豊橋市立新川小学校
R7学校日記(2学期)
校区大運動会
21日(日)、新川小学校の運動場で「校区大運動会」が開催されました。出場した町は、「魚町」「大手町」「小畷町」「呉服町」「神明町」「新吉町」「第二向山町」「中世古町」「札木町」「舟原町」「前田町」「前田一丁目」「前田二丁目」「吉田町」です。歴史を感じさせる町名が並ぶ様子を見ているだけでも、この地域の伝統やつながりの深さを実感します。競技は、幼児等がかわいらしく走る「がんばれチビッコ!」、新川P・LATSによるキレのあるダンスも披露され、会場は温かい拍手に包まれました。「棒取り合戦」ではスピードとパワーあふれる戦いが繰り広げられ、「新川大障害」では梯子や網などを巧みに乗り越える姿に歓声があがりました。町内の誇りをかけた「綱引き」「玉入れ」「男女混合リレー」は、選手も応援する人も真剣そのもので、一体感に包まれました。今年度の総合優勝は、中世古町。惜しくも優勝を逃した町も、互いの健闘をたたえ合いながら閉会を迎えました。地域の絆と力強さを、改めて感じる一日となりました。
3年 豊橋の農業を学ぶ
3年生は社会科で「豊橋の農業」について学習しています。先日、うずらの卵を生産している農家のかたをお招きし、出前授業を行いました。うずらの卵がどのように作られているのかを、実際に生産しているかたから直接お話を伺い、子どもたちは興味津々でした。農家のかたは、「お客さんから『おいしい』と言ってもらえることが一番うれしいです」と話してくださいました。一方で、「うずらは生き物なので、毎日世話が必要で、なかなか休めません」と苦労についてもお話されました。子どもたちからの「どうしてうずらの卵にはまだら模様があるのですか?」などのたくさんの質問にも、農家のかたが丁寧に答えてくださいました。後半には、うずらの卵を使った目玉焼きが登場し、香ばしい匂いに子どもたちはわくわく。いよいよ試食すると、「おいしい!」と笑顔いっぱいになりました。豊橋の農業に親しみをもち、食べ物を大切にする気持ちを育む学習となりました。
今週の花「リンドウ(竜胆)」
花一さんから届いた「今週の花」は「リンドウ(竜胆)」です。秋になると、鮮やかな紫色の花を咲かせるリンドウ。細長い花びらがすぼまるように咲いているので、まだこれから開いていくのかと思いますが、これが満開の姿です。リンドウの名前は、根に強い苦みがあることから、中国で「竜胆(りゅうたん)」と呼ばれていました。その苦みは薬としても用いられ、昔は胃腸薬として大切にされていました。戦国時代、ある武将が病気になったとき、村人がリンドウの根を煎じて飲ませたところ元気になり、それ以来、その武将は家紋にリンドウの図柄を取り入れたそうです。リンドウを見かけたら、そんな歴史に思いをはせながら眺めてみるのも楽しいですね。
全校集会
給食の後、体育館に全校児童が集まり、「全校集会」を行いました。まずは、「敬老メッセージ」「福祉書道・ポスター」「お店を作ろう」で入賞した子の表彰です。賞状を受け取るときの子どもたちのうれしそうな表情と、堂々とした態度に、自然と「よかったね」「おめでとう!」という言葉が出てきます。表彰式はあっという間ですが、そこに至るまでにはたくさんの努力があったはずです。構想を考えるところから完成まで、きっと多くの時間とエネルギーを注いできたことでしょう。入賞できる人数には限りがありましたが、賞に入らなかった子も、それぞれが一生懸命に取り組み、心を込めたすばらしい作品を仕上げてくれました。表彰の後は、「宇宙の日」にちなんだお話や、自転車の安全な乗り方についての話もありました。子どもたちにとって、これからの生活や学習への意欲につながる全校集会となりました。
5年生のベルマーク運動
5年生は、福祉やボランティアについて学ぶ中で「ベルマーク運動」を知りました。その意義に共感した子どもたちは「自分たちにもできることがある」と話し合い、活動に取り組むことに決めました。1学期には、全校児童に協力を呼びかけました。先日、集まったベルマークを5年生が分担して各クラスを回り、回収しました。その際には、協力してくれたお礼を伝えるとともに、「これからもお願いします」と呼びかけもしました。たくさん集まったベルマークを前に、子どもたちはとても喜んでいます。ベルマークをどのように活用するかを自分たちで話し合い、決めていく予定です。自分たちの思いを形にしながら、誰かの役に立つ喜びを実感してほしいです。
ひまわり学級 水泳授業に向けて
今年度から、本校では民営プールを利用して水泳授業を行っています。1学期にすでに授業を終えた学年もありますが、2学期に水泳授業を行う学年もあります。ひまわり学級は、これから水泳授業が始まります。その準備として、子どもたちはまず「自分でできることを増やそう」と、着替えの練習や授業で守る約束ごとの確認をしました。「自分でできた!」という達成感が子どもたちの表情から伝わり、とても頼もしく感じられました。そのあとは、水慣れを兼ねて校内で水遊びをしました。水しぶきをあげながら、笑顔いっぱいで楽しむ姿が見られ、「早くプールに行きたい!」という声も聞かれました。水泳授業では、子どもたち一人一人が安心して水に親しみ、自信をもって取り組めるように支えていきます。
今週の花「スプレー菊」
花一さんから届いた「今週の花」は「スプレー菊」です。9月9日は「重陽の節句」と呼ばれ、昔から菊を飾ったり、菊を浮かべたお酒をいただいたりして、長寿や健康を願う日として親しまれてきました。日本では、古くから菊が「邪気を払う花」「寿命を延ばす花」として大切にされてきたことから、この日は別名「菊の節句」ともいわれます。学校では日々、子どもたちが健やかに成長していけるよう願いながら教育活動を進めています。重陽の節句にちなみ、ご家庭でも菊の花を眺めながら、子どもたちの元気な未来を一緒に願っていただければと思います。
通学団・班長会
2学期が始まり、9月も第2週目を迎えました。子どもたちは夏休み気分も抜け、元気に登校しています。今週は、班長さんが中心となって、通学班での登校の様子を振り返る時間をもちました。集合時刻を守れているか、並び方や歩き方はどうかなど話し合い、多くの班でしっかり「○」と振り返ることができました。一方で、「あいさつ」が課題としてあがった班もありました。まだ眠たい、暑くて元気が出ない、そんな朝もあるかもしれませんが、まずは一度、元気に「おはよう!」と声を出してみてください。びっくりするほど頭も体も目覚め、気持ちよく一日を始められますよ。また、先週の台風の際の登校の様子を振り返ったり、6年生が修学旅行で不在になる日の動きを確認したりもしました。班長さん・副班長さんを中心に、班のみんなで声をかけ合いながら安全に登校できるように、これからも取り組んでいきたいと思います。
校長室を訪ねる子どもたち
休み時間に、子どもたちが校長室を訪ねてきてくれることがあります。先日は、英語の学習の一環として、校長にインタビューをしたいという児童がやってきました。休み時間にきちんとアポイントを取り、目的をはっきり伝え、インタビュー中もはきはきとした態度で質問をしてくれました。最後には写真撮影も行い、とても立派な態度に感心しました。また別の日には、授業後に音楽教室でレッスンを受けている3人組の児童が校長室にやってきて、コンサートの招待券を手渡してくれました。「がんばって練習しているので、ぜひ見に来てください」と目を輝かせながら話す姿がとても印象的でした。子どもたちの姿から、自分の思いを伝える力、挑戦する意欲、人とのつながりを大切にする心が育っていることを感じました。
夏休み児童作品展
9月3日から5日までの3日間、夏休み児童作品展を開催しました。会場には、子どもたちが夏休みに一生懸命取り組んだ自由研究や工作、絵画、Sebone「お店をつくろう」の立体作品、歴史のまとめなどがずらりと並び、子どもたちや来校された保護者の皆様、教職員を楽しませてくれました。自由研究では、ふだんの生活の中で思っていた疑問を出発点に、調べ学習や実験を通して答えを探し出すものが多かったです。Sebone「お店をつくろう」の作品は、「本当にこんなお店があったら行ってみたい!」と思わせる、ユニークで夢のある店ばかりでした。微笑ましい作品、丁寧に時間をかけたことが伝わってくる作品、家族との思い出がつまった作品など、子どもたちの夏休みの過ごし方が感じられ、見ているうちに時間がたつのも忘れてしまうほどでした。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3 1 | 4 1 | 5   | 6   |
7   | 8 1 | 9 1 | 10 1 | 11   | 12   | 13   |
14   | 15 1 | 16 1 | 17 1 | 18 1 | 19   | 20   |
21   | 22 2 | 23 1 | 24 1 | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
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