学校の様子

学校の様子

全校朝会(令和5年6月6日)

 ◎校長先生のお話

みなさん、6月18日は何の日か知っていますか。豊橋市が決めた特別な日で、「豊橋・学校いのちの日」です。毎年、「豊橋・学校いのちの日」についてお話をするので、知っている子も多いと思います。13年前の6月18日、野外教育活動中の手漕ぎボートが転覆して、章南中学校1年生の西野花菜さんが亡くなるという事故が起きました。朝「いってきます」と言って出かけたのに、「ただいま」と帰ってくることができなかった悲しい日です。この日を忘れずに、命の大切さを考える日にしようと「豊橋・学校いのちの日」を決めました。

今日は、「ぼくはなきました」(くすのきいげのり・さく、石井聖岳・え)という絵本を紹介します。(実際は、読み聞かせをしました。ここではあらすじです。)

【「自分のいいところを書きましょう」という授業で、自分のいいところが書けなかったそうたくん。毎日のできごとを振り返ってみると、みんなのいいところはたくさん見つけられます。そうたくんは、消しゴムを握りしめて泣きそうです。そんなそうたくんの近くに先生が来ます。「先生・・・、お母さんや友達のいいとろこは見つかったけど、ぼくのいいところは見つかりません。」と涙が出そうになりながら話すそうたくん。先生は、「友達のいいところをたくさん見つけられるのは、そうたくんのいいところですよ。」と紙に書いて渡します。そうたくんは、うれしくて、ちょっとだけ涙が出てしまいました。というお話です。】

みなさんは、自分のいいところや友達のいいところを見つけられますか。みなさんにも、周りの人にもいいところがあります。自分も大切ですし、周りの人も大切です。みんな大切な命をもっています。自分の命やみんなの命を大切にしてほしいと思います。