学校日誌
愛知県ユネスコスクール交流会に代表生徒が参加しました
10月16日(土)名古屋のウィルあいちで行われた「愛知県ユネスコスクール交流会」に3年生の代表生徒3名が参加し,総合的な学習の時間に取り組んできた梅田川の環境学習について発表しました。テーマは「梅田川を未来へつなぐ~持続可能な社会の実現にむけて~」です。3人は「鉄炭団子による水質改善」「大崎小学校や地域と協力して実施した梅田川クリーン作戦」「ポスターや動画,すごろくによる情報発信」について,写真を交えたパワーポイントを自分たちで作成し,同じ愛知県内のユネスコスクールである豊田東高等学校,愛知商業高等学校の生徒にプレゼンしました。発表後のディスカッションでは,「今後,鉄炭団子を梅田川に投入する予定はあるか。」という質問に対し,「現時点では安全性を確認している段階なので,今後の活動にご期待ください。」と,堂々と受け答えする姿も見られました。また,会場の様子をオンラインで見てくださった三谷水産高等学校の先生から「本校でもマイクロプラスチック問題について研究をしており,発表してくれた内容が大変興味深かった。」とお褒めの言葉をいただきました。分科会後,ファシリテーターを務めてくださった中部大学の古澤礼太准教授から,「SDGsの17のゴールを輪状に並べ,その中心に梅田川を置くことで,他にもさまざまな問題に気づくことができる。人と人,人と環境,環境とお金など,さまざまなつながりを意識した教育活動を今後も続けてほしい。」と激励の言葉をいただきました。南稜中学校のESDの取り組みを愛知県内に広く発信することができました。
令和3年度後期生徒会役員選挙
2年生がSDGs出前講座を受けました。
本日5~6限に2年生は,豊橋市役所の未来創生戦略室より講師の先生をお招きし,SDGsの出前授業を行いました。講師の先生は豊橋市がSDGsで取り組んでいる事柄を紹介してくださり,生徒も身近な題材に真剣な態度で耳を傾けていました。授業の中で,自分たちが取り組めると感じたSDGsを少し紹介します。
2「飢餓をゼロに」について考えた生徒からは,
「給食の残食をなくすために,残さず食べる。」
「賞味期限の近いものから食べる。」
「好き嫌いをせずに食事をする。」という意見が出ました。
12「つくる責任,つかう責任」について考えた生徒からは,
「無駄なものを買わないようにする。」
「不要になったものもリサイクルにまわす。」
「食べ残しは次の日に食べる。」という意見が出ました。
14「海の豊かさを守ろう」について考えた生徒からは,
「ポイ捨てをしないようにしたい。」
「海辺に行ってもゴミは持ち帰る。」
「自主的にボランティアに参加する。」などの意見が出ました。
これ以外にも,それぞれの目標に向けて自分たちができる取り組みについて考えることができました。
2年生がSDGsポスターを制作しました
SDGsとは,Sustainable DevelopmentGoals(持続可能な開発目標)の頭文字からできています。世界の国も地域も企業も個人も,あらゆる人が協力して世界の明るい未来のためにがんばろうと国連で決めた2030年までの17の目標です。今回,2年生が美術の授業でSDGsポスターを制作しました。優秀な作品はコンクールにも応募します。とても上手に仕上がったので,結果が今から楽しみです。作品の一部を紹介します。
地域のかたからの素敵な話
「植田の商工信用の前で1万円を落としてしまいましたが、男の子3人くらいが、『落としましたよ』と、追いかけてきて渡してくれました。とてもうれしかったです。」
とても嬉しくて、子どもたちの行動に感動して学校に電話を入れてくださいました。
こんな素敵な中学生が南稜中にはたくさんいます。
以前には、こんなこともありました。
来校した業者のかたが職員室が分からなくて困っていたら、「どうされましたか?職員室ですか?ご案内しますね」と言って、職員室まで案内してくれた生徒もいたそうです。
制約の多い生活のなかで、こんな温かい行動のできる子どもたちは、やはり素敵です。
2学期始業式
梅田川クリーン作戦
3年生のごみ問題解決チームの呼びかけで,小学生,中学生,地域の皆様の総勢200名が参加して,梅田川クリーン作戦が行われました。小学生と中学生が一緒に活動できるように分けられた班には「サザエさん」「マスオさん」といった名前がつけられており,お揃いのバッチを胸につけています。今回,大崎橋と植田橋の2か所でごみ拾いを行い,参加者はペットボトルや発泡スチロールなど合計550kgのごみを梅田川から取り除くことができました。活動後,今回の梅田川クリーン作戦を企画した3年生の代表者が参加者にお礼の言葉を述べ,手作りの感謝状とワッペンを手渡しました。また,有志によるダンスの披露も行われ,参加者から温かい拍手をいただきました。参加してくださった皆様,本当にありがとうございました。
1学期終業式
終業式では、3年生の黒田十睦さんによる、代表生徒のスピーチ「1学期のふりかえりと2学期に向けての抱負」が行われました。3年生らしい、落ち着いた立派なスピーチとなりました。
N1グランプリ
あいさつ運動の様子が中日新聞で紹介されました
7月14日(水)の朝,ボランティア活動の一環として,地域の方と一緒に「社会を明るくする運動~あいさつ運動~」を行いました。参加した生徒たちは,「おはようございます」と元気よくあいさつをしながら登校する友人にポケットティッシュを配りました。活動後の生徒のふり返りを紹介します。
〇周りの人が挨拶をすることで自分も声を出さなければという気持ちになれるし、挨拶された側も気持ちがいいので挨拶はやっぱり大切だなと思いました。
〇「おはようございます」とティッシュを渡すと「おはようございます」と返してくれてうれしかったです。挨拶はそれが返ってくると、すごくうれしい気持ちになるんだなと思いました。これから「おはようございます」といろいろな人に言おうと思います。
〇とても楽しかったです。挨拶をすることでみんなが笑顔になれました。特別な運動ではなくても、挨拶を続けることが大事だなと思いました。
〇「おはようございます」と言って返してくれない人がいて少し悲しくなりました。だから挨拶をしっかりするべきだと実感しました。あいさつの大切さが分かりました。
今回の活動について,7/15中日新聞朝刊で紹介されました。あわせてごらんください。
3年生の総合的な学習の時間の授業風景⑤
情報発信チームが内容やルールにこだわって作成してきた「梅田川すごろく」が完成しました。マスには,「マハゼに見とれて5マス戻る」「釣りポイント~釣りゲームに挑戦しよう~」など,梅田川の魅力が満載されており,楽しく学ぶことができるよう工夫がされています。また,脚本から撮影まで生徒の力でつくりあげた「梅田川の生態系を守ろう~動画~」も本日クランクアップしました。段ボールで手作りの衣装や小道具を作り,これまで学んだことをわかりやすく伝える内容となっています。これら3年生が作成したものは,大崎小のみなさんに楽しんでもらうとともに,南稜祭で保護者や地域の方に見ていただけるようにしたいと思います。ごみ問題解決チームは,8/4(水)に実施する「梅田川クリーン作戦」の参加者の班分けと目印のワッペンを完成させました。海をイメージして,サザエさんのキャラクターが班名になっています。とてもかわいらしくできたので,参加するみなさんは楽しみにしていてください。水質改善チームは,これまで取り組んできた鉄炭団子の検証実験や梅田川の水質調査の結果をレポートにまとめています。これは,水質パトロール隊の報告書として,愛知県へ提出するものになります。多くの人に見てもらえるよう,紙面に工夫をしながらまとめていこうと思います。
生徒集会(七夕集会)
南稜学校いのちの日
選手激励会
3年生の総合的な学習の時間の授業風景④
1年生の総合的な学習の時間の授業風景
1年生では、「梅田川にふれる~故郷の自然を再発見~」というテーマで、環境学習に取り組んでいます。6月8日,初めての梅田川ウォッチングを行いました。「川の汚れ具合を知りたい」「どんな生き物が住んでいるか調べたい」と,一人一人が川の様子を楽しみに向かいました。
梅田川では,長い草丈に隠れるようにして捨てられているペットボトルなどのゴミを見つけたり,川の中から首を出しているカメを見つけたりしました。ふり返りからは,「思った以上に川が濁っていた」「魚がとれなかった」と,梅田川の川の汚れ具合や生態系への影響について気づきを得たようです。今後は,個人の追究テーマを決め,資料調べや実地調査などを通して探究していきます。
3年生の総合的な学習の時間の授業風景③
水質改善チームは,鉄炭団子の安全性を確かめるため,衣装ケースに梅田川の水や植物,カニなどの生き物を入れ「ミニ梅田川」を作成しました。そして,実験前のCOD,亜硝酸態窒素,りん酸態りんをパックテストで調べました。その後,ケースごとに鉄炭団子の質量を25g,50g,100g,200gと変え,対照実験を始めました。2週間後の値の変化が楽しみです。SDGsチームは,豊橋市SDGsパートナー企業の中から興味のある企業を選択し,どんな取り組みをしているのか,実際に担当者に電話でインタビューしました。SDGsの達成のため,さまざまな工夫をしながら働いている生の声を聞き,生徒たちにとって,自分にできる取り組みを考えるよいきっかけになりました。
エコキャップでつなげよう!南稜中と植田小のESD!
ESD委員会の呼びかけで,エコキャップ回収キャンペーンを行いました。ペットボトルのキャップは,ごみとして焼却処分すると地球温暖化の原因となるCO2が発生してしまいます。しかし,860個集めて協力企業に届けると,1人分のワクチン代に換えることができます。今回,南稜中での取り組みを知った植田小の6年生2名が「私たちも協力したい!」と担任の先生に申し出たことから,植田小でもエコキャップキャンペーンを行うことになりました。本日,南稜中のESD委員が植田小を訪れ,6年生から直接集まったエコキャップを受けとりました。植田小の分も含め,今回のキャンペーンで119.3kg(およそ51299個,59人分のワクチン代)のキャップを集めました。この活動は,SDGsのゴール3「すべての人に健康な福祉を」の達成につながります。南稜中は植田小とも小中連携を進め,持続可能な社会の実現に貢献していきます。なお,南稜中では常時エコキャップを回収しています。今回,写真のような回収できないキャップも含まれていました。エコキャップとしてワクチンに換えることができるのは「飲料のペットボトルキャップ」のみです。よろしくお願いします。
第2回避難訓練
6月9日(水)、6時間目に避難訓練が行われました。各教室でシェイクアウト訓練を行い、その後南海トラフ地震発生時の下校・引き取り想定訓練を行いました。どの生徒も真剣に訓練を受けることができ、振り返りには「災害への準備が必要」「いのちを守るために落ち着いた行動が大切」といった感想が多く見られました。ご家庭でもぜひ話題にしてみてください。
色団対抗エコキャップ回収作戦
また、南稜中学校の取り組みを知った植田小学校6年生児童3名が、ぜひ植田小学校でも集めて、南稜中に協力したいということを担任の先生に申し出てくれて、植田小でも6月9日(水)~10日(木)の2日間、回収をしてくれることになりました。その2名の児童は、全校に呼びかけるためにポスターまで作成してくれたそうです。植田小からの、とてもうれしいお知らせでした。