先日，２年生の級長や生徒会執行部の生徒を中心に幸小学校，天伯小学校に出向き，新制服の導入の経緯や旧制服と新制服のデザインの違いなど，劇などを交えて発表してきました。発表した中学生は小学生にも伝わるようにと，真剣に，ユーモアを交えながらがんばっていました。温かい雰囲気で，聞いてくれた小学生。誰もが好意と誇り，そして親近感のもてる新制服になればいいなと思っています。

　今、高師台中学校では、体育館空調設備工事にともない、正門わき（体育館横）の木の伐採や空調設備取り付けのための工事が行われています。学校にお越しの際に正門を通過することができなかったり、駐車場が使えなかったりとご迷惑をおかけすることもあるかと思います。さらに、12月末までかかるので、体育館や武道場の解放のかたがたにもご迷惑をおかけしていることもあるかと思います。これもひとえに、生徒のため、中学校のためとご理解いただけたらありがたいです。

　正門を入ってすぐの左側にある樹も２本伐採しました。金木犀もいい香りをさせていた時に伐採してしまうのは惜しかったのですが、これもしょうがないことかと思います。体育館の西側に室外機が付きます。

　ですが、今年度の卒業式をはじめ入学説明会、そして来夏の部活動や集会など例年以上に快適に活動できるのではないかと期待しています。それまでの辛抱、そう考えています。

   １０日（月）に後期委員長認証式が体育館で行われました。感染症対策のため、体育館と教室とをつなぐリモートでの認証式となりました。

各委員会の委員長と各学年の企画委員長が堂々と半年間の抱負を発表しました。発表を終えた委員長さんから「リモートだけど、緊張した。こっちの方が緊張する。」「何回も練習したから、よかった」などの声が聞かれました。委員長さん、半年間、どうぞよろしくお願いします。

   11月11日の登校中に、２年生の男子５名が「倒れた人を助けた」との一報が入りました。その５名に詳しく事情を聴いてみると、登校中に通学路でお年寄りの方が段差につまずき、顔から血を流した状態で動けなくなっていました。そこへ５名の生徒が通りがかり、

①「大丈夫ですか」と声を掛けた。

②出血していたため、近所の方からタオルを借りて止血に使った。

③救急車を呼ぶために、通行人の方に協力を要請し、携帯電話で１１９番をかけてもらった。

④電話をかけた方に土地勘がなかったために、電話を交代し、救急隊員にケガや場所などの状況説明をした。

⑤救急車が来るまで、その場に留まり、お年寄りを見守っていた。

上記のような救助行動をとったそうです。1人の生徒は、「怖くてドキドキした」「血を見たときは保健の授業で習った止血法が思い浮かんだ」と、その時の様子を振り返って話していました。みなさんが同じ状況に出くわしたらどうでしょうか。彼らの立派なところは、まず声をかけたことです。声をかけなければ、その方はいつまでもそこに放置されていた可能性もありました。そして、自分たちでは解決できないことを周りの大人たちに協力を要請したところです。救命救急の講習を受けた大人でさえ慌ててしまうような状況で、中学２年の生徒たちがここまで対応できるとは、本当に立派で誇らしいことです。また、保健の授業で習ったことが生かされたこともよかったと思います。今回のようなけが人が出ないことが一番ですが、いざというときのために講習を受けたり、日ごろから人命救助の方法を確認したりしておくことは大切だと、彼らの行動から再確認させられました。そして、この勇気ある行動にみなさんで拍手をおくりましょう。

   10月31日（金）悪天候が心配される中でしたが，午前中に体育祭，午後に巨大壁画お披露目会とＴ－１を実施しました。

　体育祭では,それまでの練習の成果を発揮して，各学年とも優勝旗を目指して本気で取り組む姿を見せてくれました。特に，最後の体育祭となる３年生は，競技中だけでなく，整列や移動，応援や喜ぶ姿など，さまざまな場面で最後にかける「本気」を感じることができ，下級生の手本となっていました。

　午後は体育館にて，まず，巨大壁画お披露目会が行われました。全校生徒が一人ひとり丁寧に色を塗った７００枚程のパーツが一つとなり，高師台中生徒「一人ひとりの個性」を表現する素敵な巨大壁画をお披露目することができ，会場からは大きな歓声が上がりました。

　その後は，T-1パフォーマンス（有志の舞台発表）が行われ，ダンスやお笑い，バンド演奏など，生き生きとした姿でさまざまな発表があり，全校を盛り上げてくれました。