日誌

校長室より

6の4お話タイム「いつから大人?」

6の4お話タイム「いつから大人?」

令和4年2月24日

 

 本日、6の4にて「いつから大人?」というテーマで、話し合いをしました。法的には、本年度までは20歳から、来年度から18歳からとなります。ただ、精神的、身体的な見方をすると、個人差があり捉え方もまちまちです。また、歴史的なとらえを確認すると、元服(12歳~18歳)を迎えると大人になる時代もありました。ちなみに元服は、奈良時代以前からあったそうです。

 担任は、まず、新聞記事をテレビ画面で提示し、「この記事覚えている?どんな記事だった?」と発問します。「ある作家が、14歳から大人と考えているという記事でした」と答える児童。すかさず、担任は「6の4のみんなから、いつから大人になるか聞いてみたいと思います」と主発問を提示します。「中1から。理由は、大人料金になる」「同じく中1から。勉強は、自分からやらないといけなくなる」「お酒が飲めるようになったら。父母が、お酒を飲んでいる。私も早く飲みたい」

 一部の子たちの反応が見られたものの、その他の子たちは考えがまとまらないようです。担任は、「近くの人と話してみて」と指示をします。どこかから、「中1の時って、成長する人、結構いるよね」等の声が聞こえてきます。その後、再び全体での意見交流に戻ります。「20歳。働き始める」「18歳。選挙権が与えられる」「18歳。自動車免許が取れる」「中3。受験がある」制度面をもとにした意見が出されます。「高1、就職先を考え始める」「16歳、高校か働くか自分で自分のことを決められる。精神面をもとにした意見が出始めます。

 ここで、担任が『自分で』という言葉を使っての意見を求めます。「私は、いつから大人って決められないと思います。自分で自立したと思った時から、大人になっていくと思う。みんな同じにはいかないと思う」「似ていて、自分の考えで決まる。自分で大人だと思えば大人」二人とも、キーワードを上手に活用して表現します。精神面での成長が、大人になることにつながることに気づいたようです。

 今回は、制度面、精神面、身体面といった複数の視点を包含するテーマ設定でした。その分、話し合いの進め方やまとめ方にも注意を払う必要が生じます。ただ、子どもたちは、ほとんど担任の力を借りず、自分たちで上手に話し合いを進行していました。さすが6年生です。

最後に担任は、「成人式で、大人になったかどうか聞いてみるね」と締めました。ピーターパン症候群という言葉があります。自立や責任を拒否し、いつまでも子どもでいたいと願う考えです。しかし、子どもたちの意見を振り返ると、近い将来到達するであろう年齢や学年を境に、大人になると考える子がほとんどです。皆、未来に向け、成長したいという気持ちが感じられます。成人式には、どの子も精神的な成長を果たし、担任との再会を喜び合うことでしょう。

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オンライン授業参観 配信しました

オンライン授業参観 配信しました

令和4年2月17日

 

 本日は、1~3校時にかけ、中学年⇒低学年⇒高学年の順に授業風景を、家庭のタブレットに向け配信をし、保護者に授業参観をしてもらいました。主だったものを紹介します。

〇3の3理科「鉄は磁石になるのかな」:1度磁石につけたくぎが磁力をもち、他のくぎを引き寄せる様子を個々に確認していました。

〇4の4国語「数え方を生み出そう」:絆の数を数えるとき、単位としてふさわしいものを考えました。個、本、束などのアイデアが出されました。

〇1の2昔あそび発表会:だるま落としの妙技を演じる子。盛んな拍手を浴びていました。

〇2の3生活科発表会「名前をつけてもらったとき」:両親が、名前を一生懸命考えてくれたことに、感謝をする姿を確認できました。「うそいつわりなく、まっすぐに育ってほしい」「人との結びつきを大切にしてほしい」「男らしくいろんなことに挑戦してほしい」

〇5の1「けがについて学ぼう」:映像クイズが印象的でした。

〇6の2「中学生に求められる力は」:自己管理、敬語、臨機応変、自分から動く、発想力。

自らハードルを上げ、獲得に向け向上しようとする姿を確認できました。








   授業参観としてのオンライン配信は、本年度2回目の試みとなります。お休みの子を対象にした配信と勝手が違い、機材の準備や授業収録等、学校を上げ苦労をしながらの準備・実施となりました。配信中、ご家庭からの問合せも多数ありました。中には、授業中に改善できなかったケースもあります。まだまだ、トラブル対応への知識・技能が不足していることを痛感しました。ただ、多くの保護者には、学校が抱える事情をご理解いただき、エールを送っていただきました。大変ありがたく、励みになりました。学校の透明性を担保するためにも、オンライン配信を止めるわけにはいきません。今後も、改善を図りながらよりよいオンライン配信に向け、精進していきます。

 

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2の1お話タイム「タイムマシーンがあったらどうしたいかな」

2の1お話タイム「タイムマシーンがあったらどうしたいかな」

令和4年2月16日

 

 本日、2の1で表題のテーマでお話タイムを実施しました。先回お示ししたように、お話タイムは、「話し合いの仕方のトレーニング」と「心温まる人との交流」の場として実施しています。

 話し合いに先立ち、担任から「今日のめあてを確認します。理由を言う。話をつなげるため、友達の名前を言う。うなずきながら聞く」と指示が出されます。子どもたちは、「未来に行きたいです。理由は、大人になっている自分の顔を見たいからです」「過去に行きたいです。理由は、恐竜が絶滅するところを見たいからです」と発表します。「〇〇さんにつけたしです。僕も恐竜が見たいです」すると、「〇〇さんに、質問です。どんな恐竜をみたいですか」「ティラノサウルスです」子どもたちの意見につながりが見られ始めました。「〇〇さん、質問が上手だね」担任がすかさずほめます。ほめるという行為は、評価活動の一つです。自分がしたことの価値に気づかせ、さらにやる気をもたせる。同時に、他の子たちにも行為についての価値を示し、広めていく。わずか15分の時間のなかで、子どもたちの表現力は鍛えられていきます。

 過去に比べて未来希望が少ないことを確認し、担任は「未来について質問します。どんな大人になりたいですか」と次の発問をします。「優しい大人」「楽しい大人」「なんでもできる大人。ホテルを作りたい」子どもたちは、夢を語り始めます。「そういう大人になるために、今からできることある?」子どもたちは、じっと考え「今から練習する」「あきらめず練習する」と答えます。

 話し合いのまとめは、担任がしました。羽生選手の写真を提示し、「オリンピックの本番で転んだけど、誰もできない技に挑戦したよね。記者会見で、9歳の自分がほめてくれていると言っていました。夢をもって、今からできることを練習しましょう」としめました。

 「話し合いのトレーニング」や「心温まる交流」以外に「キャリア教育の視点」も取り入れた実践でした。人は、過去を振り返り、その上で未来を見つめて生活をします。学習や運動、仲間づくりへの意欲は、この15分間でさらに膨らんだことと思います。

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5の3授業研究「フェイクニュースにご用心」

5の3授業研究「フェイクニュースにご用心」

令和4年2月14

 

 本日、5の3にて表題のテーマで、学級活動の授業を行いました。フェイクニュースは最近始まったものではありません。古くは、100年ほど前、ニューヨークで火星人襲来のフェイクニュースが発生し、人々に恐怖を与えたことがあります。また、戦前、日本でも空気がなくなるとのフェイクニュースが出回り、自転車のチューブ等を買いあさるといった事例も発生しています。ネット依存型の現在、様々な情報が飛び交う中、フェイクニュースは日常的に発生しています。私たちは、自分自身を守るだけでなく、安全安心な日常を保持するためにも、フェイクニュースに惑わされないようにしなければなりません。

 はじめに、担任から問題が出されます。

「ネットで話題になっている3つのニュースをお届けするよ。ただし、2つはフェイクニュースだよ」①動物園からライオンが逃げた。②中国封鎖でトイレットペーパーが品薄。③息どめ10秒で、コロナ検査ができる。

 「画像の有無、地名の表記等から信頼できる」との意見に対し、「画像は加工したものかも。インスタ系、その人が考えた可能性がる」との反対意見が出ます。「ニュースまとめサイト抜粋と書いてあるよ」「信用させるために書いているのでは」「友人から聞いたと書いてある。自分が責められないように」子どもたちは、真偽を確かめるための理由を探します。

 担任から答えが告げられます。①~③まで全てフェイクニュース。さらに、質問そのものもフェイクニュース。子どもたちはざわめきます。

 すかさず担任から、フェイクニュースによる被害の実際が告げられます。「動物園に電話が殺到し、通常営業ができなかった」「ライオンが怖く、地震避難ができなかった」具体的な被害発生を知り、子どもたちは被害を減らす方法を考えます。「疑う・調べる・確認する・広めない」子どもたちの発想は、確信をついていきます。

 具体的な事象と出会い、その影響を知る。その上で、解決のための意欲と気づきをもつ。この一連の過程が、情報の精査のための態度を作っていきました。

 情報が飛び交う昨今、自分にとって必要な情報を正しく選択し、それを活用する力がますます重要となります。間違っても、いかがわしいチェーンメールに加担してはいけません。知識は力。子どもたちは、次代の幸せと活躍のため、力を蓄えていきます。

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4の3授業研究「国語 ごんぎつね」

4の3授業研究「国語 ごんぎつね」

令和4年2月8日

 

 本日、表題の教材資料をもとに、4の3にて授業研究が行われました。単元名は「伝わるといいな、ぼくの思いが ごんの気持ちに寄り添って ~ごんぎつね~」言わずと知れた不朽の名作。多分私も含め、皆さんのほとんどが幼少期、新見南吉の世界観に没頭しながら学習をしたことと思います。

 ごんぎつねと農民兵十との交流を描いた作品です。いたずらがもとで、ごんぎつねに恨みを抱く兵十。つぐないとして兵十に、栗や松茸を送り続けるごんぎつね。しかし、最後は思いかなわず、火縄銃で撃たれ死んでしまう。人間と動物といった言葉の通わぬ関係を通し、コミュニケーション力の大切さを暗にうたっている感もします。

 授業場面は、夜、兵十と嘉助のあとをごんぎつねがこっそりとついていく場面です。この時のごんの気持ちを、教科書の記述をもとに想像し意見交流を図ります。「あとをつけてというところから、二人のお話を聞こうとしている」「びくっとして立ちどまりましたから、急に振り返られてびっくりした感じ」「ついていきましたから、ばれないようにゆっくり目にいったと思う」など、事前に一人読みをした内容を、発表していきます。

 担任による熱っぽい進行の中、子どもたちの意識は、「栗や松茸を届けていることをごんは気づいてほしいのか、ほしくないのか」という中心課題に迫ってきます。こうなると、子どもたちは発言がしたくてしたくてたまりません。自宅からオンラインで意見を発表する子もいます。

 教師は、話し合いを通し子どもの変容をねらいます。他の意見を聞きながら、自分の考えを振り返り、自分の考えを修正していきます。この修正された考えこそが、その子の新たな気づきや学びです。「兵十は、神様がくれると思っている。ごんは、自分が運んでいることに気づいてほしい。でも、気づかれたら何されるかわからないから、気づいてほしくないという気持ちもある」授業中番、迷いをもつ子の発言が見られました。その後、気づかれた場合のリスクを訴える子、死を恐れぬ強い気持ちを想像する子、それらの意見を聞きながら、「兵十は気づいてないから、もうもっていかなくてもいいかなあ」と考えます。

 授業終盤、心情グラフの活用が、その子の迷いをぬぐいさりました。「気づいてほしい。殺されるかもしれないけど、自分にお礼をいってほしい」その子は、はっきりとした自分なりの考えをもつことができました。

 ごんぎつねは、表現力が未発達な子どもたちの象徴のような気がしてなりません。表現力を高めることで、周囲との交友を深め共生社会を築いていく。教師の思いのたけを駆使した授業構成や実践を通し、日々子どもたちはコミュニケーション力を高めています。

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大書の会 本番

大書の会 本番

令和4年2月9日

 

 本日、筆職人の渡邊一明氏とお手伝いの方お二人をお招きし、6年生を対象に大書の会 本番を行いました。1m四方程の和紙に、とっておきの漢字一文字を大筆で書き込みます。どの子も初めての体験です。1週間かけて今までの、そしてこれからの生き方を思い描き、今の自分を表す漢字を選んできました。また、その文字を渡邊氏や担任、そして仲間たちに言葉にして説明しなければなりません。

 「自分の番になるまで、どきどきが止まりませんでした。発表し、書いているときは無心でした。書き終わったらほっとしました」緊張感をもって会に臨んだ、子どもの率直な感想であったと思います。

 以下、数人の文字と選定理由を紹介します。

〇 進 前を向いて力強く進んでいきたいから

〇 伸 まだ未熟。私には、伸びしろがあると思いたいから

〇 栄 栄小学校に感謝の気持ちでいっぱいだから

〇 肉 まだ貧弱。筋肉をつけていきたいから

〇 紅 女性らしい、かっこいい文字。かっけえ女になりたいから

〇 根 木の根のように、これから経験することをどんどん吸収したいから

〇 永 今の思いを永遠につないでいきたいから

〇 動 まず自分が率先して動ける人間になりたいから

 中には、緊張のあまり、笑 という文字を一画多く書いてしまう子がいました。「間違えた」という落胆の声に対し、「笑いすぎたと思えばいいんだよ」と励ましの言葉をかける仲間の姿。ほほえましいやりとりに、仲間を大切に過ごしてきたこの6年間の縮図を垣間見た思いがしました。

〇 仁 おもいやりという意味がある。中学に行ってもおもいやりをもって過ごしたい。

〇 心 耳だけでなく、心で聞ける人になりたい

 卒業式当日、会場背面に子どもたちの作品を掲示し、それを装飾とします。6年生保護者の皆さん、楽しみにしていてください。

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6の2お話タイム「学年の先生のいいところ」

6の2お話タイム「学年の先生のいいところ」

令和4年2月3日

 

 本日、表題の内容で、62組でお話タイムが行われました。今回のお話タイムでは、主に3点、工夫が見られました。

1点目は、オンライン配信の併用です。話し合い中、お休みの子も発言をし、その意見に関連させた発言や行動が見られました。一方向的な授業配信から始まり、双方向的な授業配信へと進展させることができてきました。今後は、さらに工夫をしていきたいと考えます。

 2点目は、司会を子どもに任せたところです。イノベーション(技術革新)の時代が到来しています。加速度的に変化し続ける社会では、過去の常識にとらわれず、創造力を働かせることが重要です。また、創造力に加え、周囲との合意形成を図り、みんなが幸せになる持続可能な社会を形成する必要があります。そのためには、コミュニケーション能力を高めることが重要です。司会の子たちは指名だけではなく、意見に対し補足説明を加えたり、出された意見をまとめたりしました。「みんな、学年の先生のことが好きで、いいと思った」素敵なまとめです。前回、5の2のお話タイムを紹介しましたが、ここでも共感的な態度がそだっていることを確認しました。

 3点目は、題材のよさです。「いいところ見つけ」これは、他の存在に対し、それを理解し、共感するといった過程を通し、共生認識へとつなげるための有効な話題と言えます。「わかりやすく教えてくれる」「料理が上手」「いつも元気」「スポーツができる」等の意見には、あこがれや共感、そして感謝の念が見え隠れしています。国際化の進展に伴い、コミュニケーション能力に加え、この共生認識も益々広げ深めていく必要があります。併せて、対極に位置する批判的能力の育成についても、考察していきたいと考えます。

 大書の会まで、あと6日。文字選定に際し、このお話タイムを参考にする子も出てきそうです。

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大書の会 説明会

大書の会 説明会

令和4年2月2日

 

 本日、筆職人の渡邊一明氏をお招きし、6年生を対象に大書についてのレクチャーを受けました。渡邊氏は、50年以上筆職人として活躍されてきた方です。10年ほど前から、市内小学校にて「一文字大書の会」の講師として6年生を対象に、大筆を使った書作品作りの指導をしてこられました。

 「6年間の思いを漢字一文字に表す」「勇気を出して、先生や仲間に囲まれて書く」「書き順は無視してよい」「形を思いに併せて崩していく」雲・生・一など、具体的な文字の表し方を通して、心構えを話されました。以前、元勤務校にて大書の会を経験したことがあります。このとき、一人の6年生児童が「導」という文字を、和紙いっぱいに書きました。この文字を選んだ理由を問うたところ、「私は小学校6年間、いろんな方に導かれてきました。今後は、私がみんなを導いていくんだという気持ちでこの文字を選びました」と答えました。この瞬間、身震いしました。凛とした空気を感じ、背筋が伸びる思いがしました。

渡邊氏の話通り、卒業期に今まで歩んできた足跡の整理と今後の決意を、勇気を出して言葉と書で表現します。時が経てば、子どもたちは自動的に中学生になります。しかし、この時期に特別な取り組みをすることで、一回りも二回りも大きな成長を遂げるはずです。

 2月9日が、大書の会本番です。この日までに、子どもたちは文字を選んできます。自分自身が歩んできた足跡となる一文字です。どのような文字を選んでくるのか、わくわくがとまりません。


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お話タイム「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」

お話タイム「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」

令和4年1月26日

 

 本日、5年2組のお話タイムを参観しました。お話タイムは、朝の活動時、子どもたちの話し合いの力を高めることや、子ども同士の温かい交流を図ることを目標に、全学級で実施をしています。本日のテーマは、「AI付き全自動ノート書き機があったら使う?」です。発問後、子どもたちは黒板前に移動し、ネームプレートを使って自分の立場を表現していきます。その後、自他の考えを伝えたり聞いたりして交流を広げていきます。

 使いたいという理由には、「書くのに時間がかかる」「使うと楽」「自分の字だと読みづらい」等。使いたくないという理由には、「将来、仕事をするとき、字がかけなくなると困る」「振り返りで、自分の考えや思いを書く時、違うことを書かれては困る」「使いたいという気持ちもあるが、自分のためにならないから」等の意見が出されました。

 子どもたちは、それぞれの価値観をもとに考えをもち、交流をします。意見のはじめに、「〇〇さんに似ていて」とか「○○さんと同じで」「〇〇さんに質問で」等、他児童とつながろうとする発言も見られました。まさしく、話し合いの力を高めるといったねらいに迫る姿を確認できました。

 使いたいという理由には、「ノートを書く時間より、先生や友達の話を聞くことに集中したい。学習効率が良い」との意見も出てきました。本音の意見交流をベースに、将来獲得したい力や現在の学習効率、そして将来の社会構造予測なども見られ、これから本格的に社会参画を目指す存在として、とても頼もしさを感じました。

 話し合いは、「いろいろな意見が出て、おもしろかった」「どちらの立場もいいなと思った」等、友達の考えを認め、価値に共感するといった意見でまとめられていきました。次代は、子どもたちが創っていきます。今後も、培われた話し合いの力を駆使し、合意形成を図りながら直面する課題を解決していける子の育成に、取り組んでいきます。

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雪遊びをしました

雪遊びをしました

令和4年1月14日

 

 早朝からの降雪で、運動場一面が雪景色。子どもたちのテンションも高まります。コロナ禍のため、朝、子どもたちの健康状況を把握したうえで、担任の管理のもとであれば雪遊びをしてもよいことにしました。子どもたちは、雪だるまを作ったり、雪玉を投げ合ったりと楽しんでいました。今年は、ラニーニョ現象が活発なため、例年以上の寒波が日本列島に流れ込んでくるそうです。学校にとっては恵の雪です。次回の降雪が楽しみです。

 さて、昨日、3年生と6年生でも出前授業が実施されました。

 3年生の消防教室では、中消防署の職員の方から、119番通報するときの心構えを教えていただきました。「火事や事故を発見した場合、まず大人の人を探して助けてもらう。大人の人がいない場合は、自分で119番通報をする(携帯でも119と押せば指令室につながる)この時、慌てず落ち着いて話す。わからないことは、わからないとはっきり言う」などです。また、出火直後の写真と出火1分後の写真を比較し、短時間で一気に燃え広がることを知りました。写真中、炎に包まれる消防士の様子を発見し、「こわくないんですか」との素朴な質問も見られました。前芝の出張所に、水陸両用車が保管されていること、ご存じですか。(日本に3台)この車両は、津波や洪水等の大災害が発生したときに、人命救助のために活躍が期待されているものだそうです。3,4年生の社会科副読本「かがやく豊橋」にも写真が掲載されています。

 6年生では、豊橋警察署の少年係の方をお招きし、防犯教室が行われました。刑法では、「バカなどの言葉は、侮辱罪につながる。噂話も名誉棄損罪へ。物を隠したり、壊したりすると器物損壊罪に。人を脅せば脅迫罪や強要罪に。死ねなどの言葉は、自殺関与及び同意殺人罪に問われることもある」との説明を聞きました。その後の質問では、〇〇のケースは罪に問われるのかといった内容が飛び交いました。質問に対し、少年係の方は「罪になるかどうかを気にする前に、相手の気持ちや周りへの影響を自分自身で考え、判断できるようにしようね」との回答。日本が法治国家であること。また、法にゆだねる前に道徳性を養うことの重要性を学ぶことができました。

 子どもたちの反応中、いくつか気になる点が見られました。①いじめられた経験のある子がいじめた経験もある場合がる。②いじめられる子にも問題があると考える子どもがいる。学校を含め、社会では、いじめ根絶に向け指導や管理をしています。当然、いじめの連鎖も断ち切らなければなりません。また、いじめ被害者に寄り添い、いじめる側については指導を徹底していかなければなりません。ただ、子どもたちなりの論理を把握して指導をしていかないと、空回りに終わる危険性もあります。その意味でも、今回の防犯教室は私たち教職員にとっても貴重な財産をもたらしてくれました。

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持続可能な社会づくりについて学びました

持続可能な社会づくりについて学びました

令和4年1月13日

 

 本日、サーラ℮パワー株式会社の方をお招きして、持続可能な社会づくりのための具体的な取り組みの様子について学習をしました。対象学年は、4年生。総合的な学習の時間を中心に1年間、SDGs(持続可能な開発目標)について学習を深めてきました。

 サーラ℮パワー株式会社は、市内の新西浜にバイオマス発電所をもち、売電によって利益を得ている会社です。豊橋市内で必要な電力量の約1/4を供給することができるそうです。

「発電のために必要な物は?」との質問に対し、子どもたちは生ごみや木片等、今まで培ってきた知識をもとに答えている姿が印象的でした。

CO₂を減らす取り組みをしないと、2100年には地球の気温が4.8℃上がる。海水面も82㎝上がる」「今でも北極や南極の氷が解け、面積が減っている」「これらを受け、国は2050年までに脱炭素型社会を目ざしている」「そのため、本社は化石燃料を使わない発電を行っている」以前、子どもたちにシロクマの数が激減していることを伝えたことがあります。子どもたちにとって、気候変動は身近な問題となっています。

「持続可能な社会を実現するための身近な取り組みを答えてください」との質問に対し、子どもたちは、「物を買う時、本当に必要な物か考える」「スーパーで、賞味期限の近いものから買う」「古着を売る」「レジでビニル袋を断る」「短くなるまで、鉛筆を使う」等の意見が出ました。すでに実践済みの取組もあるようです。

 サーラ℮パワーの企業理念は、循環型社会づくりと地域産業の振興への貢献だそうです。今日的な課題を確認し、その解決に向けての知識と参画意識を高める機会を得ました。近未来に向けての取り組み、まさしく今の子どもたちが一翼を担い、取り組んでいくことになります。私たち大人は、言葉だけでなく背中で、持続可能な社会づくりを語っていく必要がありそうです。

  


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3学期がスタートしました

3学期がスタートしました

令和4年1月7日

 

 明けましておめでとうございます。今年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」、スタートや成長が期待できる縁起の良い年だそうです。コロナ禍で、社会全体が苦労を強いられてきましたが、何らしかの希望がもてそうな予感がします。今年もよろしくお願いします。

 始業式にて、2年生と6年生代表児童より今年の抱負が力強く語られました。

2年生代表:なわとび・国語チャレンジ・お手伝いをがんばる。立派な3年生に近づいていきたい。

6年生代表:発言・声掛け・修学旅行の実行委員をがんばった。最高学年の役割の引き継ぎ・中学校への準備をがんばる。

 校長訓話でも、新年を迎えるにあたり目標・計画を立てることが大切だと話をしました。

また、多くの学級で個々の目標の確認をしていました。それぞれの目標を胸に、2022年の学校生活のスタートです。

 余談ですが、訓話の中で校長先生の目標は、三重跳びを成功させることだと話しました。また、1月7日は、七草がゆを食べる風習があること。七草(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ)を覚えてみようと話しました。始業式後、校内巡視中、3年4組をのぞいてみると、皆で暗唱の練習をしていました。他学年でも唱えられる子が、結構いるようです。本日、多くのご家庭で七草がゆがふるまわれることと思います。会食中、話題にしていただけると幸いです。



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修学旅行実施できました

修学旅行実施できました

令和3年12月23日

 

 12月20,21日の二日間、修学旅行に行ってきました。コロナ対策として、期日を2か月延期しての実施です。修学旅行は、子どもたちにとって一大イベント。この日のために、行事や学習活動も精選し、体調管理を万全に整えての実施です。おかげで、二日間、全員で全ての行程を行うことができました。

 1日目は、法隆寺の見学です。五重塔の法輪に取り付けられた鎌の由来、エンタシスの柱やアルカイックスマイルの説明を聞き、古代日本と世界との結びつきに思いを馳せていました。奈良公園では、ボランティアガイドさんの名調子に感謝し、京都宿舎への移動です。

 2日目は、金閣寺、清水寺、銀閣寺、三十三間堂を拝観しました。金閣寺以上に銀閣寺が人気なのは、意外でした。三十三間堂では風神・雷神像や阿修羅像を見つけ、うれしそうでした。事前に仏像鑑賞についての指導をしておいてよかったです。

 朝早く、そしてラッシュ時の送迎、保護者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。自立や友情に加え、感謝の気持ちも高められたと思います。





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車いす体験をしました

車いす体験をしました

令和3年12月16日

 

 本日、5年生を対象に車いす体験を行いました。建築指導課やアイトピアの職員6人をお呼びしての実践です。子どもたちは説明を受け、ペアごとに体験を始めます。「結構重いな」「階段は危ないね」「ちょっとした段差や石ころがあると進めないよ」体験を通して初めて気づくことも多かったようです。

 体験の後は、グループごと車座になってグループトークです。職員の方の「公園やお寺には、階段の代わりにスロープが使えるところもあるんだよ」との説明に、「遠回りになるけど、時間じゃなくて安全を大事にしているんだね」との声が上がりました。素敵な発言だなと思わず、目じりが下がる瞬間でした。

 持続可能な社会の実現を目ざすとき、福祉という視点は欠かせません。子どもたちと共に、人に優しい町 豊橋を目ざしていきたいと考えます。



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駆け足がんばっています(ぐんぐんタイム)

駆け足がんばっています(ぐんぐんタイム)

 令和3年11月26日

 自主的に体を鍛える、持久力を高める等をねらいに、毎日駆け足をしています。12月8日(水)に栄マラソンが予定されており、子どもたちはそれぞれのめあてをもって練習に取り組んでいます。全校児童700名を一斉に走らせるのは危険です。今年は、早朝と長放課の2回に分けて実施をしています。

 栄小学校は、経営重点目標の一つに「心身ともにたくましい子ども育成する」を掲げています。しかし、コロナ禍にて様々な運動に制限をかけてきました。感染レベルの低下に伴い、運動面での活躍の場を設定でき、大変うれしく思っています。

 走っている最中は、顔を紅潮させ、息遣いもあらく必死の形相が見られます。しかし駆け足終了後、子どもも職員もやり終えた達成感からか、表情を崩して歩く姿が印象的です。

 学校目標「生きる勇気と力と夢を」の実現に向け、また一歩、大きく踏み出すことができました。

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戦争について学習しました

戦争について学習しました

令和3年11月22日

 

 11月19日(金)、ユネスコ協会の方々をお招きし、6年生を対象に戦争についての学習をしました。戦前、本校周辺は陸軍第15師団関連の施設が多数設置されていました。今でも、愛知大学や時習館高校の敷地内、南部中学校周辺には、その名残が戦争遺跡として現存します。また、松の木に穴をあけ、そこから油を抽出していた事実も確認できます。

 授業では、戦争遺跡を通し、戦争についての理解を促す場面があったり、豊橋空襲のビデオを見せて、戦争の恐ろしさをとらえさせたりする場面などがありました。戦争を学ぶ際、被害者としての側面だけでなく、加害者としての側面も学ぶ必要があります。こうすることで、回避すべき事象として戦争をとらえさせることにつながります。また、日本が開戦に至った経緯を理解することで、回避するための方法を考えられるようになります。

「身近に戦争に由来するものがあることを知りました」「戦時中、貧しい暮らしをしていたことがわかりました」6年児童の感想の一部です。

 戦後76年、戦争を風化させることなく、平和で豊かである持続可能な社会づくりに向け、一層の学びを推進していきます。ユネスコ協会の皆様、学びのためのきっかけを作ることができました。本当にありがとうございました。



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学校でキャンプファイヤーしました

学校でキャンプファイヤーしました

令和3年11月19日

 

 11月18日(木)授業後、5年生を対象に運動場でキャンプファイヤーを行いました。1学期に野外活動を実施したものの日帰り行程となったため、キャンプファイヤーを実施することができませんでした。その後、5年生スタッフから「どうしても子どもたちにキャンプファイヤーを経験させたい」との願いを聞き、それではと準備に準備を重ね、今日の日を迎えました。

 子どもたちは満面の笑みを浮かべながら、それでいて規律よく踊りやゲームを楽しんでいました。今回、実に多くの方の思いや協力が集まり、実施につながりました。学校職員による計画や準備、野外教育センターによる物品借用の協力、徒歩限定という保護者送迎、そして、もしもの時に備えての地元消防団の要請。どれが欠けても実施は難しかったです。子どもたちに感謝の気持ちをもつようにとの話をすると、大きな声で「はい」との返事が返ってきました。友情や信頼に加え、感謝の心をもつことへの学びもできたようです。

炎は、いつもでも子どもたちの心の中で燃え続けることでしょう。



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栄の子学習発表会を行いました

栄の子学習発表会を行いました

令和3年11月16日

 

 11月13日(土)、栄の子学習発表会を実施しました。コロナ禍の開催ということもあり、全校群読と徒競走、表現活動を中心とした内容での実施です。当日は、雲一つない青天の下で、子どもたちの活躍をご来賓や保護者にご参観いただくことができました。

 併せて、体育館前の松林にギャラリーを設け、「栄DE造パラ」を実施しました。2年・4年・6年・さわやか学級の図工作品を展示し、皆さんにご鑑賞いただきました。

 コロナ禍の昨今、子どもたちが活躍する姿を、なかなかお見せできず心苦しく思っていました。この日は、存分にご披露できたのではと思います。今後も透明感のある学校経営を心がけていきたいと考えています。





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青少年健全育成の表彰を行いました

青少年健全育成の表彰を行いました

令和3年11月8日

 

 本日、給食の時間にテレビ放送にて青少年健全育成に関する表彰を行いました。内容は二つ。一つ目は、健全育成に関する標語表彰です。多くの作品の中から厳選し、最優秀賞と優秀賞の表彰を行いました。どの作品も子どもらしい感性を生かし、語り掛けるような口調で表現されていることが印象的でした。伊奈校区自治会長より、3人の児童が表彰されました。


【最優秀作品(特選)】 

5年2組 鈴木 健介 
      NO密でも 心のきょりは 濃密に


【優秀作品(入選)】  

5年1組 丸田 羽乃  
      運転は あおりじゃなくて ゆとりだよ


 3年2組 野田 真由花 
      お父さん スマホ見ないで わたし見て

 二つ目は、青少年育成賞の表彰です。113日に公会堂にて市教育委員会と市民生委員児童委員協議会より表彰されたものです。前回のHPにて紹介した鈴木伸治さんが受賞されました。今回、貢献の様子を子どもたちにも知らせたいと考え、改めて表彰を行いました。

〇長年にわたり小学校及び中学校に手作りの木工作品を寄贈し、子どもたちの学校生活を応援するとともに、地域の子どもたちを見守り育てる活動を継続している。

・手作りの木工作品づくりに長け、図書館本棚(累計30台)やざら板、縄跳び用ジャンプ台など、毎年様々な作品を栄小学校や南部中学校の子どもたちのために製作し、寄贈している。(活動歴10年)

・また、平成19年より「栄校区おやじの会」に加入。自分の子の卒業後も在籍し、夏のお泊り会や冬のもちつき会、学校の清掃活動など、校区の子どもたちのために積極的な育成活動を継続している。(活動歴14年)


 「水は方円の器に従う」活動しやすい環境のもとで、子どもたちは大きく成長します。子どもたちには、感謝の気持ちをもたせ、支えてくださる方々の思いに、こたえさえていきたいと考えます。今後も皆様方の温かな応援をよろしくお願いします。




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創立70周年記念式典が行われました

創立70周年記念式典が行われました

令和3年11月2日

 

 10月30日(土)、創立70周年記念式典及び芸術鑑賞会が行われました。式典は、祝う会会長 伊奈 史年様のご挨拶から始まり、第1回卒業生 鈴木 八成様による祝辞、実行委員長 白石健太郎様による目録贈呈、6年生児童 林 沙希さんによる児童代表の言葉と続き、校長謝辞にて結ばれました。どの方のお話からも学校と地域の絆や愛校心、郷土愛等の言葉が伺えられ、70年という歴史の重みが伝わってきました。歴代の校長もご臨席くださり、温かいまなざしを注いでくださいました。

 式典後は、ソプラノ歌手 峯島 望美氏によるおしばいコンサート「シンデレラ☆」を鑑賞しました。峯島氏をはじめ、出演者の多くが栄小学校の卒業生です。子どもたちは、プロの世界を間近に感じながら、美しい歌声や楽器演奏に心を奪われている様子でした。

 この会を催すにあたり、実に多くの方々にご協力いただいております。当日の受付や交通整理等、PTAの方々のご協力も必要不可欠でした。70年という歴史が、大勢の方のご協力を生み出したともいえます。

 70周年を終え、栄小学校は新たな歴史を刻みます。様々な絆を十二分に感じながら、感謝の気持ちを忘れず、日々の教育活動に励んでまいります。

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感謝状をお渡ししました

感謝状をお渡ししました

令和3年10月30日

 

 昨日の給食時、学校安全ボランティア 朝倉和子様に感謝状をお渡しする様子を、テレビ放送を通して子どもたちに視聴させました。愛知県防災安全局が主催する「安全なまちづくり活動表彰」からの感謝状です。

 12年間という長きにわたって南部中学校南側の横断歩道に立ち、子どもたちの登校の様子を見守り続けていることが評価され、今回の表彰に至りました。

 子どもたちにとって、地域の方々が見守ってくださっている風景は、当たり前のことのように映るものです。しかし、本当は見守ってくださる行為は、大きな表彰に結びつく価値の高い行為であることを知らせる絶好の機会ともなりました。

 今日の朝、数人の子が朝倉様に、「いつもありがとうございます」とお礼を述べていました。横断歩道を中心に、温かな心地よい空気が広がっていきました。

 栄校区には、大勢のボランティアの方がいらっしゃいます。朝倉様を通し、全てのボランティアの方々へ感謝の気持ちを広げていきたいと願います。皆様、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

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通学路の一部が変更となりました

通学路の一部が変更となりました

令和3年10月20日

 

 昨日より、通学路の一部を変更しました。南部中学校の南側に住む子どもたちが対象となります。南部中学校南側踏切横の横断歩道を渡り、南部中学校の敷地内を通ります。以前は、運動場西側の松並木を通っていましたが、今後は校舎横の砂利道を通ります。登校中、中学生とすれ違う場面も増えます。

 令和4年度より、南部中学校・栄小学校・福岡小学校の3校にて、小中一貫教育を実施していきます。学校の垣根を取り除き、横のつながりや縦のつながりの強化を図ります。これにより、子どもたちの学びを9カ年のスパンで計画し、支援・指導をしていきます。

 垣根は、人的交流から取り除かれていきます。まずは、児童・生徒間の交流を始めます。お互い、すれ違いざまに交わすあいさつ。新しい世界の幕開けを感じました。南部中学校のマスコットキャラクター「南丸君」ともあいさつを交わし、今日も一日がスタートします。


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逆上がり、がんばっています

逆上がり、がんばっています

令和3年10月19日

 

 1,2年生を対象にした逆上がり検定が始まりました。ねらいは、「目標に向かってがんばろうとする気持ちを育てる」です。初回検定で、1年生の子たちの約5割が、2年生の子たちの約8割が合格していました。

 早い子は、夏休み中から練習をしていたようです。ときどき、回れなくて泣き出してしまう子もいます。それだけ、逆上がりの習得に価値観をもってくれているなとうれしくなります。本年度終了時まで、何度でもチャレンジは可能です。何度も練習をし、ぜひ成功させてあげたいなと願います。

 初任の頃の奮闘ぶりを思い出しました。6段の跳び箱を全員跳ばせてやろうとむきになって指導したことがあります。1時間の授業では達成できず、2時間延長して指導をしました。40名の児童のうち、Sさんだけがなかなか跳べません。39名が見守る中、一人チャレンジを続けます。そのうち、周囲の子から盛んな声援が沸き起こりました。そして・・・、とうとう跳べたのです。Sさんは、うれし涙で顔をくしゃくしゃにして、同様に顔をくしゃくしゃにしている私に抱き着いてきました。

 目標に向かってがんばろうとする気持ちを育てる。Sさん同様、216名の子たちに育まれていくことを願います。Sさんについては、後日談があります。私の新婚旅行の帰り道、豊橋駅でSさんにばったり会いました。およそ20年ぶりの再会です。新婚夫婦に、温かなまなざしと言葉をかけてくれました。新婚夫婦にとって、最高のはなむけとなりました。



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1日校長先生をお迎えしました

1日校長先生をお迎えしました

令和3年10月18日

 

 今日は、1日校長先生をお迎えしました。本年度のPTA会長、白石健太郎様です。オンラインによる朝会時の校長訓話、授業参観、そして1年生の逆上がり検定の合否判定員を務めていただきました。授業参観では、教師の説明の時間よりも子どもたちが調べたり、話し合ったりする時間が長いことを、感心していらっしゃいました。また、逆上がり検定では、「がんばれ!」と励ます姿が印象的でした。

 特に、校長訓話の内容が素敵でした。内容は、次の通りです。

 〇顔の表情により、相手に与える印象は変わる。

 〇表情は、心が作る。

 〇うれしいとき、楽しいとき笑顔になる。

 〇逆転の発想。笑顔を作れば、心も楽しくなる。

 〇素敵な笑顔を作り、楽しい気持ちになってみよう。

 

 白石様自身、常に笑顔を振りまき、周囲を幸せな気分にしてくださいます。その笑顔も日頃の心がけなのですね。

コロナ禍で、ややもすると気持ちが沈みがちになります。でも、こんな時だからこそ、笑顔を作り、周囲を、そして自分自身を明るくすることが大切です。白石様から生きるための知恵をいただきました。

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本棚を寄贈していただきました

本棚を寄贈していただきました

令和3年10月12日

 

 先日は時計台を、昨日はブランコの寄贈について紹介させていただきました。今回は、本棚の寄贈についてです。これについても、創立70周年記念事業の一環として三台寄贈していただきます。さて、時計台やブランコと大きく異なる点があります。それは、この本棚が栄小学校卒業生の手作り作品であるということです。

 製作者は、主任児童委員やおやじの会等でお世話いただいている鈴木伸治さんです。平成20年度に栄小学校のPTA会長をお務めいただいた方でもあります。8月の暑い時期から南部中学校の木工室に閉じこもり、一人黙々と作業に専念されてきました。

 作成のための図面、材料購入伺書、そして光沢に輝く仕上がり、どれをとっても子どもたちの成長を願う心が随所で伺われます。昨日は2台。近々もう一台寄贈予定です。

 地域の方の温かい応援のうえに、学校教育が成り立っていることを再認識する毎日です。記念式典まで、3週間を切りました。70年の歴史を地域の皆さんと共有しながら、当日を迎えたいと考えます。

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運動場に新しいブランコが設置されました

運動場に新しいブランコが設置されました

令和3年10月11日

 

 運動場西側に新しくブランコが設置されました。創立70周年記念事業の一環として、地域の皆様から学校に寄贈されたものです。以前のブランコは老朽化のため撤去し、今回新たに設置をしました。

昔も今もブランコは大人気です。低学年から高学年まで、嬉々として楽しんでいます。人気ゆえに取り合いも起こります。先日も低学年の子たちと中学年の子たちがもめていました。

 8日のお昼のテレビ放送にて、校長から全児童にブランコの使用について話をしました。内容は、次の3点です。

① ブランコ遊びを通し、譲り合いの気持ちをもとう

② 譲り合うことで、みんな仲よしになろう

③ 寄贈してくれた地域の方に感謝の気持ちをもとう 感謝の気持ちを笑顔で表そう

 

 子どもたちは経験を通し、実に多くのことを学びます。子どもたちにとって、ブランコは立派な教材となります。ブランコの使用は、10月11日からとさせていただきます。地域の皆様、素敵なプレゼントをありがとうございました。

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学校に日常が戻ってきました

学校に日常が戻ってきました

令和3年10月5日

 

 授業巡回の折、音楽室から歌声が聞こえてきました。入室すると、ピアノ伴奏に合わせ、子どもたちが歌を歌っていました。歌声は秋の風に乗り、たおやかに室内を包みます。2学期開始より、新型コロナウイルス感染防止のため、子どもたちの生活や学習の仕方を制限してきました。合唱についても同様です。

「日常が戻ってきた!」胸の鼓動が高鳴ります。ただ、現段階では、100%の発声をさせるわけにはいきません。発声量も指導に合わせ、現段階の感染状況に応じた大きさでの歌声となります。

 他にも、給食の配食や清掃活動にきびきびと取り組む子どもたちが見られました。また、長放課中、マスクをとって運動場を走り回る姿も確認できました。少しずつですが、子どもたちに活躍の場を保障できるようになってきました。

 子どもたちの成長のためには、主体性や協働性といった視点が必要となります。今後も感染状況に合わせ、これらのものを提供し、学びのための指導・支援を継続します。
    

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運動場に新しい時計が設置されました

運動場に新しい時計が設置されました

令和3年10月4

 

 運動場東側に新しく時計が設置されました。創立70周年記念事業の一環として、学校に寄贈されたものです。運動場には北側と西側にそれぞれ1基ずつ時計が設置されていましたが、遠方からだと時刻を読み取りづらい状態でした。今回の設置で、運動場のどこからでも、時刻を読み取ることができるようになりました。

 他にも、ブランコ、文庫、書棚が寄贈されました。全てのものを、子どもたちの健全な成長のために、活用させていただきます。

 協賛金をいただいた地域の皆様、企業の皆様ありがとうございます。10月30日(土)にアイプラザにて記念式典及び、記念講演を予定しています。なお、新型コロナウイルス感染予防のため、多数の方をお呼びすることはできません。ご了承ください。

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緊急事態宣言が解除され

緊急事態宣言が解除され

令和3年10月1日

 

 緊急事態宣言の解除にあたり、県や市の方針を受け、新型コロナウイルス感染対策を十分に施したうえで、本校の教育活動の見直しを図ります。緊急事態宣言下では、給食時以外のマスクの着用義務やグループ活動の制限、子どもの活動の制約など、子どもたちにとって十分満足のいく学校生活を提供することができませんでした。今後は、時間をかけて子どもたちの活動を促す方向に切り替えていきます。以下、栄小職員で確認し合った内容をお知らせします。

1 児童の登校について

 ① 同居家族に風邪症状が見られる場合と同居家族等が濃厚接触者に特定された場合は、引き続き児童生徒は登校をさせないようお願いする。

 ② 児童生徒に発熱などの風邪症状があり、すぐに治まった場合でも、念のため一日程度、登校を控え、受診することを勧める。

 ③ 検温チェックは、これまでどおり昇降口前で行う。

2 給食・清掃について

 ① 配食は健康状態を点検した給食当番の児童生徒及び教職員が行う。

 ② 清掃は通常通り行う。

3 学習活動について

  感染症対策を適切に実施した上で、「感染リスクの高い学習活動」も徐々に行う。近距離で一斉に大きな声を出す活動など、「特に感染リスクの高い学習活動」の実施は、慎重に検討したうえで行う。

 ① グループワーク・ペア学習については、マスク着用・換気・10分以内を原則に、事前指導をしたうえで実施を開始する。

 ② 理科の実験

   マスク着用・換気の上で、個別実験を原則に、事前指導をしたうえで実施を開始する。

 ③ 群読練習

   適当な声量を1週間かけて指導し、10月11日の週より、朝の放送に合わせての学級での練習を再開する。マスク着用・換気・10分以内を原則に、事前指導をしたうえで実施を開始する。この時、大きな発声はさせない。 

④ 合唱・リコーダー練習

   マスク着用・2mデイスタンス・換気・同方向を原則に、事前指導をしたうえで実施する。

 ⑤ 調理実習

   しばらく実施を見合わせる。専門機関の助言を受け、実施方法を検討する。

 ⑥ 委員会・クラブ活動

   常時活動に加え、臨時の活動についてもコロナ対策についての事前指導をしたうえで実施する。

 ⑦ 体育館にて、4学級合わせての学年集会をマスク着用・1mディスタンス・換気を原則にした上で実施する。また、出前授業も学年単位で実施してもよい。

 ⑧ 長放課の遊びについて

   マスクを外して遊んでもよい。(熱中症対策を重視)事前指導をした上で、ドッジボール・鬼ごっこ等も認める

 ⑨ 体育の時間、事前指導をした上で、運動時はマスクを外して活動する。

4 行事について

 ① 修学旅行・運動会・学習発表会は原則実施する。

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栄小 生き物紹介

栄小 生き物紹介

令和3年9月15日

 

 本校の中庭に小さな池があります。メダカやフナに交じり、4匹のカメが悠々と泳いでいます。爬虫類特有の風貌に、思わず身構えてしまいますが、子どもたちの間ではかなりの人気者になっています。そういえば私自身、子どもの頃捕まえたカメをかわいがっていたことがありました。

 男女を問わず、いろいろな学年の子どもたちがカメに会いにやってきます。中には、名前をつけてかわいがっている子もいます。人の気配を感じると水面に顔を出したり、人恋しいのか寄ってきたりとする姿に、愛着がわいてくるようです。

心の隙間をそっと埋めてくれる小動物たち。私たちは、小動物との触れ合いを通しても、命を実感し、命を育もうとする思いや実践を高めていくものだと思います。

 眺めているだけで、満ち足りた時間が過ぎていきます。カメに会いに来ませんか。希望される方は、気軽に学校までご相談ください。

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2学期が始まり、1週間がたちました

2学期が始まり、1週間がたちました

令和3年9月7日

 

 2学期が始まり、1週間経ちました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応を強化しながらのスタートです。本校では、主に3点のことについて、対応強化を図り学校生活を再開しています。

 
1 健康状態を把握した上での児童の受け入れ
 各家庭で検温や健康観察などしていただいた上で、児童を受け入れてきました。これに加え、校舎入館前に教職員による検温を実施し、手指消毒をした上で入館をさせます。


2 児童の生活や学習様式の見直し

 マスクを着用した上での生活や学習が基本です。同時に、熱中症対策もしなければなりません。そのため、激しい運動などは、当面の間、自重することとしました。また、身体接触や密が予想される運動も同様です。

合唱や器楽演奏、調理実習に加え、グループ活動やペア学習なども当面の間見合わせます。

 
3 教職員による懸案事項への代行

 給食時の配食やトイレ掃除は、接触感染も不安になります。そこで、配食については当面の間、教職員が盛り付けをします。また、児童が自分の分を自分で運びます。トイレ掃除については、当面の間、日を決め教職員が行います。

 

 ここ3日間、様々な箇所で、児童の登校の様子を観察しました。どの場所でも、密を避け静かに登校する様子を確認することができました。児童のがんばりはもちろんのこと、保護者や地域の方の協力、そして教職員の指導のたまものであると喜んでいます。今後も、学校・保護者・地域が一枚岩となってこの難局に向かっていきたいと考えます。

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2学期開始に向け、ご協力をお願いします

2学期開始に向け、ご協力をお願いします

令和3年8月27日

 

 豊橋市内や愛知県下でも新型コロナウイルスの感染拡大が続き、保護者の皆様も毎日心配されてお過ごしのこととご推察いたします。

 先日、ご案内した通り、本校を含め豊橋市では市内一斉に、9月1日通常通りの登校となりました。これを受け、本校では校内の感染予防に万全を期し、2学期をスタートさせてまいります。感染予防のため、手洗いや消毒の徹底に加え、日常会話や身体接触を伴う遊び制限も行っていきます。友達との関わりを楽しみに、登校する子どもばかりです。子どもたちが納得して我慢できるよう、担任より十分な説明と指導を繰り返してまいります。

 お子様の登校に際し、以下のことをお願いします。

〇 お子様本人の場合だけでなく、同居のご家族等に発熱などの風邪症状が見られる場合も、お子様の登校は控えてください。

〇 同居のご家族等が濃厚接触者に特定された場合は、検査でそのご家族の陰性が判明するまでは、お子様を登校させないでください。

〇 お子様に発熱などの風邪症状があり、すぐに治まった場合でも、念のため1日程度、登校を控え受診することをご検討ください。

 

 あけない夜はありません。もうしばらくのがまんです。夜明けを信じ、今できることを精一杯行ってまいります。併せて、さまざまな状況に置かれるお子様やご家族の人権尊重へ最大限配慮した指導を行ってまいります。栄校区、保護者の皆様、ご協力をお願いします。

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夏到来 昆虫も活性化

夏到来 昆虫も活性化

令和3年7月7日

 

 朝、交通指導から戻ると正門付近に5年生の子たちが集まっています。何だろうとのぞきに行くと、「校長先生、セミの幼虫が校舎を上っています」との報告。見上げると、南校舎の壁面を高く高く上り続ける幼虫の姿がうつりました。

 日中、しかも小雨の降る中でのクライミングです。途中、幼虫は壁面から滑落してしまいました。5年生の子たちは、幼虫を拾い上げるとキンカンの木に優しく添えていました。

 長放課、またしても5年生の子たちの歓声が聞こえます。みると、先ほどの幼虫が羽化をはじめ、きれいな羽も伸び始めています。夏到来。子どもたちの学びの世界に、季節の変化が具体的な姿で訪れた瞬間でした。

 ウサギ小屋の一部を利用し、カブトムシを飼い始めました。その名も「かぶかぶランド」カブトムシの幼虫、さなぎ、成虫がいます。ご来校の折に、本校の豊かな自然に触れてください。

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5年生 野外教育活動実施しました

5年生 野外教育活動実施しました

令和3年6月17日

 

 616日(水)、野外教育センターにて野外教育活動を実施しました。コロナ禍での活動です。三密の回避、感染ルートの遮断等、コロナ対策を講じての実施です。宿泊体験を行わず、日帰りでの行程となりました。

 コロナのため、友情や団結を前面に出しての活動にはできません。ねらいを次の5点に絞り、計画を練りました。

 1 すすんで働く

 2 協力して仕事をする

 3 時間を守る

 4 自然を大切にする

 5 災害時に活用できる技術を学ぶ

 

 コロナ対策に5のねらいを加味し、飯ごう炊さんは簡易な方法で個食づくりをおこないました。ビニル袋に一人分の米と水、カレー粉と野菜を入れ、鍋で加熱する。ただそれだけの方法です。特別な器具も必要なく、材料とお湯さえあれば簡単にできます。雨と闘いながらの昼食づくり。貴重な経験の場となりました。

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春の530運動実施しました

春の530運動実施しました

令和3年6月2日

 

 本日、昼清掃の時間を利用し、校地内及びその周辺の530運動を実施しました。枯葉集めと雑草除去が主な活動となりました。ちなみに、学校東側の歩道に茂っていた雑草は、6年生の子どもたちがきれいにしてくれました。

 ご承知の通り、豊橋は530運動発祥の地です。この活動を通し、清潔で住みよい環境づくりについて考え、実践できる子を育てたいと考えます。

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SKE集会であいさつの呼びかけを

SKE集会であいさつの呼びかけを

令和3年6月1日

 

 本日、SKE集会を開きました。コロナ禍のため、テレビ放送を利用しての開催です。内容は、あいさつの大切さを全校児童に啓発するものです。本校のゆるキャラ「あいさる」を交え、あいさつ攻撃により魔人をやっつけるという内容です。代表委員会のメンバーが、おもしろおかしく演技をし、笑いを誘っていました。

 集会にあわせ、各学級にてあいさつについての話し合いをし、子どもたちの関心を高める活動も行いました。中には、「あいさつって本当に効果があるの」との疑問をもった子もいたようです。表面的なとらえではなく、熟考しようとする態度が見え、うれしかったです。

 栄小学校では、あいさつ日本一を目ざしています。あいさつは、人と人との距離を縮めます。コロナ禍の今だからこそ、なおさら、大事にしたい活動です。学校内外で、「いつでも・どこでも・だれとでも」あいさつの声が響くよう、今後も指導を続けます。

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3年生自転車安全教室

3年生自転車安全教室

令和3年6月1日

 

本日2,3校時、3年生児童を対象に自転車安全教室を実施しました。自転車の持ち込みについては、保護者の方々のご理解、ご協力感謝しております。

さて、「自転車に乗れる」のと「自転車に安全に乗れる」のでは雲泥の差があります。私自身、苦い思い出があります。小学生時代お祭りの日、手にいっぱいの花火をもち、自転車を運転していました。ふと、友達が「自転車を交換しようぜ」と誘います。これが悲劇の始まりです。友達の自転車は左ブレーキがかかりません。狭い路地で、対向車が走ってきます。ブレーキがきかないので、止められません。車にぶつかるか、道横にある民家に飛び込むか。瞬間、後者を選択し、ガラスドアに自転車ごとつっこみました。当然、ガラスが割れ、顔も手足も傷だらけです。流血した状態で家主に怒られ、家に帰れば母親に怒られ、病院で治療後、母親と謝罪に行き、またまた怒られ・・・。

自転車に乗れることと安全に乗れることは別物だ。その時、身をもって学ぶことができました。

 そんな話を聞き、子どもたちは実地訓練を始めました。安全確認をしながらの運転は、子どもたちにとって難しいようです。どの子の表情にも、真剣さが前面に出ていました。「自転車の乗り方への意識を変える」そんな活動となりました。

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1年生交通安全教室

1年生交通安全教室

令和3年5月31日

 

 今朝、テレビ放送を利用し、全校朝会を行いました。児童代表と校長とのあいさつから始まり、校長の話、生徒指導担当者の話と続きます。

 校長からは、3点。「友達が喜ぶ姿を見て、自分も喜べる子に」「学校での学習を学びに行かせる子に」「熱中症対策、こまめな休養と給水を」の話をしました。

 生徒指導担当者からは、タブレットの使い方についての注意事項を話しました。本校では、週末にタブレットを家庭に持ち帰らせています。このとき、情報モラル上、留意しなければならない事項もあります。SNSの利用の仕方などです。

 「タブレットに悪口を書かない」「顔写真を掲載しない」特に、この2点を強調して指導をしました。

SNSの使い方については、事件等も発生し、社会問題にもなっています。ただし、利用の仕方によっては、私たちの生活をより豊かにしていくものとなります。子どもたちに対しては、情報モラル等こまめな指導を繰り返すことにより、幸せな生活や社会を創造できる使い方を身につけさせていきたいと願います。

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1年生交通安全教室

1年生交通安全教室

令和3年5月25日

 

 交通指導員9名の方をお呼びし、1年生を対象に交通安全教室を実施しました。「自分の命は自分で守る」1年生のうちからもたせたい意識です。危険予測を立てたり、交通法規を覚え活用できるようにしたりと、今後系統的な指導が必要となります。

 まずは、飛び出しをしないことや道路を安全に横断できるようにしていくことが重要です。歩行の仕方についての説明を聞いた後、学校外の歩道で実地訓練です。正門から出るとき、「一度止まって右、左、右を見る」全員の子たちが体験をしました。

 ある子は、一時停止ができず、交通指導員さんから「つられて動いてはだめ」と指導されていました。「つられて動く」日常生活でも、よく見られる行為です。「この子は貴重な体験ができてよかったな」と感じた一場面でした。

 コロナ禍のため、指導員の方々は遠慮され、校長室でのお茶を飲みながらの情報交換を遠慮されました。来年はぜひ、情報交換の場がもてる状況になることを願います。


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職員みんなでプール掃除

職員みんなでプール掃除

令和3年5月24日

 

 緊急事態宣言の発出により、本年度の水泳指導は休止となりました。しかし、いつでも水泳指導が始められる状態に準備をしておく必要があります。

 昨年度は、年度当初から中止の指示があり、プール掃除を行いませんでした。放置期間が長く、「ひょっとしたら危険物が混入しているかもしれない」「子どもにプール掃除をさせたものの、このまま実施せずに終わったら、子どもたちの達成感が半減してしまう」これらの思いを職員間で共有し、本年度は職員作業としてプール掃除を実施することとしました。

 幸い、危険物の混入はなく、泥だらけになりながらも笑顔でプール掃除を進めることができました。プールフェンス越しに、声援を送る子どもたちの姿も見られました。子ども中心で教育活動を実施する。その一端が垣間見える活動となりました。


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野外教育活動(5年生対象)の日程変更

野外教育活動(5年生対象)の日程変更

令和3年5月14日

 

 コロナ禍のため、市内の野外教育施設では、宿泊体験を行っていません。再開の見通しも立っていません。そのため、本校では、他の市内小学校同様、日帰りで実施する方向で案を立てています。また、例年であれば、自主自立・奉仕・団結友情をめあてに掲げるのですが、三密を防ぐため、団結友情についてはあえてめあてから外しました。

 これら三つのめあての達成を目標に、コロナ対策を講じながらの活動となります。メインは、飯盒炊さんです。調理や会食の密を防ぐため、「袋カレー」や「袋ライス」を個人個人で作っていきます。(インスタント食品ではない)これらのメニューは、災害時にも有効となります。

 その他、海岸を散策し、自然を満喫しながらの学級写真撮影、野外教育センター周辺でのオリエンテーリング、施設内の奉仕清掃を予定しています。これらの工夫や活動を通し、子どもたちにとって心に残る野外教育活動にしていきたいと考えます。

 緊急事態宣言期間の中、保護者説明会については紙面開催としました。そのため、学校側の意思が保護者に伝わるのか、心配な面もあります。今後は、保護者意見を集約し、同意書にて参加の有無を確認していきます。後日、活動の様子を改めてお知らせします。

令和3年度野外教育活動

 

期 日 令和3616日(水)

場 所 豊橋市野外教育センター

    豊橋市伊古部町枇杷ヶ谷57-12

     0532―21-2133

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運動会を延期します

運動会を延期します

令和3年5月11日

 

 先日、運動会の練習を始めましたとお知らせしたばかりですが、緊急事態宣言発令(5月12日~31日予定)に伴い、2学期以降に延期をすることにいたしました。子どもたちが楽しみにしており、準備も始めていたのでやりたい気持ちはやまやまでした。しかし、子どもたちの安全・安心に勝るものはありません。昨年度同様、11月に予定されている学習発表会の中での開催といたします。

 併せて、野外教育活動(5年生児童対象)も泊なし日帰りでの開催といたします。保護者説明会も紙面開催とさせていただきました。

 その他の行事や会合も見直しを図っていきます。ただ、単に中止とするのではなく、延期を含め工夫をしての開催の道を探っていきます。

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運動会の練習が始まりました

運動会の練習が始まりました

令和3年5月6日


 5月22日(土)運動会に向けての練習が始まりました。運動場のぬかるみも午後には消え、さわやかな風を受けながら練習を進めることができました。

 今年はコロナ禍での開催です。三密を避けるため、全校を三分割しての進行となります。ご家族の方にはお子さんの出番に併せて参観していただくようにとお願いをしています。

 コロナ対策に加え、熱中症対策も必要となります。こまめな休憩と水分補給を取りながら、練習を進めていきます。

 子どもたちの活躍の場面は少なくなりますが、その分、短期集中。当日の子どもたちの活躍、後日改めて紹介します。


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第1回班長会を行いました

1回班長会を行いました

令和3年4月27日

 

 朝、南部中学校南の交通立ち番をしていると、通過するドライバーの方々のマナーの良さにいつも感心させられます。横断歩道の前後での徐行はもちろん、歩行者を見ると横断歩道のかなり手前で停止をしてくれます。中には、「いつもありがとう」と声をかけてくださる方もいらっしゃいます。停止時間がのびても、静かに子どもの横断を見守ってくださいます。朝からさわやかな気分になれる大好きな時間です。

本年度スタートから、1か月が過ぎようとしています。毎朝、登校をリードする通学班の班長を集め、第1回班長会を行いました。

「みんな協力してくれるよ」「違う道を通ることはないなあ」という声に混ざり、「あいさつ、誰もしてくれない」といった声も聞こえてきました。

 成果や課題に加え、班長さんたちの喜びや焦りを吸い上げ、それを職員間でも共有していきます。そして、適宜アドバイスをしたり、時には手助けをしたりします。こうすることで、班長さんたちのやる気を継続させていきます。

 班長会の写真に加え、70周年記念式典事業の一環として作成した記念横断幕の写真も掲載します。

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授業公開を行いました

授業公開を行いました

令和3年4月26日

 
 三密を避けるため、地区別に3日に分け、授業公開を行いました。子どもたちの活躍の場面を見守ると同時に、学校生活の理解に役立てていただければ幸いです。

 さて、GIGAスクール構想に伴い、ICT機器の活用も順調に進んでいます。どの学年もICT機器を授業で積極的に活用しています。本日の参観授業では、タブレットを活用した地図の学習が見受けられました。これ以外でも様々な用途で活用されます。

 国語の学習では、ネームプレートの活用が見られました。協働学習では、誰がどのような意見を発表したのかを、子ども自身が確認をしながら授業を進めていきます。共感や批判を通し、自分なりの価値観を形成していきます。

 さて、GW明けにお試しとしてタブレットを家庭に持ち帰ります。お子さんと一緒にご家族皆で楽しんでください。

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1年生と仲良くする会がありました

1年生と仲良くする会がありました

令和3年4月20日

 1年生と仲良くする会を、テレビ放送にて行いました。2年生から6年生まで、それぞれ学年ごとに出し物をし、楽しい雰囲気の中、栄小学校の特色について紹介をしました。



 
 
 1年生の子たちが、栄小学校に仲間入りす

るためには、栄小学校のことをよく知るとと

もに、あいさつをすることが大切です。

 6年生の子扮するマスコットキャラクター

「あいさる」が、あいさつの大切さを説いて

くれました。

 【あいさつ4つのキーワード】

 〇いつでも 〇どこでも 〇だれにでも 〇自分から

 

 会終了後、あいさるからメダルがプレゼントされると、「ありがとうございます」とお礼のあいさつが聞こえてきました。

 あいさつを介し、1年生を含め、児童間の交流が盛んになることを願います。ご家庭でも、あいさつについて話題にしていただけると幸いです。



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退任式がありました

退任式がありました

  令和3年4月16日


 今回の異動で、13名の教職員が転出し、14名の教職員が転入しました。
 4月15日、10名の転出者をお呼びし、リモートでの退任式を行いました。




 モニターを通してのあいさつとなりましたが、話し手聞き手双方、心を通わせての会となりました。保護者・地域の方、心温まるご支援ご協力を賜り、ありがとうございました。併せて、転入職員についてもご高配賜りますようよろしくお願いします。

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安全な登校のために

安全な登校のために

令和3年4月9日
小 松

 子どもたちの登校時の安全を図るため、本校では通学班による登校指導を実施しています。

 登校二日目の早朝、通学班の班長や団長を集め、担当より登校の様子についての確認を行いました。集合の仕方、歩き方、あいさつの様子についての確認です。年度当初ということもあり、話を聞く班長さんや団長さんの表情には、自信がみなぎっていました。朝、登校指導時の班長さんたちの働きを見ても、がんばろうとする気持ちがひしひしと伝わってきます。
 さて、子どもたちに力を授けようとしたとき、そこには丁寧な指導が必要となります。ゴルフ場での練習のように「打ちっぱなし」ではいけません。事前に説明をし、実際にさせてみる。そして、その様子を確認し、評価をする。(ほめたり、注意したり、励ましたりする)その後、さらなる工夫をさせ、実施させる。様々な職場で、同様の研修がなされているのではないでしょうか。
 この後、班長・団長さんは通学団会や通学班下校に臨みます。自分の命はもとより、自分の管理する多くの命を守るのだという自覚と責任をもって。

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全校児童へのメッセージ

全校児童へのメッセージ

令和3年4月8日
小 松              


    今日は、全校児童にとって、1年のスタートの日です。朝、通学の様子を見るとどの通学班も班長を中心に、安全登校を心がけていました。また、大きな声で元気よくあいさつをする様子も、多々見られました。

がんばろうという気持ちが、ひしひしと伝わってきました。安全指導をしてくださる地域の方々も子どもたちのがんばりを温かく見守ってくださっていました。

子どもたちの今のがんばりを大切にしなければと、決意も新たにした瞬間でした。




始業式にて、校長として次のようなあいさつをしました。

 〇新年度のスタートにあたり、目標を立てることが大切。

 〇校長先生の目標は三つ。

① 元気よくあいさつする。

② いつもにこにこする。

③ 毎日遊ぶ

 〇こうすることで、みんなが楽しく生活、学習ができるようにしたい。

 〇栄小は、みんなが生活するみんなのための学校。校長先生に協力してね。

 

 さらなる子どものがんばりは、認め、ほめることから生まれます。皆様、温かい目で子どもたちを見守り、励ましていただけると幸いです。



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祝 入学式

祝 入学式

令和3年度
小 松    

新1年生の皆さん、保護者の皆様 おめでとうございます

 穏やかな春の日差しに包まれながら、令和3年度の入学式を挙行することができました。式辞のなかで、1年生の子どもたちに三つのことを話しました。

 

① 元気よくあいさつしよう

② 友達をたくさんつくろう

③ 交通安全に気をつけよう

 

 コロナ禍ではありますが、あいさつについては力を入れていきます。また、交友の中でけんかも起こるでしょう。この時の仲直りが、とても重要です。経験を通し、他者をおもいやる心を育みたいものです。交通安全では、特にとび出しが危険です。注意深さを身につけさせる必要があります。

 1年生の子どもたちにとって、小学校生活6カ年のスタートであり、義務教育間9カ年のスタートであり、社会人になるまでの学びの期間のスタートであります。様々な交友と経験を通し、精神的な自立を果たせる人へと成長させたいと願います。そのためには、学校・保護者・地域が手を取り合いながら子供の成長のために尽力していくことが重要です。とうぞ、よろしくお願いします。

 追伸 式辞の中で、「6年生は、式に参列できないが、その分心を込めて会場準備をした。会ったらお礼を言おうね」と話しました。明日、通学班の集合場所で、1年生と6年生とで素敵な出会いがありますように。





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