学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

2024年1月の記事一覧

心の中に平和の砦を築くために 6年出前授業「豊橋空襲と戦争の歴史を学ぶ」

豊橋ユネスコ協会の渡邉正会長をはじめとして多くの方々にご来校いただき、「戦争と豊橋空襲の歴史を学ぶ」をテーマに授業を行いました。司会を務めていただいた鈴木民子先生が、かつて教員として磯辺小に勤めていたり、磯辺校区の民生委員さんが、協会のボランティアとして参加してくださったりするなど、磯辺校区にゆかりのある方も多く参加いただき、ご縁のある授業のように感じました。

初めに、渡辺会長から、軍都として栄えていた豊橋について、その歴史や施設などについて紹介いただきました。磯辺校区の周りには、陸軍施設、飛行場、演習場などが広がっていたことを学びました。また、運動場の横にある「平和の礎」の石碑についてもご紹介いただきました。

豊橋空襲のDVDを視聴したあとは、戦時中に幼児期を豊橋で過ごした大羽節子さん、坂部きよ子さんの子どものときの体験談をお聞きしました。終戦を小学校の低学年で迎えたお二人でしたが、父が出兵するときの家族の様子や豊橋空襲で焼夷弾を避けて逃げる様子などの鮮明な記憶をわかりやすく語ってくださいました。終戦を迎えたときのほっとした心境やその日に見た澄んだ青空などについてお話ししていただいたことが印象に残っています。戦争を望まない子どもの心は、今も戦時中も変わらないものと改めて感じました。途中の休憩では、防空頭巾やわら草履などのレプリカも見せていただきました。

質疑応答では、「戦時中の磯辺校区の様子」や「悪化していた当時の衛生状況」などについてお話しいただきました。豊橋ユネスコ協会の方々は「感想とお礼」を述べた6年代表児童の言葉が心に残り、とてもうれしかったと話していました。この授業が、子どもたちにとって「心の中に平和の砦を築く」一歩となってくれればと願っています。また、各家庭においても、6年生の子どもたちが学んだことや感じたことについて話題していただけたら幸いです。

 

 

 

未来は子どもたちの手の中に 2年お話タイム

今日は、1時間目に6年生が行う出前授業「戦争と豊橋空襲の歴史を学ぶ」でお世話になる豊橋ユネスコ協会の方を体育館にご案内するため、いつもより少し遅れての教室まわりとなりました。磯辺小では、火、金の朝の活動で「お話タイム」を実施していますが、その終盤を少しだけ見ることができました。

2年生行われたお話タイムのテーマは。「かこ」と「みらい」どっちに行きたいか?でした。2年生の子でも、「理由」とともに自分の意見を伝えることができ。1年の成果を感じることができました。そんな意見交換を聴きながら、目の前にいる子どもたちは、現在子どもたちが思い描いている「未来」を実際に見ることができることに気づきました。さらに、子どもたちには「未来」を築くことさえできます。子どもたちが思い描いているような明るい「未来」を見てもらえるように、「過去」から引き継ぎ、「現在」を生きる大人の一人として、責任ある行動をしなくてはいけないとより一層強く思いました。

各教室の前の廊下には、今朝集まったアルミ缶が置かれていました。ボランティア委員会の「アルミ缶回収キャンペーン」の最終日も、多くの家庭にご協力委いただき、本当にありがとうございました。

アルミ缶回収キャンペーン明日1/26最終日!!

今日は委員会活動の日でした。委員会活動の日も残すところ2月のあと1回となりました。委員会活動のまとめや5年生への引継ぎなど、今日も一生懸命活動をすすめる6年生の姿がありました。

ボランティア委員会は「アルミ缶回収キャンペーン」で集まったアルミ缶の数を数えていました。2年生は1000個を超える数を集めてくれたそうです。途中、強い風でアルミ缶が飛ばされることもありましたが、各家庭がきれいに洗ってくれたおかげで、子どもたちも気持ちよく数を数えることができました。

美化委員会は、各教室から古紙やダンボールを回収して、まとめていました。清掃道具の点検や補充の他にも、こうした活動をしてくれていることに感謝しています。

給食委員会は、丈夫な体を作るために、野菜を好き嫌いなくたくさん食べてもらうよう、ビデオづくり計画し、そのリハーサルをしていました。どんなビデオができるかとても楽しみです。

寒くても外でいいんじゃない? ふれあいデー

雪は降っていないけれど、外に出るには勇気が必要だと思いますが、それでも「ふれあいデー」では、外での活動を選ぶ学級も多くありました。2年生は各クラスでおにごっこやドッジボール、3年生はクラス対抗でドッジボール、6年生はクラスでどろけいと活動は様々ですが、運動場を譲り合って使ってくれています。それにしても、子どもたちは寒さに強いと感心します。

やかましくってもいいんじゃない? 6年 ふれあいデー

プレハブ校舎の2階は、児童会室とPTA会議室と家庭科室が横並びに並んで、長い廊下があります。6年生ともなると、抜け目なく、「今日のふれあい活動は、プレハブ校舎の長い廊下で」となったようです。「だるまさんが転んだ」の変則バージョン「だるまさんの1日?」をやって楽しんでいました。「だるまさんがヤンキーになった」のお題で、現代っ子も「ヤンキー」を知っていることに喜びを感じていたら、次は「だるまさんティックトッカーになった」と続きます。子どもが発するお題からも、時代の変遷を感じています。6年生がプレハブ校舎を使用できる期間は短いですが、家庭科でも調理実習を計画しているとのことですから、プレハブ校舎の教室や施設も十分活用してもらえればと願います。でも、2階の足音は、1階に響くので、いつもよりちょっとだけ気を付けてくださいね。