5年生福祉の出前授業

2学期もあと2週間となりました。もうすぐ冬休みですね。
今日は、5年生で福祉関係の出前授業がありました。テーマは「認知症を学び、みんなで支えよう」です。講師は、さわらび会の皆さんでした。


まず、認知症について説明を聞きました。言葉を知っている子もいましたね。


つづいて、実際の場面を仮定した劇を見て、認知症の方の気持ちを考えました。自分では正しいと思っていることなのに、厳しく注意を受けたとき、どんな気持ちになるでしょうか?


劇を見た後は、グループワークです。ごみ捨ての日を間違えたおじいさんの気持ちになって、心の声を付箋に書き込みました。


おじいさん心の声、よく考えられていましたねと、さわらび会の皆さんはおっしゃっていました。「まちがってねーよ」そうですね。まさしくおじいさんの正直な気持ちです。この心の声こそが認知症なんですね。


おじいさんの行動から、おじいさんには認知症のどんな症状が現れているのかを考え、発表しました。


最後は、おじいさんを安心させるためにどのように接したらいいかを考え、発表しました。


ごみを出しやすくするためのアイディアも、「曜日を知らせるランプをつけるといい」など、わかりやすい工夫が発表され、さわらび会の方たちも感心していました。
そして、5年生の皆さんは「認知症サポーター」として認定されました。家庭や地域での優しい声かけができるようお願いします。