さんから届いた「今週の花」は「すすき・おみなえし」です。秋の風景を想像すると、すすきとおみなえしを思い浮かべます。すすきは、細長い茎の先にふわふわした穂をつけ、風にそよぐ姿が印象的です。お月見のお供えにも登場して、豊作を願う気持ちが込められています。おみなえしは、黄色い小さな花が集まっていて、とてもきれいです。「おみな」は女性、「えし」は圧倒するという意味があり、「女性をも圧倒するほど美しい花」と言われていたそうです。昔から日本では、この二つを一緒に飾り、秋を楽しんでいました。秋の夜、月明かりの下、秋の虫の声を聞きながら、すすきやおみなえしなどを飾ってみるのもいいですね。ちなみに、今年の「十五夜(中秋の名月)」は、10月6日です。
クラブ活動(バドミントン)
2学期はじめてのクラブ活動がありました。今回は、バドミントンクラブを参観しました。バドミントンは、オリンピックなどでも女子ダブルスや混合ダブルスの活躍が目立ち、子どもたちにも親しまれているスポーツです。活動のはじめには、クラブ長が準備してきたトーナメント表を発表し、いよいよ試合開始です。見た目以上に運動量が多く、子どもたちは汗をかきながら一生懸命にラケットを振っていました。途中でこまめに水分補給をしながら、熱戦が続きます。試合のない子は、友達どうしで練習をしたり、先生とラリーを楽しんだりして順番を待っていました。私も子どもたちに誘われてラリーに挑戦しましたが、すばやい動きに翻弄され、防戦一方でした。決勝戦は、6年生の男女対決。力が拮抗しており、ラリーが続く白熱した試合となりました。活動が終わるころには、勝った子も負けた子も満足そうな笑顔を見せていました。クラブ活動は、仲間と協力しながら好きなことに打ち込める場となっています。
校区大運動会
21日(日)、新川小学校の運動場で「校区大運動会」が開催されました。出場した町は、「魚町」「大手町」「小畷町」「呉服町」「神明町」「新吉町」「第二向山町」「中世古町」「札木町」「舟原町」「前田町」「前田一丁目」「前田二丁目」「吉田町」です。歴史を感じさせる町名が並ぶ様子を見ているだけでも、この地域の伝統やつながりの深さを実感します。競技は、幼児等がかわいらしく走る「がんばれチビッコ!」、新川P・LATSによるキレのあるダンスも披露され、会場は温かい拍手に包まれました。「棒取り合戦」ではスピードとパワーあふれる戦いが繰り広げられ、「新川大障害」では梯子や網などを巧みに乗り越える姿に歓声があがりました。町内の誇りをかけた「綱引き」「玉入れ」「男女混合リレー」は、選手も応援する人も真剣そのもので、一体感に包まれました。今年度の総合優勝は、中世古町。惜しくも優勝を逃した町も、互いの健闘をたたえ合いながら閉会を迎えました。地域の絆と力強さを、改めて感じる一日となりました。
3年 豊橋の農業を学ぶ
3年生は社会科で「豊橋の農業」について学習しています。先日、うずらの卵を生産している農家のかたをお招きし、出前授業を行いました。うずらの卵がどのように作られているのかを、実際に生産しているかたから直接お話を伺い、子どもたちは興味津々でした。農家のかたは、「お客さんから『おいしい』と言ってもらえることが一番うれしいです」と話してくださいました。一方で、「うずらは生き物なので、毎日世話が必要で、なかなか休めません」と苦労についてもお話されました。子どもたちからの「どうしてうずらの卵にはまだら模様があるのですか?」などのたくさんの質問にも、農家のかたが丁寧に答えてくださいました。後半には、うずらの卵を使った目玉焼きが登場し、香ばしい匂いに子どもたちはわくわく。いよいよ試食すると、「おいしい!」と笑顔いっぱいになりました。豊橋の農業に親しみをもち、食べ物を大切にする気持ちを育む学習となりました。
今週の花「リンドウ(竜胆)」
花一さんから届いた「今週の花」は「リンドウ(竜胆)」です。秋になると、鮮やかな紫色の花を咲かせるリンドウ。細長い花びらがすぼまるように咲いているので、まだこれから開いていくのかと思いますが、これが満開の姿です。リンドウの名前は、根に強い苦みがあることから、中国で「竜胆(りゅうたん)」と呼ばれていました。その苦みは薬としても用いられ、昔は胃腸薬として大切にされていました。戦国時代、ある武将が病気になったとき、村人がリンドウの根を煎じて飲ませたところ元気になり、それ以来、その武将は家紋にリンドウの図柄を取り入れたそうです。リンドウを見かけたら、そんな歴史に思いをはせながら眺めてみるのも楽しいですね。
全校集会
給食の後、体育館に全校児童が集まり、「全校集会」を行いました。まずは、「敬老メッセージ」「福祉書道・ポスター」「お店を作ろう」で入賞した子の表彰です。賞状を受け取るときの子どもたちのうれしそうな表情と、堂々とした態度に、自然と「よかったね」「おめでとう!」という言葉が出てきます。表彰式はあっという間ですが、そこに至るまでにはたくさんの努力があったはずです。構想を考えるところから完成まで、きっと多くの時間とエネルギーを注いできたことでしょう。入賞できる人数には限りがありましたが、賞に入らなかった子も、それぞれが一生懸命に取り組み、心を込めたすばらしい作品を仕上げてくれました。表彰の後は、「宇宙の日」にちなんだお話や、自転車の安全な乗り方についての話もありました。子どもたちにとって、これからの生活や学習への意欲につながる全校集会となりました。
5年生のベルマーク運動
5年生は、福祉やボランティアについて学ぶ中で「ベルマーク運動」を知りました。その意義に共感した子どもたちは「自分たちにもできることがある」と話し合い、活動に取り組むことに決めました。1学期には、全校児童に協力を呼びかけました。先日、集まったベルマークを5年生が分担して各クラスを回り、回収しました。その際には、協力してくれたお礼を伝えるとともに、「これからもお願いします」と呼びかけもしました。たくさん集まったベルマークを前に、子どもたちはとても喜んでいます。ベルマークをどのように活用するかを自分たちで話し合い、決めていく予定です。自分たちの思いを形にしながら、誰かの役に立つ喜びを実感してほしいです。
ひまわり学級 水泳授業に向けて
今年度から、本校では民営プールを利用して水泳授業を行っています。1学期にすでに授業を終えた学年もありますが、2学期に水泳授業を行う学年もあります。ひまわり学級は、これから水泳授業が始まります。その準備として、子どもたちはまず「自分でできることを増やそう」と、着替えの練習や授業で守る約束ごとの確認をしました。「自分でできた!」という達成感が子どもたちの表情から伝わり、とても頼もしく感じられました。そのあとは、水慣れを兼ねて校内で水遊びをしました。水しぶきをあげながら、笑顔いっぱいで楽しむ姿が見られ、「早くプールに行きたい!」という声も聞かれました。水泳授業では、子どもたち一人一人が安心して水に親しみ、自信をもって取り組めるように支えていきます。
今週の花「スプレー菊」
花一さんから届いた「今週の花」は「スプレー菊」です。9月9日は「重陽の節句」と呼ばれ、昔から菊を飾ったり、菊を浮かべたお酒をいただいたりして、長寿や健康を願う日として親しまれてきました。日本では、古くから菊が「邪気を払う花」「寿命を延ばす花」として大切にされてきたことから、この日は別名「菊の節句」ともいわれます。学校では日々、子どもたちが健やかに成長していけるよう願いながら教育活動を進めています。重陽の節句にちなみ、ご家庭でも菊の花を眺めながら、子どもたちの元気な未来を一緒に願っていただければと思います。
通学団・班長会
2学期が始まり、9月も第2週目を迎えました。子どもたちは夏休み気分も抜け、元気に登校しています。今週は、班長さんが中心となって、通学班での登校の様子を振り返る時間をもちました。集合時刻を守れているか、並び方や歩き方はどうかなど話し合い、多くの班でしっかり「○」と振り返ることができました。一方で、「あいさつ」が課題としてあがった班もありました。まだ眠たい、暑くて元気が出ない、そんな朝もあるかもしれませんが、まずは一度、元気に「おはよう!」と声を出してみてください。びっくりするほど頭も体も目覚め、気持ちよく一日を始められますよ。また、先週の台風の際の登校の様子を振り返ったり、6年生が修学旅行で不在になる日の動きを確認したりもしました。班長さん・副班長さんを中心に、班のみんなで声をかけ合いながら安全に登校できるように、これからも取り組んでいきたいと思います。
校長室を訪ねる子どもたち
休み時間に、子どもたちが校長室を訪ねてきてくれることがあります。先日は、英語の学習の一環として、校長にインタビューをしたいという児童がやってきました。休み時間にきちんとアポイントを取り、目的をはっきり伝え、インタビュー中もはきはきとした態度で質問をしてくれました。最後には写真撮影も行い、とても立派な態度に感心しました。また別の日には、授業後に音楽教室でレッスンを受けている3人組の児童が校長室にやってきて、コンサートの招待券を手渡してくれました。「がんばって練習しているので、ぜひ見に来てください」と目を輝かせながら話す姿がとても印象的でした。子どもたちの姿から、自分の思いを伝える力、挑戦する意欲、人とのつながりを大切にする心が育っていることを感じました。
夏休み児童作品展
9月3日から5日までの3日間、夏休み児童作品展を開催しました。会場には、子どもたちが夏休みに一生懸命取り組んだ自由研究や工作、絵画、Sebone「お店をつくろう」の立体作品、歴史のまとめなどがずらりと並び、子どもたちや来校された保護者の皆様、教職員を楽しませてくれました。自由研究では、ふだんの生活の中で思っていた疑問を出発点に、調べ学習や実験を通して答えを探し出すものが多かったです。Sebone「お店をつくろう」の作品は、「本当にこんなお店があったら行ってみたい!」と思わせる、ユニークで夢のある店ばかりでした。微笑ましい作品、丁寧に時間をかけたことが伝わってくる作品、家族との思い出がつまった作品など、子どもたちの夏休みの過ごし方が感じられ、見ているうちに時間がたつのも忘れてしまうほどでした。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3 1 | 4 1 | 5   | 6   |
7   | 8 1 | 9 1 | 10 1 | 11   | 12   | 13   |
14   | 15 1 | 16 1 | 17 1 | 18 1 | 19   | 20   |
21   | 22 2 | 23 1 | 24 1 | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
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