日誌

校長室より

持続可能な社会づくりについて学びました

持続可能な社会づくりについて学びました

令和4年1月13日

 

 本日、サーラ℮パワー株式会社の方をお招きして、持続可能な社会づくりのための具体的な取り組みの様子について学習をしました。対象学年は、4年生。総合的な学習の時間を中心に1年間、SDGs(持続可能な開発目標)について学習を深めてきました。

 サーラ℮パワー株式会社は、市内の新西浜にバイオマス発電所をもち、売電によって利益を得ている会社です。豊橋市内で必要な電力量の約1/4を供給することができるそうです。

「発電のために必要な物は?」との質問に対し、子どもたちは生ごみや木片等、今まで培ってきた知識をもとに答えている姿が印象的でした。

CO₂を減らす取り組みをしないと、2100年には地球の気温が4.8℃上がる。海水面も82㎝上がる」「今でも北極や南極の氷が解け、面積が減っている」「これらを受け、国は2050年までに脱炭素型社会を目ざしている」「そのため、本社は化石燃料を使わない発電を行っている」以前、子どもたちにシロクマの数が激減していることを伝えたことがあります。子どもたちにとって、気候変動は身近な問題となっています。

「持続可能な社会を実現するための身近な取り組みを答えてください」との質問に対し、子どもたちは、「物を買う時、本当に必要な物か考える」「スーパーで、賞味期限の近いものから買う」「古着を売る」「レジでビニル袋を断る」「短くなるまで、鉛筆を使う」等の意見が出ました。すでに実践済みの取組もあるようです。

 サーラ℮パワーの企業理念は、循環型社会づくりと地域産業の振興への貢献だそうです。今日的な課題を確認し、その解決に向けての知識と参画意識を高める機会を得ました。近未来に向けての取り組み、まさしく今の子どもたちが一翼を担い、取り組んでいくことになります。私たち大人は、言葉だけでなく背中で、持続可能な社会づくりを語っていく必要がありそうです。

  


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3学期がスタートしました

3学期がスタートしました

令和4年1月7日

 

 明けましておめでとうございます。今年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」、スタートや成長が期待できる縁起の良い年だそうです。コロナ禍で、社会全体が苦労を強いられてきましたが、何らしかの希望がもてそうな予感がします。今年もよろしくお願いします。

 始業式にて、2年生と6年生代表児童より今年の抱負が力強く語られました。

2年生代表:なわとび・国語チャレンジ・お手伝いをがんばる。立派な3年生に近づいていきたい。

6年生代表:発言・声掛け・修学旅行の実行委員をがんばった。最高学年の役割の引き継ぎ・中学校への準備をがんばる。

 校長訓話でも、新年を迎えるにあたり目標・計画を立てることが大切だと話をしました。

また、多くの学級で個々の目標の確認をしていました。それぞれの目標を胸に、2022年の学校生活のスタートです。

 余談ですが、訓話の中で校長先生の目標は、三重跳びを成功させることだと話しました。また、1月7日は、七草がゆを食べる風習があること。七草(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ)を覚えてみようと話しました。始業式後、校内巡視中、3年4組をのぞいてみると、皆で暗唱の練習をしていました。他学年でも唱えられる子が、結構いるようです。本日、多くのご家庭で七草がゆがふるまわれることと思います。会食中、話題にしていただけると幸いです。



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修学旅行実施できました

修学旅行実施できました

令和3年12月23日

 

 12月20,21日の二日間、修学旅行に行ってきました。コロナ対策として、期日を2か月延期しての実施です。修学旅行は、子どもたちにとって一大イベント。この日のために、行事や学習活動も精選し、体調管理を万全に整えての実施です。おかげで、二日間、全員で全ての行程を行うことができました。

 1日目は、法隆寺の見学です。五重塔の法輪に取り付けられた鎌の由来、エンタシスの柱やアルカイックスマイルの説明を聞き、古代日本と世界との結びつきに思いを馳せていました。奈良公園では、ボランティアガイドさんの名調子に感謝し、京都宿舎への移動です。

 2日目は、金閣寺、清水寺、銀閣寺、三十三間堂を拝観しました。金閣寺以上に銀閣寺が人気なのは、意外でした。三十三間堂では風神・雷神像や阿修羅像を見つけ、うれしそうでした。事前に仏像鑑賞についての指導をしておいてよかったです。

 朝早く、そしてラッシュ時の送迎、保護者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。自立や友情に加え、感謝の気持ちも高められたと思います。





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車いす体験をしました

車いす体験をしました

令和3年12月16日

 

 本日、5年生を対象に車いす体験を行いました。建築指導課やアイトピアの職員6人をお呼びしての実践です。子どもたちは説明を受け、ペアごとに体験を始めます。「結構重いな」「階段は危ないね」「ちょっとした段差や石ころがあると進めないよ」体験を通して初めて気づくことも多かったようです。

 体験の後は、グループごと車座になってグループトークです。職員の方の「公園やお寺には、階段の代わりにスロープが使えるところもあるんだよ」との説明に、「遠回りになるけど、時間じゃなくて安全を大事にしているんだね」との声が上がりました。素敵な発言だなと思わず、目じりが下がる瞬間でした。

 持続可能な社会の実現を目ざすとき、福祉という視点は欠かせません。子どもたちと共に、人に優しい町 豊橋を目ざしていきたいと考えます。



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駆け足がんばっています(ぐんぐんタイム)

駆け足がんばっています(ぐんぐんタイム)

 令和3年11月26日

 自主的に体を鍛える、持久力を高める等をねらいに、毎日駆け足をしています。12月8日(水)に栄マラソンが予定されており、子どもたちはそれぞれのめあてをもって練習に取り組んでいます。全校児童700名を一斉に走らせるのは危険です。今年は、早朝と長放課の2回に分けて実施をしています。

 栄小学校は、経営重点目標の一つに「心身ともにたくましい子ども育成する」を掲げています。しかし、コロナ禍にて様々な運動に制限をかけてきました。感染レベルの低下に伴い、運動面での活躍の場を設定でき、大変うれしく思っています。

 走っている最中は、顔を紅潮させ、息遣いもあらく必死の形相が見られます。しかし駆け足終了後、子どもも職員もやり終えた達成感からか、表情を崩して歩く姿が印象的です。

 学校目標「生きる勇気と力と夢を」の実現に向け、また一歩、大きく踏み出すことができました。

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