校長室便り

校長室便り

「2学期を振り返って」 

「2学期を振り返って」 

 

 2学期は、「南丸祭」での「文化の部」「合唱の部」をはじめ、1年の自然体験学習、2年の職場体験学習などの学年行事もありました。どの行事も、テーマやスローガンを掲げ、共通の目標に向かって、生徒が一丸となって、準備や練習に取り組み、やり遂げることができました。多くの思い出をつくることができ、大きな自信につながったと思います。さまざまな体験を通して、成長していく姿を見ることができ、大変充実した2学期となりました。

 12月22日(金)に終業式が行われました。久しぶりに全校生徒が一同に集まり、体育館で開催しました。学期の締めくくりの式にふさわしく、制服で参加をし、気持ちが引き締まる雰囲気を感じました。各学年の代表生徒が、2学 期の振り返りを発表しました。「3学期はさらにクラスのために力を発揮したい」「最高学年になれるようなふるまいや気配りをしていきたい」「進路も団体戦。最後まで頑張る」と3学期にいかしていこうという意気込みも語られ、前向きさが伝わってきました。

 3学期は短いので、一日一日を大事に過ごしていってほしいです。

                          令和5年12月28日

                             豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行

 

 

南丸祭・合唱の部 『~届け!想いをのせたハーモニー~』」を行いました 

 南丸祭・合唱の部『~届け!想いをのせたハーモニー~』」を行いました

 

 11月2日(木)、ライフポートとよはしの会場にて、「南丸祭・合唱の部」が開催されました。「学級の仲間とステージに立つ、この一瞬を大事にし、心を込めて歌いたい」といった意気込みを、各学級の代表生徒が曲紹介とともに語っていました。心を一つにした歌声は、コンサートホールに響き、聴いているかたを感動させたと思います。

「体育の部」「文化の部」を通してやり遂げてきた経験が「一つのことを、みんなで考え、みんなで工夫し、みんなで創り上げ、表現する」に集大成された「合唱の部」となり、すばらしかったです。

「南丸祭」を通して得たものを、今後の生活にいかしていきたいです。

                         令和5年11月27日                        

                            豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行

 

1年生が「自然体験学習」、2年生が「職場体験学習」を行いました。

   1年生が、10月17日(火)、18日(水)の1泊2日で、愛知県野外教育センターにて自然体験学習を実施しました。「チェレンジ1年生」をテーマに、自然豊かな環境で、さまざまな体験活動に取り組みました。

 出発式、入所式、退所式、解散式は、すべて自分たちで取り回しをしました。みんなに聞こえる声で、堂々と話をする姿に頼もしさを感じました。

 飯盒炊飯では、美味しいカレー作りに協力しながら取り組んでいました。「自分たちの班のカレーライスが一番美味しい」と自慢し合う生徒たちの様子も楽しそうでした。

 キャンプファイヤーでは、200名を越す大勢で、炎を囲みながら、元気よく歌ったり、楽しく踊ったりしました。係の生徒たちが、プログラムを考えすすんで掛け声をかけたり、踊ったりして、リードしながら盛り上げていました。

 宿泊棟では、ルールをしっかりと守り、集団活動を行うことができました。

1泊2日でしたが、活動を通して一人一人の成長していく場面をたくさん見ることができました。

 この経験を、学校生活に生かしていってほしいです。



  10月18日(水)に、2年生が、蒲郡市のラグナシアにて、職場体験学習を行いました。働いているかたから直接学ばせていただくことで、自分の将来への夢や職業、働くことのすばらしさ等、自分の生き方について考えるキャリア教育としての貴重な体験ができました。

実際に接待の体験をすることで、お客様に夢を与え、楽しんでいただけるように働いているラグナシアのかたがたの工夫、苦労、やりがいに気づき、一人一人が体感することができたと思います。

将来の夢、自分の生き方について、さまざまな視点から、今の自分を見つめ直すよい機会になったと思います。

 

 令和5年10月27日

                        

豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行




南丸祭(文化の部)

 9月15日(土)に、南丸祭(文化の部)が開催されました。

暑さ対策、感染症対策から、1学年ごとに体育館で発表し、他の学年は教室でリモートの参観となりました。

 開幕式で、「南丸祭(文化の部)を全体で、全力で楽しんでいきたい」という生徒会長の言葉を合図に、みんなで思い出となる『文化の部』にしようという雰囲気の高まりを感じました。

 前半の文化部の発表では、コンピュータ部の企画、吹奏楽部の演奏、美術部の作品展示等、日頃の活動の成果を披露しました。各部のすばらしい発表のおかげで盛り上がり、文化の部の今後の活動にとっても、励みになったと思います。

 後半の学級パフォーマンス企画では、見ている側が楽しくなるように演技や発表が工夫されており、自分たちの学級にできる、最高のパフォーマンスに挑戦している勇姿を見ることができました。

それぞれの学級のよさや個性があふれる発表になったと思います。

テーマ「最彩(もっと いろどり)」の通り、それぞれの場面での生徒の躍動する姿で、南丸祭(文化の部)が彩られていき、南部中の新しい文化が創られたように思いました。

 

             

令和5年9月20日

               

                豊橋市立南部中学校長  芳賀 俊行












南部清掃隊【地域の環境を守りたいプロジェクト】

南部清掃隊【地域の環境を守りたいプロジェクト】

     ~なまず池を守り、地域へ還元~

 

 8月4日(金)の8時30分から約1時間程度の時間で、地域にある公園、学校内の敷地の清掃活動に取り組みました。

 ボランティア活動でしたが、200名を越す生徒が参加しました。

「南部清掃隊」は、平成12年に「なまず池をきれいにし隊(通称:なま隊)」として発足しました。「なまず池を守る会」という団体に、当時の生徒会役員が清掃活動を一緒に行いたいと依頼したことがきっかけで、始まったボランティア活動です。

当時の『なまず池をトンボが飛びかうようなきれいな池にしたい』という生徒の思いが、30年近くも受け継がれている南部中の伝統ある活動です。

 今では活動範囲が広がり、中山田池公園の清掃活動も行っています。今年度は、2,3年生がなまず池(柱第二公園)と中山田池公園、1年生が南部中の敷地内の清掃を行いました。

 生徒たちは軍手をはめて、池の周りに落ちていた空き缶やビニールなどの汚れたゴミを嫌な顔をせず、汗をかきながら拾っていました。また、熊手でかき集めたたくさんの落ち葉をゴミ袋に詰め、地域のかたがすごしたくなる公園になりました。

集めたゴミの中には、自転車のヘルメット、弁当のパック、携帯の充電用のコード、野球のボール、ドッチボールなどもあり、拾いながら公共の施設を使うときのモラルについて考える機会になりました。

 最後に集合し、活動後の感想を発表し合いました。「みんなの力で、いろいろなところがきれいになり、よかったです。またやりたくなりました」と、仲間と一緒に地域貢献できたことに満足した様子でした。

また、地域のかたが、「公園のゴミが多いのは気になっていた。こうやって中学校の生徒さんが清掃していることは、とてもうれしく、頼もしく思います」と話されていました。このような暑い中でも、きれいな公園にしようと自主的に集まり活動する中学生の姿を地域のかたがたに知っていただくことができました。

これからも、『地域へ還元』できる南部中生の姿が見られることを願っています。
 

 令和5年8月23日

                        

豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行