学校ブログ 創立150周年の記録(主担当:校長)

2024年2月の記事一覧

すごい時代になりました。 美化委員会リモート集会

仮設校舎に放送室が移動してから、不具合が続いていたテレビ放送システムですが、やっと賦活を果たしましたので、美化委員会のリモート集会を開催しました。美化委員の子どもたちには、延期が続き、ずいぶんお待たせしてすみませんでした。

美化委員さんは、自分たちで動画を撮影して、編集したプレゼン資料をもとに集会をすすめてくれました。ごみの分別やごみの正しい捨て方などのクイズを通して、みんなで学ぶことができましたが、まるでテレビの情報番組を見ているかのようでした。

教室にいる子どもたちも、テレビ画面を通して、クイズの正解を考えながら、「わーい」と楽しみながら、ごみについて学んでいました。クイズの選択肢も、動画で提示されてあり、それが小学生が作成できるのですから、すごい時代が来たなあと感心しました。先日、写真クラブが磯辺小学校の「プロモーションビデオ」を作ってくれました。これも子どもたちの手作りビデオです。ホームページの「お知らせ」にプロモーションビデオの動画データを添付しましたので、今の子どもたちのビデオ編集技量をご覧いただければ、幸いです。所ジョージさん並みの「すごいですね」を差し上げたいです。

 

企画力、実行力を高めます! 4年学年レク

先日、朝の活動の4年生の学級で、真剣な話し合いが行われていたので、何のことか尋ねてみると、「学年レク」の計画を練っているところでした。今日は当日であったので、運動場を訪れてみました。学年主任に「もう卒業に向けての思い出作りなの?」と軽口をたたいたら、「子どもたちに企画・運営の経験を積ませて、いずれ『むくろじ活動』等で生かしてほしい」と、長期的な展望をもった取り組みを語ってくれたので、自分の単純さを反省しました。これから、1学級ずつがそれぞれで、学年レクの企画を練って、準備・運営をするそうです。

本日は、その第一弾、「タグ鬼ごっこ(勝手に名付けました)」を行いました。全員が、両腰にタグをつけて行うもので、ひものついたタグも、企画した学級がみんなで協力して作成したそうです。準備体操も元気に終えて。いよいよゲームスタートです。

3コートに分かれて、それぞれ10人ずつが各学級の立ち位置から、飛び出していきます。なかなかの熱戦でした。奪ったタグがポイントなるようです。

常々思うことですが、磯辺小のすてきなところは、男女分け隔てなく、いろんな活動を楽しめるところです。途中、手が相手にあたったりすると自然に「ごめんね」と言い合えるなど、スポーツマンシップも長けているようです。応援も、喜びの表現も超一流です。また、すごい瞬間を、カメラに収めることができました。すごいジャンプ力です。第2弾も楽しみです。

あっという間の最終回 3年「なんでもポケット」

3年生にとって、本年度最後の「なんでもポケット」が行われました。磯辺小では、1~3年生を対象に、お話を楽しむ活動「なんでもポケット」を行ってくださっているので、3年生にとっては、今日で卒業となります。今回の終わりにその事実に気づき、「やだ、やだ」「来年もお願い」と子どもたちが口々に懇願するのもよくわかります。大人ですら、くぎ付けになりますから…。

絵本「あー あー」 絵本に合わせて、いろんな「あー」を大声で言ったり、抑揚をつけたり、伸ばしたりして楽しみました。

素話「エパミナンデス」 ボランティアさんが、3年生にとって最後の会で。子どもたちに語りたいお話とおっしゃっていました。次々と変わる展開が頭に浮かんで、思わず微笑んでしまう、ユーモアいっぱいの語りでした。失敗を繰り返しながらも、素直な生きる主人公の姿に、学ぶことも多いように感じました。絵本の世界の高倉健のようなすてきな主人公でした。

民話「おにとあんころもち」 この物語の作者本人が語ってくれました。西三河に口伝で伝わる民話を、小澤征爾さんのお兄さんのおざわとしおさんとともに書き記してくださいました。子どもたちが、作者本人が語ってくれていた事実に、いつの日か気づくことがあるでしょうか。

童謡「おにのパンツ」(振り付き) 今日も楽しく歌い、踊りました。体を動かしながら、ストーリーに親しむ活動は、子どもたちの大人気です。

大型英語絵本「A Color of His Own」(日本題「じぶんだけの いろ」) 

きれいな英語の発音に子どもたちも聞き入っていました。内容はわからなかったと言いつつも、「色」は聞き取れたと話していました。「色」が英語で聞き取れれば、100点満点です。外国語の響きを楽しみました。

 人形劇「さんまいのおふだ」 人形劇を楽しみました。劇の終わりには、みんな拍手喝采していました。「なんでもポケット」で見聞きしたものすべてが、楽しい思い出として、ずっと子どもたちの心に残っていくことと思います。

 最後の会となったので、子どもたちからお礼の言葉をお伝えしました。会が終わったあとは、人形劇に出演したおしょうさんややまんばさんと触れ合ったり、そこで使われた楽器の音色を楽しんだりしていました。すてきな体験と思い出を子どもたちにくださり、本当にありがとうございました。 

 

 

ドジャースに負けない豪華メンバー 1.5年生本の読み聞かせ

今日は、1,5年生にとって、今年度最後の「本の読み聞かせ」がありました。各教室を見回りながら、本の読み手として参加してくださっているボランティアさんの豪華さに、身震いがするほどでした。「よくぞここまでお揃いで。」と、驚くばかりです。大谷選手、山本投手が加入したLos Angeles Dodgersに匹敵するぐらいの豪華さに感激しました。

5年生は、行儀よく語りを聴き、読み手が伝える本の世界に魅了されている様子でした。「おにとあんころもち」は、作者自身が語ってくださっており、こうした貴重な経験ができる磯辺の子どもたちは、幸せだと感じました。

1年生は語り手が演出する空間、雰囲気に浸り、楽しんでいるようでした。毎回、幼いお子さんを連れて「本の読み聞かせ」に参加してくださるボランティアさんも多くいらっしゃいます。低学年の子どもたちは、思い思いの姿勢で、リラックスして語りに耳を傾けているようで、実は、連れてきてくださっているお子さんが目に入り、「お兄さん」「お姉さん」であることを意識しているように感じます。家族と一緒にいるような温かい空間のなかで、絵本の世界を楽しんでいるように感じます。こうした本に親しむ温かい環境を子どもたちに味わってもらえることも、磯辺小の自慢のひとつと思い、感謝しています。本好きな子どもたちは、こうして育っていきます。

 

磯辺小で大人気!ピーマン、たまご、磯辺あげ! 6年調理実習

6年生の「20分で2品作る調理実習」も、ラスト1クラスとなりました。自由献立ですが、食材で多く見かけたのは「ピーマン」や「ニンジン」でした。さすが、給食を好き嫌いなく、残さず食べることができる6年生だと、食材選びにも感心しました。各家庭の食育が充実していることがうかがえました。ピーマンのシーチキン詰め、一度やってみようかな。

調理も中々上手です。目玉焼きやオムレツなどの卵料理は、ファミレスで出てきてもおかしくない出来栄えのものもありました。子どもの練習にお付き合いくださった家庭も多くいたようです。ありがたい限りです。

最後は、豊橋市立磯辺小学校らしく、「ちくわの磯辺あげ」も見かけました。食材選びと料理の腕前に、センスを感じる調理実習でした。においもとってもおいしそうでしたし、きっと味もよかったことと思います。食べることは今日も叶いませんでしたが…。磯辺の磯辺あげなんておしゃれですね。

いいにおい出汁!おいしそう出汁! 5年みそ汁調理実習

5年生は、今日から「みそ汁」の調理実習にトライしています。結構、水加減に苦労していたように感じています。煮ていると、結構水が蒸発していくのです。そんなことも経験として学んでいきます。いずれにしても、部屋中とってもいいにおい。ブログでにおいも届けることができれば、子どもたちのがんばりがもっと伝えることができるのにとちょっぴり残念に思います。

コロナ禍後の調理実習ですから、基本的に自分で調理したものは自分で食するのが原則です。多く作りすぎても、「味見させて!」と安易にお願いできない今日この頃です。「今度、家で作って、お母さんに合格もらえたら、それからみそ汁を作らせてもらえる。」と話す男の子もいました。すてきな教育されているなと感心するとともに、洗い物を押し付けあう我が子たちの実態を残念に思う今日この頃です。みんな上手に仕上げました。すばらしい!

 

安心してください!元気ですよ! 長放課外遊び

家族と楽しい時間を過ごした子が多かった連休明けですが、子どもたちは変わらず元気に登校してくれています。2,3時間目の間の長放課には一斉に運動に飛び出して、なわとび、鬼ごっこ、ドッジボールなどで遊ぶ姿が、これまでと変わらず見ることができます。

なわとびは相変わらず人気です。これだけ人気ならば、なわとび王者決定戦のようなものをやってみたくなります。

おにごっこで遊び子どもたちに、おにへの警戒心は、まったく感じられません。おにはどこで、なにをしているのでしょうか。少なくとも「写真を撮って」と頼まれている私は、鬼ではありません。

ドッジボールも、運動場いっぱいに3面ほどのコートを使って、楽しまれています。「ずっと外野で、内野に戻りたい。」と頼まれても、「がんばって相手を当ててね。」と、励ますしかアイデアが浮かびません。お隣の外野の子も「見ててください!側転ができます。」とスゴ技を見せてくれました。「どこでならったの?」と聞いたところ、「ふつうにできた」とのこと。天才とは、こういったものかもしれません。2人ともドッチボールの外野の最中です。磯辺っ子は今日も元気です。

 

新入生のみなさん!「安心してください!待ってますよ!」 通学団会

2時間目に通学団会を行いました。磯辺小では3月1日から、主に現5年生が班長となる令和6年度の通学班で登校を始めます。6年生は、3月中は、それがうまくいくようにサポートに回ります。今日はそれに向けて、6年生が抜け、新たに新1年生を入れた班の編成を行いました。その後、集合場所や集合時間などを記入した、新1年生へのお手紙を書いたり、1年生を場所を決めて、登校列の並び方を練習していました。これから1か月練習して、新1年生を迎える準備をします。

新入生が3人も入ってくれる班もあれば、新入生がゼロの班もいます。6年生が3人抜け、残すは4年生3人だけといった班もあり、それぞれです。新入生へのお手紙は、6年生がアドバイスをくれたり、複数いる班は分担したりして書いていました。いずれも心を込めて書いてくれていました。

並び方も、1年生の入る場所を決めて、並んでいました。歩道の状況によって、2列を1列にしたり、列の順番を入れ替えるなど、1年生が1番安全な場所で登校できるように工夫していました。磯辺小の子どもたちは、6年生も含めて、新1年生の入学を心待ちにしています。

話し合いのスキルはすでに大人なみか、それ以上です。 5年お話しタイム

5年生のお話しタイムのテーマは、「宿題って必要?」でした。「必要」も、「必要じゃない」も、大人が論ずる意見と同じか、それ以上なものばかりです。話し合いのスタイルも挙手、指名ではなく、意見のある人がタイミングを見て、話し始めていました。さすが高学年です。突然、「校長先生はどう思いますか?」と振られ、「人それぞれだと思います。」と、今日もまた、煮えきれない意見を発してしまいました。大人のずるさが染みついているようです。

 宿題の及ぼす学習効果が、体験的に語られており、話し合いのスキルが高いことが感じられます。宿題の有無については、これまでは保護者から意見を伺うことが多かったですが、高学年なら十分有意義な話し合いができそうです。話し合いを聴きながら、ラーケーションもスタートしましたし、夏休みなどはこれまでの学習の形を変える時期が来ているかもしれないと考えたりしました。

 

サクラとイチョウ、感性が豊かです。 2年生お話しタイム

2年生の「お話しタイム」では、「春と秋どちらが好き?」をテーマに話し合いが行われていました。それぞれの季節で見える景色やその時期の思い出などが理由としてあげられています。板書を見ても、豊かな感性が感じられます。春はいちご、秋は焼き芋、梨、干し柿、桃、巨峰で、秋の勝ちなんて意見が思い浮かんだ自分が恥ずかしく感じてしまいます。

インフルエンザにならないや日焼けどめをぬらなくてよいなど、現代社会を反映した意見もありました。新しいクラスになれるのに時間がかかるといった意見も聞かれ、大人ではなかなか気づいてあげれない子どもたちの思いに触れ、勉強になりました。日々思慮深い子どもたちの意見を見聞きし、感心するばかりです。