校長先生の特別授業(6年生)

3学期は、感染症対策のためグループでの理科の実験が十分にできませんでした。卒業していく6年生にこれからも科学に興味をもってもらうために校長先生が佐羽尾先生と一緒に特別授業をしました。今回は、地球温暖化やエネルギーの問題を視野に入れて、小学校ではなかなか扱わない液体窒素も使って実験をおこないました。水力発電や火力発電の演示実験を始めに、LED電球を使った省エネの実験、液体窒素を使って超伝導の実験など盛りだくさんでした。柔らかいテニスボールが液体窒素で冷やされて木っ端みじんになったり、抵抗が大きくて電流が流れなかったコイルが超伝導となって豆電球が点灯したりする実験など子どもたちは、目を皿のようにして見ていました。これからエネルギー事情は、ますます厳しくなりそうです。科学に対して常に関心をもちながら、これからもがんばってね。

火力発電のモデル実験 蒸気の力でタービンを回して発電します

LED電球は、軽い力で明るく点灯させることができました

分光シートで電球をのぞくと虹色のスペクトルを見ることができました。

初めて見る液体窒素にみんなびっくり

バラの花は、一瞬で凍り、手で握ると粉々になりました

液体窒素を使ってコイルを冷やすと電流が流れやすくなり豆電球が点灯しました

液体窒素の中でシャープペンシルの芯に電流を流して光らせる実験 とても幻想的でした
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