3年生SK学習へ行ってきました

3年生が、SK学習(西郷小と賀茂小の合同学習)で、多米にある豊橋市民俗資料収蔵室へ出かけました。昔、多米小学校の校舎として使われていたところです。


校舎の中には、昔使っていた古い机や椅子があり、タイムスリップしたみたいですね。



そして、今回は長寿会の皆さんに昔の道具や暮らしについて教えていただきました。まずは昔の道具が置いてある部屋へ入り、昔使われていた道具について勉強しました。


古いけど、初めて見るものばかりでした。



次は、昔の生活体験です。これは、稲からお米を脱穀しているところです。食べられるお米にする最初の作業ですね。


お米を取ったわらを使って、縄をないました。これは難しい!わらがすぐほぐれてしまって、丈夫な縄にするのがとても難しかったようです。


こちらでは、たらいとせんたく板を使った洗濯です。石けんをつけ、でこぼこでこすって、水で洗い流します。水が冷たくて、大変だったね。


ここまで体験したところでお昼です。お昼も昔の生活を学ぶ機会として、七輪で五平もちを焼いて食べました。とってもおいしそう!
五平もちを焼いてくれたのは、PTAの方たちです。どうもありがとうございました。


午後からは、もみすり体験と精米作業を昔ながらの方法でしました。もみすりは、木のブロックでこすりつけて、もみがらを取りました。なかなか取れなくて、苦労してましたね。


精米は、お米をびんに入れて棒でつつきます。これは時間がなくて、最後までできませんでした。今はお米屋さんに行けばお米がある時代。昔はこういう作業をしてお米を食べられるようにしていたんですよ。


昭和時代の前半に使われていた学校や道具に囲まれ、タイムスリップしたみたいでした。運動場で遊ぶ様子も、当時こんな感じだったのかなと思いました。


子どもたちも、今日一日は「昭和時代の子ども」になっていたようでした。貴重な体験をしましたね。長寿会の皆さん、PTAでお手伝いをいただいた皆さん、ありがとうございました。