令和8年度日々の様子
「できる」「続ける」を増やそう!(学習タイムなど)
学習において、文字や計算などの基礎基本の習得は大切ですが、それ以上に、「見通しをもって取り組む」「成果や課題をもとに、内容や取り組み方を考える」といった学びの姿勢を育てることが求められています。主体性を伸ばすため、ここ数年間、教員側も「従来の当たり前」の意識から脱却すべく、新たな試みにチャレンジしています。
今年度は、「宿題」を「家庭学習」という名称に変えました。「一律に出された課題をこなす」という意識からの脱却をねらうものです。たかが名称、されど名称。音読・漢字・計算といった課題もありますが、中・高学年では自主学習の更なる充実を目ざします。助言や指導はしますが、内容や量、方法は個々に任せます。教科の学習内容を扱う子、興味をもったことわざや言葉を調べてくる子などさまざまです。先日、バイオリンとピアノの鑑賞会をした際は、さっそくそれらの楽器について調べてきた子もいました。苦手なものの予習・復習だけでなく、好きなことを深める・興味関心を広げる学習につながっていくことを願っています。
新しいタブレットが導入され、AIドリルの活用が始まりましたが、紙媒体に書くことも大切にしていきます。下の写真は、算数の時間の初めに行う計算ミニテストです。テストといっても、指定の時間が来たらやめ、自己採点をするものです。教科書内容の進度に影響がないよう、直しや残りの問題をする時間はあえて取りません。それでも、日々の積み上げにより、「前よりたくさん進められた」「初めてパーフェクトが取れた」といううれしい反応が子どもたちから出ています。一人一人が実感できる「できた」を増やすことが、その後の学習意欲につながります。
また、今年度は朝の活動の時間も見直し、曜日ではなく時期によって取り組む内容を変えました。今の時期はコンクールに向けた「学習タイム」です。今朝、各教室をまわったところ、2年生も静かに集中して取り組んでいました。1年生での経験の積み重ねも発揮され、「続ける」の習慣が身についてきているのを感じます。
計算、漢字…取り組むものを自分で選んでいます。集中が切れた子も、静かに席についています。休憩しながら・ドリルやノートを見て考える…15分間をそれぞれ自分のペースで進めています。
6年生は、文章内で漢字が正しく使えるかミニテストで確かめをしていました。2年生の教室では、自作による時計や長さの問題を解く子、担任とともに見直しをする子など…どの子もがんばっていました。
そのほか、コンクールに向け、自分の目標設定や取り組み方を予め書くことができるワークシートも全校で活用します。うまくいかなかったら、それも学びになるはずです。「次はこうしてみよう」「もっといい方法はないかな」…そんなふうに考えて取り組み出す姿に期待し、支えていきたいと思っております。ご家庭でも、家庭学習の様子を見守り、子どもたちが助けを求めたときは声かけなどのサポートをしていただけるとありがたいです。