日誌

2019年2月の記事一覧

小学生は何を,何のために学ぶのか

5年生として過ごすのも残り17日となりました。
どの学級もまとめの時期に入っています。先日は授業参観と学年懇談会へのご参加,ありがとうございました。保護者の方々にがんばっているところを見せようとする子どもたちの姿は,見ていてとても頼もしく,ここまでの一年間の成長を感じさせるものでありました。

5年生は今,6年生を送る会と卒業式の準備に励んでいます。どちらも6年生に感謝の気持ちを伝えるとても大切な行事や儀式です。それと同時に6年生からバトンを引き継ぐ場でもあります。このような行事や儀式を経験していく中で,子どもたちは自主性であったり,責任感であったり,協力することの大切さを学んでいっています。

計算コンクールもまもなく行われます。どの学級の子も,5年生最後のコンクールでの合格に向けて,計算力を身につけていっています。

この子たちが大人になる時代,それはロボットやAIなどの技術が進歩し,いわゆる「Society5.0」の時代が到来している時代でしょう。簡単な作業はもうロボットやAIがやってくれます。我々人間は,人間にしかできないことをする力を身につけていかなくてはいけません。それは,幅広い見方や考え方のできる力や,仲間とともに問題を解決する力です。計算力はそんな力の土台の一つとなると考えています。

学校教育の一つ一つが,子どもたちにとっての学びの場です。残りの17日間も,この子たちが大人になったときに,自分で考え判断し,よりよく生きていけるような力を身につけさせていきたいと思います。
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