2022年1月の記事一覧
お話タイム「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」
お話タイム「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」
令和4年1月26日
本日、5年2組のお話タイムを参観しました。お話タイムは、朝の活動時、子どもたちの話し合いの力を高めることや、子ども同士の温かい交流を図ることを目標に、全学級で実施をしています。本日のテーマは、「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」です。発問後、子どもたちは黒板前に移動し、ネームプレートを使って自分の立場を表現していきます。その後、自他の考えを伝えたり聞いたりして交流を広げていきます。
使いたいという理由には、「書くのに時間がかかる」「使うと楽」「自分の字だと読みづらい」等。使いたくないという理由には、「将来、仕事をするとき、字がかけなくなると困る」「振り返りで、自分の考えや思いを書く時、違うことを書かれては困る」「使いたいという気持ちもあるが、自分のためにならないから」等の意見が出されました。
子どもたちは、それぞれの価値観をもとに考えをもち、交流をします。意見のはじめに、「〇〇さんに似ていて」とか「○○さんと同じで」「〇〇さんに質問で」等、他児童とつながろうとする発言も見られました。まさしく、話し合いの力を高めるといったねらいに迫る姿を確認できました。
使いたいという理由には、「ノートを書く時間より、先生や友達の話を聞くことに集中したい。学習効率が良い」との意見も出てきました。本音の意見交流をベースに、将来獲得したい力や現在の学習効率、そして将来の社会構造予測なども見られ、これから本格的に社会参画を目指す存在として、とても頼もしさを感じました。
話し合いは、「いろいろな意見が出て、おもしろかった」「どちらの立場もいいなと思った」等、友達の考えを認め、価値に共感するといった意見でまとめられていきました。次代は、子どもたちが創っていきます。今後も、培われた話し合いの力を駆使し、合意形成を図りながら直面する課題を解決していける子の育成に、取り組んでいきます。
雪遊びをしました
雪遊びをしました
令和4年1月14日
早朝からの降雪で、運動場一面が雪景色。子どもたちのテンションも高まります。コロナ禍のため、朝、子どもたちの健康状況を把握したうえで、担任の管理のもとであれば雪遊びをしてもよいことにしました。子どもたちは、雪だるまを作ったり、雪玉を投げ合ったりと楽しんでいました。今年は、ラニーニョ現象が活発なため、例年以上の寒波が日本列島に流れ込んでくるそうです。学校にとっては恵の雪です。次回の降雪が楽しみです。
さて、昨日、3年生と6年生でも出前授業が実施されました。
3年生の消防教室では、中消防署の職員の方から、119番通報するときの心構えを教えていただきました。「火事や事故を発見した場合、まず大人の人を探して助けてもらう。大人の人がいない場合は、自分で119番通報をする(携帯でも119と押せば指令室につながる)この時、慌てず落ち着いて話す。わからないことは、わからないとはっきり言う」などです。また、出火直後の写真と出火1分後の写真を比較し、短時間で一気に燃え広がることを知りました。写真中、炎に包まれる消防士の様子を発見し、「こわくないんですか」との素朴な質問も見られました。前芝の出張所に、水陸両用車が保管されていること、ご存じですか。(日本に3台)この車両は、津波や洪水等の大災害が発生したときに、人命救助のために活躍が期待されているものだそうです。3,4年生の社会科副読本「かがやく豊橋」にも写真が掲載されています。
6年生では、豊橋警察署の少年係の方をお招きし、防犯教室が行われました。刑法では、「バカなどの言葉は、侮辱罪につながる。噂話も名誉棄損罪へ。物を隠したり、壊したりすると器物損壊罪に。人を脅せば脅迫罪や強要罪に。死ねなどの言葉は、自殺関与及び同意殺人罪に問われることもある」との説明を聞きました。その後の質問では、〇〇のケースは罪に問われるのかといった内容が飛び交いました。質問に対し、少年係の方は「罪になるかどうかを気にする前に、相手の気持ちや周りへの影響を自分自身で考え、判断できるようにしようね」との回答。日本が法治国家であること。また、法にゆだねる前に道徳性を養うことの重要性を学ぶことができました。
子どもたちの反応中、いくつか気になる点が見られました。①いじめられた経験のある子がいじめた経験もある場合がる。②いじめられる子にも問題があると考える子どもがいる。学校を含め、社会では、いじめ根絶に向け指導や管理をしています。当然、いじめの連鎖も断ち切らなければなりません。また、いじめ被害者に寄り添い、いじめる側については指導を徹底していかなければなりません。ただ、子どもたちなりの論理を把握して指導をしていかないと、空回りに終わる危険性もあります。その意味でも、今回の防犯教室は私たち教職員にとっても貴重な財産をもたらしてくれました。
持続可能な社会づくりについて学びました
持続可能な社会づくりについて学びました
令和4年1月13日
本日、サーラ℮パワー株式会社の方をお招きして、持続可能な社会づくりのための具体的な取り組みの様子について学習をしました。対象学年は、4年生。総合的な学習の時間を中心に1年間、SDGs(持続可能な開発目標)について学習を深めてきました。
サーラ℮パワー株式会社は、市内の新西浜にバイオマス発電所をもち、売電によって利益を得ている会社です。豊橋市内で必要な電力量の約1/4を供給することができるそうです。
「発電のために必要な物は?」との質問に対し、子どもたちは生ごみや木片等、今まで培ってきた知識をもとに答えている姿が印象的でした。
「CO₂を減らす取り組みをしないと、2100年には地球の気温が4.8℃上がる。海水面も82㎝上がる」「今でも北極や南極の氷が解け、面積が減っている」「これらを受け、国は2050年までに脱炭素型社会を目ざしている」「そのため、本社は化石燃料を使わない発電を行っている」以前、子どもたちにシロクマの数が激減していることを伝えたことがあります。子どもたちにとって、気候変動は身近な問題となっています。
「持続可能な社会を実現するための身近な取り組みを答えてください」との質問に対し、子どもたちは、「物を買う時、本当に必要な物か考える」「スーパーで、賞味期限の近いものから買う」「古着を売る」「レジでビニル袋を断る」「短くなるまで、鉛筆を使う」等の意見が出ました。すでに実践済みの取組もあるようです。
サーラ℮パワーの企業理念は、循環型社会づくりと地域産業の振興への貢献だそうです。今日的な課題を確認し、その解決に向けての知識と参画意識を高める機会を得ました。近未来に向けての取り組み、まさしく今の子どもたちが一翼を担い、取り組んでいくことになります。私たち大人は、言葉だけでなく背中で、持続可能な社会づくりを語っていく必要がありそうです。3学期がスタートしました
3学期がスタートしました
令和4年1月7日
明けましておめでとうございます。今年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」、スタートや成長が期待できる縁起の良い年だそうです。コロナ禍で、社会全体が苦労を強いられてきましたが、何らしかの希望がもてそうな予感がします。今年もよろしくお願いします。
始業式にて、2年生と6年生代表児童より今年の抱負が力強く語られました。
2年生代表:なわとび・国語チャレンジ・お手伝いをがんばる。立派な3年生に近づいていきたい。
6年生代表:発言・声掛け・修学旅行の実行委員をがんばった。最高学年の役割の引き継ぎ・中学校への準備をがんばる。
校長訓話でも、新年を迎えるにあたり目標・計画を立てることが大切だと話をしました。
また、多くの学級で個々の目標の確認をしていました。それぞれの目標を胸に、2022年の学校生活のスタートです。
余談ですが、訓話の中で校長先生の目標は、三重跳びを成功させることだと話しました。また、1月7日は、七草がゆを食べる風習があること。七草(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ)を覚えてみようと話しました。始業式後、校内巡視中、3年4組をのぞいてみると、皆で暗唱の練習をしていました。他学年でも唱えられる子が、結構いるようです。本日、多くのご家庭で七草がゆがふるまわれることと思います。会食中、話題にしていただけると幸いです。
「ラーケーションの日」取得について
ラーケーションは、年間で3日間とることができます。前月の15日までに申請していただくと給食をカットできます。
詳しいことは学校にお問い合わせください。
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